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【子育てエンジニア座談会】フルリモート・フルフレックスで、仕事と家庭の両立を目指すエンジニアも働きやすい環境が魅力

今回は、出産・育児などを経て活躍しているエンジニアの松尾さん、長谷川さん、金さんの座談会を実施。ADSならではの働きやすさや、仕事と家庭を両立するポイントなどを伺いました!


【プロフィール】

・松尾 賢介:プラットフォームセクション所属。ERPパッケージの運用保守、データウェアハウス構築、保守・運用業務などを経て、2018年にADSへ入社。現在はセクションリーダーとしてチームのマネジメントを行いつつ、PM業務にも携わっている。


・長谷川 志織:コラボレーションセクション所属。大学卒業後、シンガポールにて客室乗務員として勤務。

帰国後、結婚・出産を経て、未経験エンジニア養成プログラムに参加。2021年にADSへ入社し、現在はPower Platformを活かしたアプリや業務プロセスの自動化などのシステム開発に従事している。


・金 珉華:プラットフォームセクション所属。IT企業でのヘルプデスク、ネットワーク運用、プリセールス業務や、メーカーでの社内システム管理・運用業務などに従事し、2021年にADSへ入社。現在はPower Platform によるローコード開発や、SharePoint Onlineサイト構築・移行業務などに携わる。


――まずはみなさんがADSに入社した経緯を教えてください。

松尾:前職はIT企業にて、主にERPパッケージの運用保守業務やデータウェアハウスの構築業務に従事していました。5年ほど勤務したのち、ADSに転職したかつての同僚から誘いを受け、当社に入社しました。

 

長谷川:大学卒業後、シンガポールの会社に就職したのですが、シンガポールでは生活の至るところでITの技術が活用されていたことにとても驚いて。例えば当時、まだ日本には存在しなかった『Uber EATS』やタクシーの配車アプリなどが、シンガポールでは既に導入されていたのです。ITの力や面白さに魅了され、未経験でしたがエンジニアの道を歩んでみようと考えました。そして日本に帰国後、未経験エンジニア養成プログラムを受講し、当社に入社しました。


金:私は前職で社内システムの管理・運用業務に携わっていて、在籍中に産休・育休を取得後に職場復帰をしました。ところが、子どもの定期健診で仕事を休まざるを得ない状況が発生した際に、休暇を申請しても、会社の都合で取得できないことがあったんです。女性が私1人の職場でしたので、土日どちらか一日は必ず出ないといけないシフトを組む部署でしたが、女性で産休・育休から復帰したのは私が初めてで育児のため、平日のみのシフトにしていたことや、何よりも同僚たちが一生懸命働いているのに、自分だけ休むのは申し訳ない気持ちになってしまって。とにかく在宅勤務ができる会社に転職しようと考え、知り合いの紹介でADSに入社しました。


長谷川:分かります。私も転職先を選ぶ第一条件が、小さな子どもがいても働きやすい環境であることでした。そのような意味でもADSはとても魅力的な会社でしたね。


松尾:現在私は長谷川さん、金さんの直属の上司でもあるのですが、お2人が希望する働き方などを事前に聞いていましたので、なるべく叶えられるようなサポートをしようと考えていました。



――みなさんの育児の状況について教えていただけますか。

松尾:保育園に通う1歳半の息子がいます。子どもが産まれる前は在宅勤務が中心でしたが、子どもが成長するにつれ、家で集中して仕事をすることが難しくなってしまって。現在は出社と在宅が半々程度の割合です。


金:保育園に通う5歳の息子がいます。出産前はそれこそ1日中仕事をしている感覚でしたが、今は子どもがメインの生活ですね。当社は裁量労働制を導入していて、コアタイムもないので、時間の使い方を工夫しながら仕事をしています。


長谷川:幼稚園に通う5歳の娘がいます。私も金さん同様、出産前は昼夜問わず働いていましたが、ADSに入社後はフルフレックス・フルリモートワークでバランスを保ちながら働いています。


松尾:裁量労働が認められているのが、本当にありがたいですよね。私も朝は子どもの支度や家の片づけをしたあとに仕事を開始しています。夕方も、妻と子どもが帰宅後はいったん仕事を終え一緒に過ごし、残務がある場合は子どもが寝たあとに行っています。


金:うちは子どもがあまり長い時間保育園にいることを好まないため、16時30分にはお迎えに行けるよう、逆算して1日のスケジュールを立てています。必然的に、朝は4時30分に起きていますね。


松尾・長谷川:4時30分!早い!!


金:朝は子どもが寝ているので、仕事もはかどるんですよ。起床後6時30分頃まで仕事をし、その後9時までは朝食や洗濯、掃除、子どもの支度に費やします。我が家は、保育園の送りは、同じくリモートワーク中心の夫が担当しています。9時に仕事を再開し、16時を目安に一旦終了。息子が帰宅後はなるべく一緒に遊ぶなど、子どもとの時間を大切にしています。仕事が残っている場合は、夕食後に行うこともありますね。


長谷川:朝は6時30分頃起床し、娘の弁当や朝食の準備をします。我が家も幼稚園に送るのは夫の役割です。家の片付けなどを行ったあと、9時に始業します。仕事の合間に休憩も兼ねて洗濯などの家事を行い、ランチタイムには夕食の準備も終わらせてしまいます。午後に仕事を再開し、18:00前には預かり保育を利用している娘を迎えに行きます。うちの娘は、以前は保育園に通っていて、途中から幼稚園に転園しました。幼稚園は親がコミットする行事などが多いと言われますが、ADSで働いているからこそできた選択だと思います。


金:本当にそうですよね。私も今の生活はADSだからできるものですし、とてもありがたく思っています。


★3人のスケジュール例




――特に「時間の使い方」に関して、意識していることはありますか?

長谷川:家事を溜めないことでしょうか(笑)。


松尾:仕事もそうだよね。仕事を溜めない、諦める。どうしてもその日中に終わらせなければならない仕事以外は、翌朝に回すとか。子どもが産まれる前後で、朝の時間の使い方が変わった気がします。


金:子どもが休みの日は、特に仕事を諦めますよね。


松尾:そうそう。“ながら”はできないんですよね。どちらかに見切りをつけなければならない。勤務時間に縛りがあると、どうしても子どもの面倒を見ながら仕事をするような状況が生まれてしまうと思うんです。その分、当社は裁量労働制なので、「あとでやろう」という判断ができるんですよね。


長谷川:エンジニアという仕事柄、時間の融通が利きづらいのではというイメージを持たれがちですが、うちはリーダーの松尾さんがかなり配慮をして仕事を割り振ってくれています。案件の内容や条件を見てできるかどうかを判断してくれたり、時間の制約が少ない案件を任せてくれたり。


松尾:特にADSのお客様は、理解がある方々が多いと感じます。私だけでなく、社長の及川も含めてお客様と調整しやすい関係性が築けている点も大きなポイントだと思います。


金:お客様にもリモート前提という話をしていただいていますし、案件のたびにこちらの状況を確認していただけるので、安心して業務に臨むことができています。


――松尾さんをはじめとする上司からのサポートに関して、特に印象的だった事柄はありますか?

金:私は子どもの事情で、平日の日中に、途中で仕事を抜けなければならない場面が定期的にあります。お客様によっては業務の調整が必要になるのですが、それを踏まえて案件を振ってくれたり、フォローできる人を付けてくれたりといったサポートが本当にありがたいなと思いました。

また、子どもが急に発病した際などに、関係する人たちにその旨を伝えておけば、途中で業務を終了しても特に問題はありません。それどころか、松尾さんをはじめ周りの方々が「何か伝えておくことはある?」などと気遣ってくださるんですよ。社長も全面的に配慮してくれていて、「子ども優先でいいよ」と言ってくださるので、心が軽くなりました。


長谷川:そうですよね。私もプロジェクト内の進捗確認ミーティングの際に、松尾さんがいつもこちらの状況を聞いてくれることに感謝しています。仕事の話だけでなく、子どもの話もできる環境がありがたいですね。

 

松尾:むしろ、仕事よりもプライベートの話のほうが多いかもしれない(笑)。

 

長谷川:松尾さんとは、子育て中同士で分かり合える部分が多いんですよ。

 

松尾:お二人は親として先輩ですから、私から相談することが多いですね。洋服やおもちゃなどのおさがりを譲ってもらったりすることもあるんですよ。

 

長谷川:私もついこの間、金さんにランドセルの相談をしたばかりです(笑)。ADSにはほかにも子育て中の社員がたくさんいますので、いろいろと情報交換をする機会が多いですね。


――裁量労働制というお話もありましたが、そのほかに育児中の社員が働きやすさを感じる制度などはありますか?

松尾:もちろん、産休・育休制度はきちんと整備されています。私も妻の出産に合わせて3週間程度休みをもらいましたし、今後は男性でも育児休業を取得する社員が増えてくるのではないかと思います。また人事評価制度についても、産休・育休中の社員が職場復帰をするにあたって、モチベーションを保ちながら復職してもらうための仕組みを整えています。

さらに、フルリモートで場所の制約がないことも大きいですね。出社の有無も自由ですし、私の知る限り、お客様先に常駐するケースはあまりありません


長谷川:フルリモートは本当にいいですよね。私も、しばらく実家に滞在しながら仕事をすることがあります。


金:移動の必要がなく、家事や育児、仕事に時間を使えるのは大きなメリットですよね。しかも、フルリモートとはいえ、まったく顔を合わせないわけではありません。私たちのチームの場合は、月に1回「ランチ会」を実施しています。みんなで食べたいものや行ってみたいお店を提案して、チームメンバー全員でランチに行くんです。ランチなので子どもが園に行っている間に参加できるのも、子育て中の社員には嬉しいポイントです。


松尾:我々の職種はITエンジニアですので、日々新たな知識を習得する必要があります。一方、育児などに追われ、なかなか勉強する時間が取れないなかでも、当社には各種オンライン研修を無料で受講できる制度があります。動画学習のため、スキマ時間で勉強できるメリットはとても大きいのではないでしょうか。また、IT関連の資格試験に関しても受験料の補助がありますし、合格したら報奨金の支給もありますので、“家計にも優しい”制度が充実していると感じます。



――仕事と家庭の両立という点も含め、今後の目標をお聞かせください。

松尾:私はみなさんの上司にあたる立場ですので、各メンバーがいずれはサブリーダーやリーダーとして活躍できるような働きかけを行っていきたいな、と。仕事と家庭を両立しつつも、しっかりとキャリアを積んでもらえるようなサポートを目指しています。そのために、現在は定期的な1on1を通じて、自身の経験を踏まえたスキルアップの方法をお伝えしたり、メンバーのキャリアに関する相談などにも乗っています。


長谷川:本当に、松尾さんには何でも気軽に相談しています。私はエンジニア未経験で入社しているので、今はスキルを身に付けている段階です。どんどん経験を積み、いずれはサブリーダーなどを目指していきたいですね。


金:私も最終的にはサブリーダーやリーダーを目指しつつ、ワークライフバランスも保っていきたいです。やはり、ライフの部分が安定していないと、仕事もうまく進まないと思うので。


松尾:たしかに、仕事もプライベートも楽しめることが一番だよね。


金:そうですね。私も去年、まずは子どもを優先したいので、現状維持をしたいという要望を松尾さんに伝えました。会社側も受け止めてくださり、全面的にフォローいただいている状況です。


――最後に、仕事と家庭を両立させたいと考える求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

長谷川:ADSには、子育てだけでなく、趣味なども含めて「生活」と「仕事」を両立しやすい環境があります。エンジニアとしてのスキルを磨くのはもちろんのこと、さまざまな領域で自分がやりたいことを追求できる柔軟な風土も特徴的です。個人的には、ママ友が増えたら嬉しいなと感じます!


松尾:当社は「beyond time and space」というビジョンを掲げています。子育て中の社員が働きやすい環境などは、まさに「時間と空間を超えて価値を創造する」という理念を体現できている状態なのではないかと思います。IT企業にも関わらず、女性社員が半数以上を占めていますし、在宅勤務の手当ても充実しています。また、中途入社のメンバーも多いので、新しく入った方も馴染みやすい環境ですし、多様な背景を持った社員が集まっていて、刺激も多いですね。


金:多様性という面では、外国人にも優しい会社だと思います。私は韓国出身なのですが、母国に帰る際も長期休暇を取る必要がありません。PCさえあればいつでもどこでも仕事ができるので、まさに先ほど松尾さんがおっしゃった「beyond time and space」という理念のもと安心して働くことができています。今後も性別を問わず、育児をしながら仕事に打ち込める仲間が増えたら嬉しいですね。


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