- バックエンド
- PM
- フロントエンド
- Other occupations (3)
- Development
- Business
こんにちは。
この度、アイディオットでWantedlyやオウンドメディアなどのライティングを担当することになりました上村です。
今回は、プレスリリースで語り切れなかった、
弊社のデータマッチングプラットフォーム「DP2」サービスにおける、
データ販売に関するリリースの裏側ストーリーをインタビューしていきます🎤
#登場人物
代表取締役社長 井上智喜
【プロフィール】現在28歳、21歳の首都大学東京在学中に、株式会社アイディオットを創業
営業/要件定義/デザイン/開発/収益化まで1人で従事。起業当初からAIの開発とシステム開発事業を展開、
地道な営業を重ね在学中に多数の大手企業との取引を実施。
現在は東京・大阪・中国とグローバルに拠点を有している。また、カリフォルニア工科大学、インド工科大学、上海交通大学、ロシア工科大学、 東京大、京都大、東京工業大などでデータサイエンスを学んだ精鋭メンバーとAIについて研究する「人工知能ラボ」を主催している。
ライティング 上村陸
【プロフィール】現在22歳
コロナ渦での就職活動に満足できず、広告業界の内定を断って大学4年の1月に思い切って上京。 東京に拠点を移し就職活動を継続する中で株式会社アイディオットに出会い、ライターのアルバイトとして入社。
文通を趣味にしており、中学生の頃から現在に至るまでその歴は10年にも及ぶ。最近は受け取った手紙の保存方法に頭を悩ませている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Q.DP2(データ売買)事業を始められて、いかがでしょうか?
井上:
データ売買において、買う人のニーズはすごく高いです。大企業から中小、ベンチャーを含めてデータを求めている方はとても多くいらっしゃいます。しかし、データを売る側は慎重です。
例えば少し前のお話になりますが、大手銀行がデータ販売を始める際にクレームが入ったように、“データを売る”という行為はレピテーションリスクがあるものなので、その点を懸念されている方は多くいらしゃる印象を持っています。加えて、個人情報保護法の観点から、個人が特定できるようなデータは絶対に売ることができません。
このような点を含め、データ売買は正しく慎重に、aidiot社で精査していくことが大事であるという風に思っています。
データ購入を望む人は多いので、データの利活用に関するニーズは現状高く今後可能もニーズが高まるプラットフォームになるのではと思っています。
Q.DP2が開発された当初の展望通り、進んでいますか?
井上:
当初の予定とは少し違っています。
例えば、M&A等も一昔前はヒトが仲介していて、最近ようやくマッチングサービスが使われるようになってきたという感覚はあるのですが、データもそれにすごく似ていて、マッチングだとやはりまだ厳しい部分もあるという風に思っています。
しかし、間に弊社のスタッフが介入することで、マッチングがスムーズにいくという事は多くあります。
Q.DP2事業の導入事例や、使ってほしい企業・業界について教えてください!
井上:
導入事例としましては、1つの方法として、AIの教師データとしてご活用いただくケースがあります。
2つ目としては、マーケティングや営業のデータとして使うやり方があります。
企業や業界については特段セグメントを分けている訳ではなく、自社で持っているデータに対してさらに付加価値を高めるためにデータをご購入いただくケースが非常に多いように感じています。
例えば、自社が持っている飲食店の営業リストに対して、席数や顧客単価、平均回転率などのデータを結合することで、より具体的な提案ができるようになるかと思います。
Q.今、どんな困難・課題に立ち向かっていますか?
井上:
課題としましては、“データを活用したビジネス展開”がまだまだ浸透していないと感じています。
言い換えるならば、“データをもっとカジュアルに使えるようにしたい”ということです。
例えば、PCサイトのような感じで、“カートに入れて買う”といったような構想を考えております。
Q.前述の困難・課題をどう乗り越えていく算段ですか?
井上:
現在、弊社が抱えている課題に対して、社内でDXチームを抱えているような会社さんは大丈夫なのですが、DXチームを抱えていない企業さんが多いという印象を持っています。
そのため、そういった所のコンサルティングであったりだとか、実際に手を動かしてサポートする、というような所にも高いニーズがあるという風に受け止めています。
弊社の課題に対する算段といたしましては、こういった会社さんのニーズにどんどん答えていく点にあるのだと考えております。
とはいえ、自社ではリソースが足りなくて受けきれていない部分があるので、その点はしっかりと人材採用をし、教育していくことで対応出来るようにしていきたいと考えております。
Q.前途の困難・課題を乗り越えた先に、どんな社会を実現できると思いますか?
井上:
内閣府が提唱している『society 5.0』という構想に基づくのですが、『society 4.0』で情報爆発が起きて、街中を歩けば情報が溢れている時代になってきていています。それをどう整理するのか。
必要な時に必要な情報が手に入る社会というのが『society 5.0』だという風に考えているのですが、企業も同じで情報は整理しておいてる場所が一つあって、そこが“DP2”だと思っているのですが、それを必要な時に必要な情報を使う社会が実現できればなという風に思っています。
Q.今後の展望について教えてください!
井上:
データの売買もそうなのですが、データの販売に特化したニーズが多くあることは分かっているので、
データの販売に特化したECサイトやマーケットプレスのような物を用意したいという風に思っております。
これも粒度がさまざまあって、DMPのようなものでストリーム的に納品したりだとか、CSVで納品したりだとか、あとはBIツール等に入れ込んだ状態で納品したりだとか。
そのような様々なニーズがあるかなという風に思っております。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【インタビューの感想】
上村:
DP2(データ売買)事業においての“買い手のニーズ”は大変多くあり、そのニーズに対し、データの売り手として今後も様々な方法でアプローチを試みていくことで、内閣府が提唱している『society 5.0』という構想にも繋がる“必要な時に必要な情報を使う社会への実現”が期待できることに私自身もワクワクしてしまいました!
また、本記事は私のライターとしての初仕事でもありました。
これからも株式会社アイディオットの魅力についてどんどん発信していこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました!