こんにちは!エアリアルパートナーズ広報担当(@suzy)です。
2023年6月中旬、エアリアルパートナーズでは年に一度の「All Hands Meeting」を実施しました。All Hands Meetingは、全メンバーがオフラインで顔を合わせる機会として昨年よりスタートした社内イベントです。現在はオフィスワークへの回帰にも取り組んでいますが、これまではオンライン・オフラインのハイブリッドワークを採用しており、国内外問わず様々な地域にメンバーが散在しているため、オフラインで全員が集まるイベントはとても貴重なコミュニケーションの機会となっています。
前編ではイベント全体のレポートを公開していますが、後編の今回はイベントのメインコンテンツでもある「バリューワークショップ」についてレポートしようと思います。前編の全体レポートを見ていただくと後編の内容もイメージがつきやすいと思いますので、是非合わせてご参照ください💡
社内イベントの開催について
エアリアルパートナーズでは、事業としてデジタルアセットの社会実装過程における制度・技術・体験等の課題解決に取り組んでおり、業務面でも大きな社会課題に立ち向かえる強さ(専門性の高さ・自発性・連携力の高さ)を大切にしています。メンバーとの連携においても、特にコミュニケーションの共通言語となるミッション・ビジョン・バリューやカルチャーへの共感を大切にしており、取り組みの一つとして全員で会社と向かい合える機会を積極的に設けています。
「Value策定ワークショップ」概要👫
今回の「Aerial All Hands Meeting2023」は、テーマとして
エアリアルパートナーズが実現したい未来に向けた戦略解像度を高め、それを達成するための「あるべきチーム像」と向き合い、共創力・競争力を持ったチームの土台を構築する。
という内容を設定していましたが、エアリアルパートナーズは現在、事業フェーズの変化(コンフォートゾーンを抜け、軸足を置いている税務・会計領域からさらに総合サポート領域にコミットしていこうとしている変化)や、メンバーが増えたことによる組織の変化などを受け、社内で意識の足並みを揃える機会が必要となってきているタイミングでもあり、今回の大きな裏テーマとしても「バリューについて全員で見直しを行う」という狙いが設定されていました。
当日は4つのステップで「Value策定ワークショップ」を実施し、最終的にはチーム毎に3つのバリューを策定しました。
実施ステップ
1:Imput Time「Value策定時の振り返り from CEO」
2:Thinking Time「過去〜現在で大事にしてきた価値観・行動を考える」
3:Thinking Time「未来の価値観・行動(今までにはなかった、これから必要な価値観・行動)を考える」
4:Thinking Time「Aerial Partnersが大事にするべき価値観を考える」
[全体イメージ]
「Value策定ワークショップ」詳細✏️
言葉では分かるけど...具体的に何をしたら実現できるんだろう?ということで、実際に行ったワークの詳細を振り返りながらお伝えできればと思います。
1:Value策定時の振り返り from CEO
まずは前提条件のインプットとして、現在運用しているバリューがどのように策定されたのか、現在抱えている課題が何なのかを代表からお話いただきました。今回の取り組みを通して「今の事業や組織に合った内容にチューニングを行う」というのは大きな目的の一つですが、「運用する項目として5つは少し多いかもしれない」「全員が暗記できるくらいシンプルな表現に変えたい」といった実用面の課題もあり、今回は最終的に3つのバリューに落とし込むことをゴールにしました。(イベント内ではチームに分かれ、各チーム毎に3つのバリューを策定するところまで実施し、会社としての正式なバリューはそれを元に調整する機会を別途設け、fixまで進める予定です。)
<現在運用している5つのバリュー>
- 最速で動き、最大の価値創造をする
- ジェネラリストよりもプロフェッショナル
- 智よりも仁
- 美化よりもさらけ出す
- 安定よりも変化
2:過去〜現在で大事にしてきた価値観・行動を考える
ここからはチームに分かれて本格的なワークショップに入ります。最初はチーム内での個人ワークとして、10分間で「過去〜現在で大事にしてきた価値観」を配られた付箋に思いつく限り書き出し(付箋1枚につき1件)、その後の10分で順番に発表しながら各チーム1枚の模造紙に出し合います。
この時、内容が近いものは後でカテゴライズできるよう、ある程度のまとまりを作りながら張り出していきます。
[イメージ]
付箋を全て貼り出した後、今度は15分間でそれぞれの付箋の集まりがどのようなカテゴリーとしてまとめられるかタグを付けていきます。画像だと少し見辛いですが、このチームでは「未来思考」「プロフェッショナル」「チャレンジ精神」等のタグが付けられていました。
3:未来の価値観(今までにはなかった、これから必要な価値観・行動)を考える
さらに次の段階として、各個人10分間で「未来の価値観・行動(これからのエアリアルパートナーズに必要な価値観・行動)」を付箋に書き出していきます。同様に、次の10分で順番に発表をしながら同じ模造紙に張り出していきます。
このチームでは8〜9程度のカテゴリーにまとまっています。
4:Thinking Time「Aerial Partnersが大事にするべき価値観を考える」
最後は模造紙に洗い出されたタグ(カテゴリー)を参考に、特に重要だと思うものを各個人でピックアップし、15分ほどで3つのバリューに落とし込みます。カテゴリーをそのままピックアップしてもOK、近い内容をサマリーしてさらに適切な表現にしてもOK、という感じで、こちらも次の15分間で順番にチーム内で発表していきます。
最後に、各個人が出した3つのバリューを総括し、1チーム3つのバリューとして策定し、全体での発表を行いました。チーム内の意見が比較的似通っていてスムーズに決まったチーム、「当たり前」をどこまでバリューに組み込むか議論が白熱したチーム、言葉としての音感を意識していたチームなど、各チームメンバーの個性が表れていたのがとても良かったなと思います。
まとめ
チーム内での個人発表、全体でのチーム発表を通してみると、多くのメンバーが「これまで大切にしてきた価値観・行動」のニュアンスを残しており、現在のバリューが如何に大切にされてきた指針であったか、如何に浸透していた指針であったかを感じる場面がいくつもありました。今回は「全員が覚えられる」という実用面も意識していましたが、表現やバリューの数が変わっても大枠では元のバリューと近い構成になったりと、ワークショップの面白さを感じられる体験にもなりました。
今回はチーム毎にバリューを策定するステップまで進めましたが、今後はさらに調整を重ね、正式な「新バリュー」を策定するところまで進めていく予定です。
エアリアルパートナーズでは様々なポジションで採用募集中です!
現在エアリアルパートナーズでは、一緒にサービスを盛り上げてくれるメンバーを募集しています。暗号資産業界に興味のある方、ご経験を活かしたい方、是非ご応募ください!
募集ポジション一覧▽
https://www.wantedly.com/companies/aerial-p2/projects
[関連記事]
2023年7月10日、新サービス「Aerial Web3 Accounting(AWA)をリリースしました🎉
[コーポレートサイト]
[主な事業内容]
1:暗号資産の損益計算ツール「Gtax」シリーズの提供:https://crypto-city.net/
2:金融事業者向けデータ管理ソリューション「Aerial Data Manegement(ADM)」の提供:https://www.aerial-p.com/contact
3:暗号資産に係る確定申告サポートサービス「Guardian」の提供:https://www.aerial-p.com/guardian
4:暗号資産メディアの運用:https://www.aerial-p.com/media/
株式会社Aerial Partners's job postings