私たちは、「企業進化の実現を支援し、社会へ貢献する」企業を目指しています。そのために、“「技術」×「知恵」=顧客課題の解決・新しい価値の創造”であるという考え方を大切にしながら、Microsoft 365を中心としたソリューションを幅広くご提供しています。要件定義から導入・運用まで一貫して自社で行っており、豊富なプロジェクトバリエーションを強みとしています。
今回はオペレーションセクションでリーダーを務める宮下さんにインタビューを実施。同セクションで働く魅力や、組織づくりにかける思いなどを伺いました。
【プロフィール】
宮下 侑己:インターネットサービス会社や外資系IT経営会社などを経て、2019年にアドバンスド・ソリューションへ入社。現在はオペレーションセクションのリーダーとして、事業戦略の立案や人材採用・育成業務に従事。
人柄や仕事に対する考え方に惹かれ、入社を決意
――まずはオペレーションセクションの概要を教えてください。
お客様先における、Microsoft 365全般に関する運用保守支援業務を担うセクションです。お客様先の運用保守チームに加わり、運用ルールの整理や調整を行ったり、Microsoft 365製品の使い方をお客様にレクチャーしたりする業務が中心です。
――宮下さんがオペレーションセクションにジョインするに至った経緯は?
前職での経験が大きいかと思います。当社に入社する前は、外資系IT経営会社の情報システム部にて、SharePointを使った社内サイトの運用保守業務に従事していました。そのときの経験が、当社に入社後も運用保守業務に関わるきっかけとなりました。
――そもそも、なぜアドバンスド・ソリューション(以下、ADS)に転職を決めたのでしょうか?
前職でADSのメンバーと一緒に仕事をする機会があり、社員の人柄や仕事に対する波長が自分に合うと感じたからです。私はどちらかというと技術力を極めるというよりも、お客様とコミュニケーションを取りながら仕事を進められる環境で働きたいと考えていました。まさに当社社長の及川も、「顧客目線に立った運用保守業務」に特化した組織を作りたいという思いを抱いていたようで、互いのニーズが合致したことからADSへの入社に至りました。
ミッションは運用業務の安定的な基盤を作ること
――宮下さんはIT以外の仕事も含め、複数の業種や職種を経験してきたとうかがっています。これまでの経験がADSの仕事にどのように活かせると感じましたか?
一番は「調整能力」でしょうか。これまでの仕事でも、さまざまな関係者と丁寧にコミュニケーションを重ねながら、相手の要望を満たしていくプロセスに関わる機会が多くて。自分が介在することで、周りの人たちが仕事をしやすくなるようなアプローチをしてきたので、そのような経験が当社の仕事にも活かせるのではと思いました。
また、元々チームワークを大切にしたり、相談に乗ったりすることが比較的得意だったため、マネジメントスキルの面でも貢献したいと考えていました。
――マネジメントというお話がありましたが、宮下さんは現在オペレーションセクションのリーダーを務めています。リーダーの役割を教えてください。
そもそもオペレーションセクション自体が、当社内で4~5年前に立ち上がった組織です。当社が強みとする開発業務だけでなく、運用業務も同時に拡大することで、バランスの良いビジネスを成立させていくことがオペレーションセクションのミッションです。
そのなかで、私に課せられているのは、まずは運用保守ビジネスの安定的な基盤を作ること。リーダーになり1年ほど経ちましたが、徐々に事業の形ができあがりつつありますので、さらにメンバーを増やしながら組織を拡大していくことが私の役割です。
――セクションリーダーとして、どのようなことを意識しながら仕事をしていますか?
開発セクションとの連携をスムーズに行うことです。現場で発生した些細な問題も、開発セクションと連携を取ることで迅速に解決できるようになります。
そのために、最も大切にしているのが「コミュニケーション」です。当社の仕事は基本的にフルリモートのため、なかなか対面で会話をする機会がありません。だからこそ、他のセクションとも密にコミュニケーションを図りながら、円滑に仕事を進められるよう意識しています。
ITに触れる入り口として幅広い知見を得られる仕事
――新たにオペレーションセクションに加わるメンバーは、どのような業務を行うのでしょうか?
お客様先の運用保守業務がきちんと進むようなサポートをしていただきます。Microsoft365製品に関しては、お客様社内の部門によって使うシステムや運用ルールが異なるケースが多いため、まずはシステムやルールの整理を行います。そのうえで、新たに運用ルールを定めたり、必要であればお客様に製品のレクチャーを行ったりなど、お客様と連携しながらプロジェクトを推進してもらいます。
尚、新しく入社した方のバックグラウンドや入社時期にもよりますが、育成に関しては「なるべく現場で学んでいってほしい」という方針を掲げています。現場でしか経験できないことがたくさんありますし、早期成長にもつながるからです。そのうえで、不足する技術や知識は、私たち先輩社員が一緒に補いながら、スキルアップを目指していただきます。
――ADSのオペレーションセクションではどのような能力開発ができますか?
システムの全体像を幅広く理解する視点が獲得できると思います。というのも、オペレーションセクションでは1つの技術に特化するのではなく、幅広い技術を扱っています。また、1社のお客様のなかでも複数のシステムが存在しますので、業務を通じて各システムに関する知見を高めることができます。ですから、今後開発業務に従事するうえで、「そもそもお客様とどのような会話をすればよいのか分からない」といった課題を持つ初心者の方にも、お勧めできる環境ですね。
また、運用保守業務は約半年〜1年間と長期スパンで案件に関われますので、自分が進みたい道をじっくりと見定めながら、興味のある技術を選ぶことができます。そのような意味でも、IT業界に興味はあるもののあまり経験がない方や、どのような道に進みたいのか悩んでいる方は、運用保守業務から実績を積んでいただくとよいのではないでしょうか。
――オペレーションセクションのメンバーのキャリアステップは?
技術的な分野を極めたい場合には、開発セクションに進むことも可能です。また、運用保守業務に関しても、より上段から関わる運用コンサルティングなど、さまざまな選択肢があります。オペレーションセクションでの経験を通じて、最終的には各メンバーが希望するキャリアを実現できるようなサポートをしています。
――宮下さんが感じる、仕事のやりがいや面白みについて教えてください。
お客様と共通の目的を見据えながらゴールに向かって伴走し、課題を解決したり目標を達成できたりしたときにやりがいを感じます。運用保守の仕事は、プロジェクトのスタートからゴールまで一気通貫で関わることができますので、やりきったときの達成感は何にも代えがたいものがありますね。
事業の成長に向け、組織づくりにも関われる面白さ
――今後、どのような組織を作っていきたいですか?
最終的には“リーダー”しかいないような組織にしていきたいですね。すなわち、1人でプロジェクトを回していける人材を増やすことが目標です。未経験からの挑戦でもまったく構いませんが、ぜひ「リーダーになってやるぞ」という気持ちを全員に持っていてほしいと考えています。
――そのような組織を目指すにあたって、求める人材像を教えてください。
お客様や社内のメンバーと、きちんとコミュニケーションを取りながら仕事に臨める方。そして、初めて取り組む事柄に対しても、積極的にチャレンジできる方を求めています。
もちろん、技術力もあるに越したことはないですが、技術は常にアップデートされるものであり、現在保有している知識が最新とは限りません。むしろ、私たちの業務においては、「お客様の理想と現状を踏まえていかにゴールまで走っていけるか」「そのためにお客様とどんな会話をすべきか」をしっかりと考えられる姿勢が重要です。さらに、その過程で専門外のシステムや技術などが出てきた際に、柔軟に、そして前向きに挑戦しようという気概を持った方のほうが、オペレーションセクションの仕事に馴染みやすいと感じます。
――ADS全体の魅力や特徴を教えていただけますか?
何よりも、働きやすいですね。風通しが良すぎるくらいに良いですし、セクションは存在するものの、縦割りのイメージはまったくありません。おそらく、社長の及川自身に壁がなく、何でもフラットに相談できるため、そのような雰囲気が社風にも反映しているのではないかと思います。
また、先ほどフルリモートという話をしましたが、最近では対面でコミュニケーションを取る機会も増えてきました。月に1回懇親会を実施していますし、セクションをまたいだ交流会なども行っています。きちんと成果をあげていればフレキシブルに時間を使うことができますので、働き方の面でもメリットが大きいと感じます。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
オペレーションセクションは、運用保守業務をビジネスとして成立させていく成長段階にある組織です。事業の成長を楽しんでいただける方や、ともに形を作っていただける方と一緒に働きたいですね。
今後は各企業で課題となる自動化や効率化の推進、さらにはお客様先の社員の人材育成なども含め、お客様と当社が互いにwin-winになる仕組みづくりをさらに強化していきたいと思いますので、ぜひ力を貸していただける方のご入社をお待ちしております!
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