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お客様の真の課題解決を目指して。未経験エンジニアが多数活躍する背景にある、ADSならではのサポート体制とは
私たちは、「企業進化の実現を支援し、社会へ貢献する」企業を目指しています。そのために、“「技術」×「知恵」=顧客課題の解決・新しい価値の創造”であるという考え方を大切にしながら、Microsoft 365を中心としたソリューションを幅広くご提供しています。要件定義から導入・運用まで一貫して自社で行っており、豊富なプロジェクトバリエーションを強みとしています。
今回はビジネスアプリケーションセクションでリーダーを務める平田さんにインタビューを実施。チームづくりにかける思いや、業務を通じて得られるキャリアやスキルなどを伺いました。
【プロフィール】
平田 貴嗣:自社プロダクトの開発職やフリーランスエンジニアを経て、2013年にアドバンスド・ソリューションへ入社。ビジネスアプリケーションセクションのリーダーとしてチームづくりに尽力している。
さまざまな手段でお客様の課題解決を実現できる魅力
――平田さんがアドバンスド・ソリューション(以下、ADS)に入社した決め手を教えてください。
エンジニアリングを通じて、お客様の課題に対してさまざまな手段で柔軟に対応することができる点に魅力を感じたからです。新卒で入社した会社は、プロダクトを持った会社であったため、自社プロダクトありきの提案が求められる場面が多くありました。一方で、私自身の志向として「課題解決に向けて最良の解決策を選択をし、お客様に喜んでいただきたい」という強い思いがあり。ADSの理念やソリューションの提供方法に惹かれたことから、入社を決めました。
――平田さんは現在ビジネスアプリケーションセクションのリーダーを務めていますが、チームのミッションを教えてください。
ビジネスアプリケーションセクションは、特定のプロダクトやソリューションに縛られない提案を行うことができるユニットです。
お客様の課題の本質は何か、その解決方法にはどのようなものがあるのかを、プロダクトに縛られずにフラットに考え、応えることをミッションとしています。具体的には、お客様と共通のゴールを描いたうえで最適な手段を選択し、1からシステム開発を行っています。
メンバーの意見や要望にしっかりとコミットすることを意識
――ビジネスアプリケーションセクションではどのようなバックグラウンドを持ったメンバーが活躍していますか?
さまざまな業種のシステム開発を担当してきた経験豊富なメンバーから、異業種から転職してきて今はエンジニアとして第一線で活躍するメンバーまで、とても幅広いですね。
これからプロフェッショナルとして活躍したいメンバーや異業種から転職してきたメンバーには、ベテランのOJT担当が付き、コーディングの方法や開発の方法を1から教えています。特に独学で学ぶことが難しいような、拡張性や保守性の高いコードを書くための技術やシステムリリースまでのプロジェクトの進め方については、レビューを通じてきめ細かく指導をしています。初期段階から実効性の高い教育を行っているため、メンバーの成長スピードも速いですね。
――新しく入社したメンバーがつまずきがちなポイントはありますか?また、そのようなケースに対しリーダーとしてどのようなアドバイスをしていますか?
私自身もエンジニア歴が長いのでよく分かるのですが、特に若手エンジニアは周囲と比べて自分がどの程度の技術力を身に付けられているのか、不安を抱えてしまいがちです。ただ、そんな不安は「新しいことを学ぼう」「もっと成長しよう」という思いがあるからこそ、生まれるものだと思っています。仮に同じ仕事をしたとしても、1年前の自分と比較をすれば明らかに成長しているはずです。だからこそ、他の人と比べるのではなく、「自分の中での差=成長」が市場が求めるレベルにどれくらい自身の価値が近づいているのかに目を向けるようにというアドバイスをすることが多いですね。
ちなみに、各自のキャリアプランや将来に対する不安などを解消するためにも、リーダーとして定期的に1on1を実施するようにしています。ヒアリングを通じて、各自の成長段階を踏まえて次のプロジェクトのアサイン先を決めたり、習得すべきスキルを計画したりといったオーダーメイドな育成に力を入れています。
――セクションリーダーとして、平田さんが心がけていることは?
メンバーから挙がってきた今後のキャリアプランへの要望や働き方への改善案などに対して、きちんと受け止めて対応していくことです。そのために、メンバーの意見を自分の中にとどめておくのではなく、必要に応じて経営層へ上申する、アサイン会議の場で他セクションやプロジェクトのリーダーと調整を行うなど、しっかりとコミットすることを意識しています。
エンジニアという職種の特性上、自身の描くキャリアの形成が仕事を通じて実現できない場合、転職してしまうリスクが高くなるのではないかと考えています。ですから、各メンバーが何を求めているかをヒアリングし、足りない部分を組織として提供できるような行動を心がけています。
大切なのは自分で解決できる能力を鍛えること
――ビジネスアプリケーションセクションの仕事のやりがいや面白みを教えてください。
お客様から“ADSさんと一緒に仕事ができて良かった”と言っていただけたときにやりがいを感じます。私たちの仕事は、お客様とコミュニケーションを図りながら課題整理から始まり業務が円滑に進むまで一気通貫して寄り添っていくため、最後にお客様から「課題の解決ができた」「運用が楽になった」と言っていただけることに喜びや達成感を感じます。
また、社内の他セクションと一緒にプロジェクトを行うことも多く、さまざまな人たちと連携しながらより良いものを生み出す面白さも醍醐味ですね。たとえば、最近は開発と運用が協力しながら運用改善のためのシステム開発を行うDevOps(デブオプス)という手法が注目を集めていますが、当社にも運用を担当するオペレーションセクションが存在します。運用をしながら課題を吸い上げ、私たちのセクションでの開発に活かすといったサイクルを回せることも特徴的だと思います。
――チームメンバーに期待する事柄を教えてください。
「お客様の課題を解決する」という根本的な考え方に基づき、行動できるチームでありたいと思っています。ビジネスアプリケーションセクションは、お客様や他のセクションとも横断的に連携しながら、トータルでコーディネートをしていくチームです。そのために、チームのメンバーにはプロフェッショナルとしてのプライドや向上心、リーダーシップを持って働いてほしいと考えていますし、さまざまな顧客課題の解決に携わることで幅広い技術や手法を身に付けてもらいたいですね。
――そのようなマインドを醸成するために取り組んでいることはありますか?
大切なのは、私たちのセクションのミッションである”顧客と一丸となって最適なソリューションを実現する”ために、「難しい課題であったとしても(顧客を含め)チームで解決できる能力」を鍛えることです。
具体的には、プロジェクトに加わる際に、自身がどのような役割で動けばチームが円滑に機能するか、チームの力が最大限発揮できるかといったことを意識して動いてもらうようにしています。
また、プロジェクトの振り返り会やプロジェクトで用いた技術の勉強会などを通して、他のメンバーがどのような取り組みを行っているのかを知り、自身のプロジェクトにも活かす働きかけをしています。
ほかにも、座談会という形でチームメンバー同士ざっくばらんに対話をする機会も設けています。そこでは雑談だけでなく、働き方やプロジェクトに対する姿勢などのテーマも取り入れながら、他者の考え方を尊重したチームの形成ができるような場づくりをしています。
技術者集団のADSという地位の確立を目指して
――今後の目標や展望を教えてください。
「ADSはプロフェッショナル集団の会社である」という価値を、もっと世の中に広く認知される状態にしていくことを目指しています。”MicrosoftのMVPの受賞歴のある及川が経営する会社”との印象が強いかと思いますが、それ以上に「Microsoft関連の技術的な課題はADSに相談すれば解決してもらえる」と思っていただける会社にしていきたいな、と考えています。
そのために、ビジネスアプリケーションセクションとしては、当社の技術の根幹を支える部署という存在感を示しながら、個々のメンバーが専門性を持つタレントとして対外的に活躍できるような組織にしていくことを目指しています。
――今後の展望を踏まえ、どのような人材の入社を希望しますか?
特定のプログラミング言語に対する知識や開発の実績などよりも、「目の前のお客様と同じ目線に立ち、ともに課題を解決したい」というマインドで取り組める人を求めています。お客様のニーズを満たしたり、お客様に喜んでいただけることにやりがいを感じる方や、そのために必要な社内外のコミュニケーションをしっかりと図れる方に来ていただけたら嬉しいですね。
――平田さんが考えるADSの魅力を教えてください。
Microsoftの技術をベースにシステム開発を行う会社ではありますが、お客様の課題や要望に対するアプローチの仕方はそこに縛られず自由なため、幅広い経験ができたり、さまざまな技術や手法を学べる環境がある点が魅力です。、ですので、当社の場合はスマホアプリにニーズがあれば、iOSアプリもAndroidアプリも開発するというスタンスです。技術はあくまでも手段ですので、お客様の目的達成のためであれば、どのような技術でも取り入れます。実際に弊社に在籍しているエンジニアは多様な技術を身に付けているエンジニアが多いです。そのため、様々なアプローチをとれる現場で学びながら働きたいと考える方にはぴったりの会社だと思います。
また、エンジニアの活動をサポートする体制が十分に整っている点も大きな魅力ですね。スペックの高いPCや先進的な開発支援ツールの購入など、エンジニアが開発を行ううえで最適な環境を用意しています。
「お客様の課題解決のために最適解を模索する」アプローチに共感し、前向きに取り組んでいただける方のご入社をお待ちしています!