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【代表インタビュー】知識格差で儲けるのはダサイ。代表に聞く、顧客価値にフォーカスしたサービスづくりの真髄とは?

私たちアドバンは創業11年の小さなベンチャー企業です。現在のメンバーは立ち上げ時期から5年以上の付き合いとなり、ガラケー時代から数十ものいろいろなWebサービスやアプリを立ち上げてきました。

会社の基軸となっている事業は、「良いコンテンツを作り、集客し、様々なマネタイズをするメディア事業」「上記で培った、いろいろな集客を他社様に提案、運用する集客支援事業」です。

この先も、「若いガムシャラなパワーで、事業の加速とスゴイことをしたい」ため、こんなことしたい!と熱くなれるメンバーを探しています!

今回は、代表にインタビューを実施。事業におけるポリシーや、ミッション・ビジョンに込めた想いなどを語ってもらいました。


【プロフィール】

田中 勇輝(たなか ゆうき):代表取締役

20代前半にFXとオンラインゲームにハマり、その後Webサービスを1年半がかりで個人で企画開発するも集客に失敗し、数か月で終了。良いものづくりのためにはマーケティングが必須と痛感し、業界1位の会社に就職。その後独立し、2010年7月に株式会社アドバンを設立。

投資初心者向けアプリ、本格トレード練習アプリ、FXスクール型オンラインサロンなどの「自社サービス事業」と、クライアント向Web集客支援、アプリASO支援など「集客支援事業」の2つの軸で事業を行っている。

ユーザーに“新しい挑戦”や“ワクワク”を提供するサービスはいかに生まれたのか

――社長のこれまでの経歴について教えてください。

幼少時代、厳しい家庭環境で育ったこともあり、小学校高学年時には「自立したい」「自分で稼いで生きていきたい」と思うようになったんです。その頃から「世の中にはどんな仕事があるのか」「どのような仕事であれば稼げるのか」と考えていましたね。

中学校は私立の有名進学校に入学したのですが、勉強よりも仕事や商売に興味があって、校内で友だちを相手にプチ商売を行っていました(笑)そのようなこともあり、高校1年時に退学。その後、音楽学校の作曲科でDTMを行ったり、20代前半にはFXとオンラインゲームにはまったりと、Webサービスと関わる機会が多かったんです。

もともと“ものづくり”が好きだったため、Webサービスの制作に本腰を入れることに。ただ、1年半がかりで個人で企画開発を行ったものの、まったく集客できず数か月でサービスを終了しました。そこで気づいたのが、「愛用してくれるユーザーのためにも、良いものづくりを継続するためには収益が必要だ」ということなんです。そして安定した収益を生み出すためには、マーケティングが必須であると痛感。そこで、Webマーケティングの領域で業界No.1のシェアを持つ会社に就職し、Webマーケティングを徹底的に修行しました。

その後、独立を決意し、2010年に株式会社アドバンを立ち上げ、さまざまなWebサービスやアプリの開発に携わってきました。


――過去には、いくつものWEBサービスやアプリを立ち上げてきたと伺いました。

はい、お見合いサービスや、ペットの通販サービスなど、挙げればきりがありません(笑)僕が主体でサービスを企画することもあれば、メンバーからの提案で事業化したサービスもたくさんあります。

当社のサービス開発の基軸は、一貫して「ユーザーの新しい挑戦や、ワクワクの手助けができるサービス」を創ることです。そのようななかで、始めるハードルは低いものの、1年以上続けられる人は少ないと言われている“投資”に着目し、現在は本格トレード練習アプリ「Runcha」の開発に力を入れています。

「Runcha」の今後の課題は、ユーザーのアプリ起動率や会員登録率をどう高めるか、そのためにユーザーの方々にどういう体験を提供すべきかということです。PMF(プロダクトマーケットフィット)を高めるための取り組みに尽力しています。


runcha-トレード練習アプリ|ADVAN.inc
私たちは投資を始めたい人のワクワクの手助けができるようなアプリを運営してきました。 (FX初心者ガイド、サルでもわかるFX、ビットコイン初心者ガイド) しかし投資を始めたはいいが、続けられずにやめてしまう人が多くいることに課題を感じています。 ...
https://ad-van.co.jp/ie/runcha/


――アドバンが金融系のWebサービスやアプリに注力する理由はなんでしょうか?

収益への繋がりやすさが一番の理由です。ビジネスの継続を考えたときに、動く金額の規模が大きく、資金力のあるプレイヤーが多い業界ということで、金融業界に注目しました。

また、市場としてもブルーオーシャンだったんです。僕たちのサービスでは、ユーザーの利用料は無料とし、広告売上で収入を得るBtoBのビジネスモデルを確立しています。当社が投資金融教育アプリを立ち上げた当時、FX関連のWebサービス自体はレッドオーシャンだったのですが、アプリ系のサービスはほとんどない状態でした。ユーザーのペースで学習できるというアプリの特性を活かし、デモトレードの機能を強化した点が、投資金融教育アプリ開発の成功のポイントだったと考えています。

クライアント以上に、クライアントの成功を追求する姿勢がアドバンの強み

――アドバンでは自社サービスの開発のほかに、クライアント向けの集客支援事業にも力を入れていますが、具体的な事業内容を教えてください。

クライアント企業の業績や成果につながる集客の提案と実施をサポートしています。自社サービス事業で培った効果計測や、費用対効果を把握するためのツール活用法まで、幅広く支援させていただいています。

Facebook広告や動画広告の比率が高いですが、自社にエンジニアも常駐しているため、ダイナミック広告やデータフィード広告などのテクニカルな広告も含め、特に扱えない広告はありません。

集客支援サービスにおける当社のポリシーは、「知識格差だけで儲けない」ということです。お客様にとって、Web集客の方法が分からない、できないというのは当たり前。“知っている”ということだけで手間賃をもらうサービスを目指してはいけないと考えています。理由はつまらないし、ダサいから。集客の先の成果や業績へのインパクトを、お客様以上に考えられるサービスを目指しています。


――一般的なWebマーケティング会社との違いや、会社としての強みは?

自社サービス開発にて得られた知見や蓄積されたノウハウを、そのままクライアントの集客支援事業に繋げることができる点が当社の最大の強みです。

自社アプリの存続、すなわち集客のために、常に費用対効果やパフォーマンスを最重要視し、各広告の特性ごとに最大限の活用ができるよう改善や調整を行っています。だからこそ、お客様向けのサービス提供においても、同様の視点でコンサルティングができるんです。

また先ほどもお話したように、当社のモットーとして「お客様以上に、お客様の事業成果や費用対効果を最大化することにコミットする」姿勢を大切にしています。そもそも何を成果とするのか、言い換えると、どうすればお客様の「売上ー広告費ーその他経費」の最終利益を向上させることができるか。そういう意識を持ってお客様と対峙できるメンバーが集まっていることも、当社の特長だといえますね。


目先の売上ではない、本質的な問題解決の実践が顧客価値を生み出す

――ミッション(「熱く、なろうぜ。スゴイこと、しようぜ!」)には、どのような想いが込められているのでしょうか。

まず、目的がわからない仕事は確実につまらなくなるし、方向性もブレる。そのため、ミッションとして「熱く、なろうぜ。スゴイこと、しようぜ!」という言葉を掲げ、すべてのメンバーに「その仕事は誰のために、なんのためにやっているのか」という前提や目的をしっかり意識しつづけてもらうことを大切にしています。そしてその目的達成や、課題解決のために、本質的な問題解決や価値づくりを徹底してもらうようにしています。

具体的な事例をあげると、目先の売上が上がりそうであっても、本質的な仕事でなければ中断します。また当社の利益にならなくても、お客様にとって最良の選択肢が他にあるのであれば、迷わずに提案や提言を行います。

サービスや仕事の「目的、コンセプト、ビジョン、ポリシー」などを大切にし、本質的な課題解決につながらない事柄は受けないし実行しない。そして本質的な価値づくりや仕事に集中することで、仕事に対して熱くなれるし、スゴイことの実現に近づけるのではないかと考えています。

実際、当社の社員からも“熱さ”を感じる場面が多いですね。みな、良い意味で自分なりの仕事へのこだわりや持論を持っています。指示待ちではなく、主体的に動けるメンバーが活躍していますね。

当社では、基本的な業務知識や考え方、課題解決に必要となるヒントや調べ方などはしっかりと伝えますが、あえて「答え」を教えることはしないように心がけているんです。答えは自分自身で考えてもらう。失敗を恐れずに取り組んでもらう環境を大切にしています。


――ビジョン(「誰かに話したくなる“いい仕事”や“いい休み”であふれる世界をつくる」)についてはいかがでしょうか。

仕事に自分の強みや得意、美学、哲学などをもって、ポジティブに周りに話したくなるような世界観を作れたらいいなという想いを込めています。

僕自身の経験上、小さい頃父親にどのような仕事をしているのか、どんな面白さがあるのかなど、何度も尋ねた経験があるのですが、当時は決まって答えをはぐらかされていた印象だったんです。「親父の仕事は、一番身近な我が子に話せないくらいつまらないものなのかな」と。そうした背景もあり、自分の仕事を「誰かに話したくなる」ということが、仕事における成長感ややりがいを測るための1つの指標なのではないかという考えに至りました。


――会社として、どのような人材を求めていますか。

「自分の強みや得意を武器にしてビジネスで成果を上げたい人」や「成長環境に乗っかるのではなく、自分が引っ張るんだという意思・意欲がある人」「大きな仕事を成し遂げるためにあきらめない強い気持ちがある人」を求めています。

さらに、「本質的な課題解決や、価値づくりにコミットしたい人」ですね。すなわち、便利なツールがあふれる現代の世の中において、どれだけ現状の“不便さ”や“不都合”に気づき、いかに“あるべき姿”の設定を行うのか。理想と現状のギャップである“問題”を発見し、問題の真因を調査・分析したうえで、解決策を導くプロセスを実行できる人と一緒に働きたいですね。

そのために、採用面接においては「円滑なコミュニケーション能力」「基本的な理解、読解能力」「深く考える思考力や、考え続ける思考体力」「成果意識の高さ」「自責思考の強さ」などを確認させていただいております。


――最後に、アドバンに興味を持っている求職者へメッセージをお願いします!

ビジョンやコンセプトをしっかり決めて、目的のために働く仕事や、本質的な課題解決につながる仕事は「めちゃ大変だけど、めちゃ楽しい」です。そしてやり切った分だけ、成果や売上はちゃんとついてきます。

もちろん○○スキルなどと表現できないようなたくましさや、ビジネスを立ち上げたり成長させたりするために必要な地力もつくでしょう。そのような環境に飛び込んで、全力で仕事がしたい!という人を募集しています。

前職や経験はあまり絞っておりませんが、遠い職種や経験の人ほど、「自分がどのような仕事を全力で頑張りたいのか」「1年後、3年後にどのようになりたいのか」「当社での仕事で期待したいこと」などを教えていただけると幸いです。

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