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成果を出すために何をすべきか考える。大手金融企業からスタートアップに飛び込んだキャリアアドバイザーが意識していること

プロフィール

寺井 健剛
キャリアアドバイザー
1994年、東京生まれ。学習院大学を卒業後、新卒で三菱UFJニコス株式会社へ入社。北海道営業部にて法人営業を4年半経験。道内大型取引先の開拓を担当し、5期連続で営業賞を受賞。2022年、株式会社ツナグバへ入社。創業メンバーとして会社経営に関与。キャリアアドバイザーの業務の他、採用活動、労務総務関係等の業務に従事。

新卒で入社した金融系企業で、5期連続表彰

ー まず、これまでの経歴を教えてください。

学習院大学法学部を卒業後、三菱UFJニコスに営業として入社しました。もともと金融業界を志望していたわけではないのですが、友人がインターンに参加していて面白そうだったのがきっかけです。大学3年からインターンに参加するうち、クレジットカードならではのポイントシステムや、キャッシュレス社会を作ることのおもしろさを感じ、入社を決めました。

国内旅行が好きだったことに加え、親元を離れて第2の故郷をつくりたいと考え、勤務地は地方を希望していました。九州や関西を予想していましたが、北海道エリアに配属されることになり、そこから4年半、営業として新規取引先開拓を担当しました。

当時から「結果がすべて」と考えていたので、とにかく行動量を意識しました。もともと数字を出すこと、ミッションをクリアすることが好きなんです。競合他社に負けないために何をすべきかを考え、頻繁にお会いしたり、レスポンスを早くするなどの基本を徹底しました。その結果、5期連続で営業賞を受賞するなど、社内でも高い評価をいただけるようになりました。何より、お客様に人として信頼されることがとても嬉しかったですね。

その後、社内の新規事業提案プロジェクトにもアサインしていただきました。当時の社員約7000名のうち、30名程度が参加して、チームに分かれて新しいサービスを企画しました。残念ながら実際にサービスがリリースされるには至らなかったのですが、社内の1%以下しか参加できない貴重な場に、当時の上長が推薦してくれたことがとても印象に残っています。

新しい環境で自分を試したい

ー 社内で非常に活躍されていた寺井さんが、ツナグバに入社することになったきっかけは何でしょうか。

仕事を通じて成長できている実感はあったのですが、一方で大手企業ならではの評価や昇進スピードに疑問を感じるようになりました。5期連続で表彰されるなど、同期と比べても成果を出している自信はあったのですが、賞与や役職では大きな差はなかなかつかなかったんです。成果を出した分だけ評価される環境への転職を漠然と考えていたとき、もともと幼馴染だったツナグバ取締役の木村と話す機会がありました。当時はまだ数名の会社だったのですが、全員で会社を大きくしていこうとする姿に心を動かされ、ぜひ入社したいと思ったんです。

ー 大手企業からスタートアップに転職することに不安はなかったのでしょうか。

不安はあまりなかったですね。まだ20代と若いですし、万が一うまくいかなかったとしても失敗ではなく今後のための経験にできると考えました。新しい環境で挑戦することをポジティブにとらえていましたね。

成果にコミットし、やるべきことを逆算して実行

ー 2022年にツナグバに入社されました。

2022年8月に、5人目のメンバーとして入社しました。未経験ながらもキャリアアドバイザーとして働き始め、これまでに250名以上の入社をサポートしてきました。現在はマネージャーとしてマネジメント業務を担いつつ、20名ほどの求職者を担当しています。もともと人に対する興味関心が強いことに加え、前職で培った経験が活かせていると思いますね。

キャリアアドバイザーは求職者の人生に関わる役割ですが、ただ相手にとって心地よいことだけを言うのが仕事ではありません。転職を支援し、成果を出すのが私たちの仕事です。だからこそ、自然と求職者1人あたりにかける時間も長くなりますし、相談や質問にはできるだけ早いレスポンスを心がけています。「目標を達成する」という意識から、逆算して何をすべきかを考えて実行することは前職から変わりません。本気で相手と向き合うからこそ、時には厳しい指摘もしますし、ご本人も募集企業も満足できる結果へ導くことを常に意識しています。

前職では、会社自体への信用に加え、キャッシュレスへの興味関心が高まりつつある時代の流れもあり、営業活動で大きなハードルを感じることはあまりありませんでした。しかし、人材業界には大手からスタートアップまで、非常に多くの会社が存在しています。数ある人材紹介企業の中からツナグバを、そして自分を選んでもらうことは簡単ではありませんが、だからこそ選んでくれた求職者と企業の方にはいつも感謝していますね。まだ規模も知名度もない私たちが信頼を得られるかは、キャリアアドバイザーが1人ひとりがどれだけ手厚いサービスを提供できるかにかかっていると思います。

ー 特に印象的だった出来事はありますか。

たくさんありますが、求職者として出会った方がツナグバに入社してくれたことでしょうか。石井というキャリアアドバイザーなのですが、もともと転職希望者としてツナグバに登録してくれたんです。最初は、どんな会社が自分に合っているかわからない様子だったのですが、サポートする中で「寺井さんのキャリアへの向き合い方、サービスの質に感銘を受けた。そういうふうに私もなりたい」と言ってくれ、ツナグバへの入社を希望してくれたんです。とても嬉しかったですし、ますます気が引き締まりましたね。

ー 現在はどのような組織体制なのでしょうか。

チーム制を導入しており、現在4つのチームがあります。1チームあたり3〜4名が所属していて、それぞれにチームリーダーがいます。常に誰かが求職者の方と話していることが多く、オフィスの雰囲気は明るいですね。また、各チームが始業時と終業時にチーム会を開催しており、達成を全員で喜んでいる場面もよく見られます。全員20代と年も近いので、決起会や慰労会に加えて、プライベートも仲がいいのが特徴です。

人材業界出身者は多くなく、キャリアアドバイザーの経験がなくても大きな問題はありません。入社後に座学やロープレ、面談の同席などの研修を実施しているので、十分にキャッチアップできると思います。だいたい3ヶ月程度で独り立ちしてもらえるよう、マンツーマンでサポートしています。

全員で会社を大きくしていきたい

ー 最後に、今後の目標を教えてください。

ツナグバは2024年の1年間で20名ほどの採用を予定していますが、中でもキャリアアドバイザーはもっとも大事な職種です。キャリアアドバイザーは、相手の希望に寄り添うだけの仕事ではなく、求職者と企業がともに成功したと感じられる採用に導き、しっかり成果を出すのが仕事だと考えています。ツナグバはまだまだスタートアップですが、その状況に言い訳をすることなく、「自分の力で会社を大きくするんだ」というスタンスで仕事に臨める方とぜひ働きたいですね。仕事をしていると、なかなか成果が出ず他責にしたくなる時が誰にでもあると思いますが、しっかりと自分に向き合い、やるべきことを考えて自走できる人が合っていると思います。

一方で、会社はいままさに拡大フェーズです。全員で会社を作っていくことができますし、個人の成長が直接会社の成長につながる規模感でもあります。自分1人ではなく「チーム全体で勝つ」という意識を持ち、バリューに共感いただける方であれば入社後にきっと活躍できると思います。




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