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テクノロジーの力で、必要な人に必要な情報を届けたい。異業種での経験が気付かせてくれたエンジニアの仕事の魅力とは

私たちは、「企業進化の実現を支援し、社会へ貢献する」企業を目指しています。そのために、“「技術」×「知恵」=顧客課題の解決・新しい価値の創造”であるという考え方を大切にしながら、Microsoft 365を中心としたソリューションを幅広くご提供しています。要件定義から導入・運用まで一貫して自社で行っており、豊富なプロジェクトバリエーションを強みとしています。

今回はビジネスアプリケーションセクションの加納さんにインタビューを実施。異業種からの転職を経て感じるエンジニアの仕事の魅力や、アドバンスド・ソリューションで実現したい事柄などを伺いました。

【プロフィール】

加納 いずみ:健康食品会社での企画開発職や、調剤薬局での管理栄養士業務を経て、2021年10月にアドバンスド・ソリューションへ入社。現在はビジネスアプリケーションセクションにて、主に業務系アプリの開発業務に携わっている。

 

エンジニアとして成し遂げたい目的や提供したい価値を届けられる会社

――加納さんは異業種からの転職と伺っていますが、そもそもなぜITエンジニアを目指したのでしょうか?

大学時代に栄養学を専攻し、卒業後は健康食品会社で企画開発を行ったり、調剤薬局にて管理栄養士として勤務していました。エンジニアを目指したきっかけは、調剤薬局での仕事を通じて“テクノロジーの可能性”を感じたからです。というのも、私が管理栄養士を務めていた時期はちょうどコロナが蔓延したときで、対面でお薬を渡したり栄養相談を実施したりすることが難しい状況でした。医療業界は「対面」が当たり前という風潮があるなかで、ZoomやTeamsなどのツールを使って、患者様とコミュニケーションを取ることになったのです。そこで感じたのが、場所や時間などの物理的な制約を越えて、「届けたい人に届けたい情報を届けられる」テクノロジーの素晴らしさでした。自分も「IT×○○」で、今ある当たり前をさらに価値あるものにできる仕事がしたいと感じ、エンジニアになろうと決心しました。

 

――数あるIT企業のなかでアドバンスド・ソリューションに入社したのはなぜですか?

当社の理念やサービスに惹かれたからです。当社は特にMicrosoft製品を活用したソリューションを得意とし、「場所や状況を問わず、つながりあえる社会の実現」を目指しています。私自身もまさに同様の価値観を持っていて、エンジニアとして成し遂げたい目的や提供したい価値を届けられる会社なのではないかという期待がありました。

同時に、当社は社長をはじめMicrosoft製品の利活用に長けたメンバーが多く、「確固たる強みを持った会社」である点にも大きな魅力を感じました。

 

――ITに関する知識やスキルはどのように獲得していったのでしょうか?

入社前は、未経験のITエンジニアを育成する機関で業界の基礎知識を学び、一定のスキルを習得しました。その後はやはり実務を通したインプットがメインですね。案件によって必要となる技術領域が異なるため、学びながら開発に取り入れるというサイクルを繰り返しています。

ちなみに当社は、技術書の購入や資格取得費用の補助、オンライン講座のアカウント提供など、スキルアップをサポートしてくれる制度が整っています。私自身も新しいことを学ぶことが好きなので、楽しくスキルを身に付けることができています。


目的に向け、チームプレーで解決策を見つけていく楽しさ

――現在の業務内容を教えてください。

MicrosoftのクラウドサービスであるAzureを用いて、Outlookの拡張機能を開発するプロジェクトに携わっています。本プロジェクトは現在3名体制で進めており、社長の及川がリーダーで、私は開発およびテスト業務やお客様環境にリリースする作業を担当しています。

これまで私がプロジェクトに携わってきたお客様からは、「自社の社員が必要な情報にアクセスしやすくなるために、社内ポータルサイトの利便性を高めたい」「別のシステムで運用しているものを、Outlookに置き換えたい」といったご要望をいただきました。現在は及川が窓口となってお客様とのコミュニケーションを行っていますが、システムの使い方や検証結果の報告などの際には、私も直接お客様と会話をする機会があります。

 

――日々の業務において、どのようなことに気を付けていますか?

コミュニケーションの質と量を高めることを意識しています。まず、対お客様という点では、栄養士時代と同様に専門的な言葉を多用しないように気を付けています。具体的には、専門知識がない方にも伝わるようにかみくだいて説明をすること。また、言葉だけでは伝わりづらい場合には、図表を作ったり、画面のキャプチャを用意したりするようにしています。

社内のコミュニケーションにおいても同様で、自分自身が何に困っているのか、何を知りたいのかといったことを、相手に伝わるように説明することを心がけています。同時に、当社の場合はフルリモートのメンバーが多いため、すぐに相談できる先輩が隣にいるわけではなく、待っていても疑問は解決しません。30分悩んでも分からないことは他のメンバーに聞くなど、積極的にコミュニケーションを取ることが大切だと考えています。仕事の最終的なゴールはお客様の課題解決ですので、自身の状況や情報を率先して開示することで、仕事を円滑に進められるようにしています。

 

――どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?

自分が開発に関わったシステムを無事にリリースし、お客様先でスムーズに使っていただくことができたときにやりがいを感じます。まさに「生みの苦しみさえも喜びに変わっていく感覚」というのでしょうか。難局を乗り越えたからこその達成感は、何にも代えがたいものがありますね。

また、個人的にチームプレーが好きなため、チームのメンバーと知恵を出し合い、目的に向けて解決策を見出していくプロセスも楽しいなと感じます。当初、エンジニアの仕事はどちらかというと1人で黙々と作業をするのかな、というイメージがあったのですが、実際はさまざまな人たちの協力と連携があってこそ成り立つ仕事であり、コミュニケーションの大切さを痛感する場面が多々ありました。

 

――一方で、大変だったことや苦労したことはありましたか?

たくさんありました(笑)。システム開発では想定の範囲を超えた問題が発生することもあるので、限られた時間の中で何とか糸口を見つけて乗り越えていく過程で、大変さを感じることがあります。そのような状況は、やはりコミュニケーションの力で乗り越えてきました。自分が何に困っているかを整理し、相手に自分の状況を伝えたうえで、課題解決のヒントを尋ねること。周囲の力を借りながら自分自身の知見を深めつつ、並行して自らのスキルアップに努めること。とにかく学習とアウトプットのサイクルを回しつづけながら、「やりきる力」を鍛えてきたように思います。


 キャリアや経験を積みやすい環境が魅力

――アドバンスド・ソリューションで活躍しているメンバーは「やりきる力」が高い人が多いのでしょうか?

そうですね。粘り強く取り組める人が多い印象です。あとは、大変な状況も含めて「仕事を楽しめる人」や、多種多様なお客様の要望に対し「新たなチャレンジができる人」も、当社で高い成果をあげているのではないかと思います。

当社は数年前から未経験者の採用にも力を入れていますので、いろいろなバックグラウンドを持ったメンバーがいるんですよ。元事務職の方や美容系スタッフの方、CAをされていた方などもいます。多様性がある組織なので、得られる刺激も大きいですね。

 

――加納さんから見て、働きやすさを感じるポイントは?

個人的に、「フルリモート」の環境が魅力だと思っています。状況に合わせて働く場所を選べるため、生産性を上げやすいと考えるからです。また、リモート中心でありながらも、他のメンバーに相談しやすい環境がありますし、未経験入社のメンバーも多く、互いに分かり合える部分が多いことも安心材料につながっていると感じます。

ちなみに、子育て中の女性で、エンジニアとしてバリバリ活躍していらっしゃる方も多いんですよ。ロールモデルとなる方が社内にいるため、自分のキャリアがイメージしやすい点も特徴的ですね。

 

――今後の目標を教えてください。

まずはエンジニアとしての技術を高めること。そして、徐々に上流工程にも携わりながら、テクニカル・マネジメント双方のスキルを磨けるようになりたいなと考えています。さらに、当初より抱いていた「個々人の状況を問わず、人と人、人とものをつなぎあわせるようなコンテンツを生み出したい」という思いをより一層実現するために、当社でできる事柄を模索しつつ、今後も目標に向かって進んでいきたいです。

現在は週次の1on1だけでなく、スキルアップのイメージなどを月に1回上司と話す機会があります。自分が目指す姿やキャリアプランを伝えることができたり、案件のアサイン時に配慮してもらえたりすることもありがたいなと感じています。

 

――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

アドバンスド・ソリューションでは若手のうちから上流工程から関われますし、エンジニアとしてキャリアや経験を積みやすい環境がある点が魅力だと感じます。ぜひ、チームプレーを楽しめるような方と、同じ目的に向けて走っていけたら嬉しいですね。システムは1人では開発できないものです。さまざまな知恵を出し合いつつ、協力しながら仕事を進めたいと考えていらっしゃる方のご入社をお待ちしています!


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