こんにちは!杉之原です。私は、現在、管理本部を管掌しています。
突然ですが、私は、仕事時間中の雑談が好きではありません。
仕事がしたいのです。ああ、仕事。
一方で、雑談の力はすごいと思います。
仕事ではない時間から関係性が築けたり、思わぬアイディアと出会ったり、仕事の関係と非公式な会話をつむぎながらチーム運営をしていくことを心がけています。
今日は、雑談の場をつくることを目的として今年3月に立ち上げた社内コミュニティ・コーヒー部について書きます。
会社の喫煙所ってすごい。そんな時間をつくりたい
私自身、過去に、非公式な場を作るためならばとバドミントン部を立ち上げて運営したり、飲み会を頻繁に企画していたりしていました。
当初は盛り上がっていたのですが、時間の経過とともに失速。回を重ねるにつれて幽霊部員が増えて運営が煩雑になったり、開催するのが面倒くさいと思うようになってしまい、自分のモチベーションも消滅。せっかく作った場も、継続させることが出来ませんでした。
サステナブルなコミュニティ運営をするのは非常に難しいことを身をもって体験しました。
それを思うと、喫煙所ってすごいと思います(行ったことないけど)。
タバコは個人の持ち出しだし、ちょうどよい時間になると喫煙所に向かい、そのときいる人とときに雑談をする(行ったことないけど)。
なにその習慣化されたかんじ!
喫煙所みたいなところを作りたい!
サステナブルなコミュニティ運営をするために
何かを介した雑談の場が出来ればいいな。そして、願わくば、私が好きなコーヒーでコミュニティをつくりたいなと思うようになりました。
しかし、私の役割としては、思いがある人のサポートに回ったほうが良いことは分かっています。
そして、ついに今年、グローバルカスタマーサクセス担当の加藤さんに出会いました。人のためにコーヒーを淹れることがまったく苦ではない、まさにマスターです。
来た。
コーヒー部を立ち上げるときがついに来たのです。
しかし、せっかくやるならば、私自身の反省も踏まえて、以下のようなコミュニティ運営をしたいなと考えていました。
・継続できる可能性の高いコミュニティ運営をしたい
・誰かに負荷がかかりすぎないゆるい運営がいい
・雑談が生まれる空気を作りたい
そのため、いきなりコーヒー部を立ち上げるのではなく、一緒に立ち上げてくれるメンバーを募集。カスタマーサポート事業部から1人、オンラインコミュニティ事業部から2人が集まってくれ、どういう設計にすればそれらが実現できるかを議論しました。
本日時点、とても良い形でコミュニティ運営が出来ていると思っています。
ポイントをまとめると以下です。
1.思いのある人がいる
思いが尽きたとき、それはコミュニティの活動が終了するときである、ということを、私は身をもって経験しました。今回で言えば、コーヒーを淹れるのが三度の飯より好き、加藤さんの存在、人柄なしにはコーヒー部は語れません。
<マスターからメッセージ>
コーヒー部と名を冠していますが、やはり誰もが気楽に立ち寄れる、持続性のあるコミュニティがメインで、話題の「ランダム性」や仕事の合間の「余白」として創造的なアイディアやそれが生まれる余裕を呼び込む場でありたいと思っています。
その中で、あくまでも、おまけであるコーヒーが、敢えて最高の品質であることを信条としています。農園まで特定可能な、市場に出回っているトップ1~10%以内と言われる品質のシングルオリジンコーヒーを提供しています。
やっぱり、「おいしい」の反応があるとたまらないものです。
2.サポーターがいる
コーヒー部の運営にあたっては、立ち上げを手伝ってくれたメンバーがなんとなしに見守ってくれていて、とてもありがたいです。
3.時間が決まっている
運営に無理がないように、毎週2回、15時から15分間と決めて運営しています。
4.様子を見ながら徐々に人数を拡大する
今年3月に5人で始めたコーヒー部ですが、現在は22人が所属しています。もちろん、アポだ会議だ、みんな予定があるため、強制参加も日程調整をすることも現実的ではありません。所属人数が15人を超えたあたりから、毎回コンスタントに5~10人が集まる状態になり、誰も来れなくて寂しい、みたいな状態からはあっという間に脱することができました。
(この写真は、代表の江戸が私に情報共有しに来た様子が写っていますが、もちろん、ゆるい空気のままです笑)
15時になるとどこからともなく人が集まり、コーヒー片手に雑談し、15分きっかりで解散していく。
これぞまさに喫煙所みたいな場所…!(行ったことないけど)。
アディッシュには、コーヒー部の他にも、ゲーム部、映画部やGASレクチャーといったコミュニティがあります。それぞれ、どのように運営されているのか、これから情報発信していければと思っています。