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こんにちは、タイミー採用担当の佐藤です。今回は弊社の社内制度を、社員インタビューを通してご紹介したいと思います。
タイミーコーポレート本部長 石橋が大切にしたい「時間」と、社員それぞれに大切にしてほしい「時間」とは。
ー最初に、簡単な自己紹介をお願いします。
執行役員コーポレート本部長として、2018年12月からタイミーで働いています。具体的な仕事内容としては、
①各種専門家の方々とご相談しながら、サービスを労務税務法務面でより良くしていくお手伝いしたり
②クライアントのコーポレート部門の皆様へ、コーポレートの立場からサービスの解説をしたり
③コーポレート部門全体の統括をしたり
などなど、幅広く仕事をしています。家族構成は、私・妻・4歳と1歳の息子の4人家族です。
ーもともと前職が人事系のお仕事とのことですが。
はい。前職では飲食店やウェディング事業を展開する企業で、社長室兼人材開発本部と言う立場で全社の人事制度改革や組織改善を担当しつつ、ウェディング事業の立ち上げにゼロから責任者として携わりました。
その前は父と2人でコンサルティング会社を経営し、約2年間研修や人事系のコンサルをしていました。さらにその前は別会社でウェディングプランナーとして現場に出ていました。
ーウェディングプランナーから人事コンサルに至るまで、結構なギャップがあると思うのですが......
そうですね、これに関しては自分のキャリアのスタートからお話をしたいと思います。
私は大学時代に某有名テーマパークで手荷物検査のアルバイトをしていました。ただゲストの荷物を確認する仕事と聞くと退屈に思えるかもしれませんが、このバイトがすごく楽しくて!
なぜ楽しいかを考えた時に、お客様とスタッフが相乗効果的に楽しんでいる空間に大きな魅力を感じているんだ、との結論に至りました。この経験は、『サービス現場の価値を最大化する』というのを人生のミッションとした原体験となっています。
「働く現場を素敵なものにしたい」という思いを胸に、新卒では人事系のコンサルティング会社を選び、5年間泥臭く働きました。クライアントへの貢献を第一に、時には上司・取引先と喧嘩をしながら仕事をしていました。やりがいも成長も感じていましたが、一方で大の大人に対して研修や教育を施しても人はなかなか大きくは変わらないなという実感があって。やはり、人格形成の根本って家庭での幼少期の過ごし方だなという結論に至りました。
元からゆくゆくは独立したいという思いもあって、コンサルのような机上の空論に留まらない現場経験を積みたいという想いが芽生え、転職を意識し始めました。では何をしようかと考えた時に、家庭の始まりとも言える夫婦の門出に深く関わり、10年・20年後にも思い出してもらえるようなウェディングプランナーって、人格形成の根本である家庭に深く関われる職業かもしれない、と思い浮かびました。「サービス現場での経験」と「家庭に対する影響力」を掛け合わせた時に出てきた答えが、ウェディングプランナーという職業だったんですね。
そのあとは先ほど触れましたが、父とコンサルティング会社を二年経営した後、ご縁があって飲食業の会社で三年、役目を終えて再びコンサル会社を設立し一年後タイミーに出会いました。
ーでは、タイミーに入ることを決めた理由やきっかけは何ですか?
全国のサービス現場を、提供する側もされる側も心底楽しめるものにしたいというのは学生の頃からずっとありました。テーマパークとウェディングプランナーで現場を担当して、その後コンサル・人事・新規事業、独立して会社経営もして。現場が苦労している理由って、サービスの提供側も受け手にもどこにも落ちない、高止まりする採用コスト。さらには追い討ちをかけるような人手不足により、シフトが埋まらず社員にしわ寄せが来て休めない問題など色々あるんだなと気づいたんですね。サービス業においていろいろな立場を経てきたからこそ、様々な面でサービス現場が直面している壁がわかるというか。
そうした負をどうにかできないかなと思っていた時に出会ったのがタイミーでした。タイミーは、現場の人手不足の解消・ブラックバイト撲滅・採用コストの削減などにつながる、私が欲しかったサービスなんです。出会ったのはまだアプリをローンチする半年前でしたが社長の構想を聞き、サービス現場に携わる全ての人が心底楽しめるものにできるのはタイミーしかないと強く思ったのを覚えています。
家族4人揃っての写真撮影。プロの方に依頼して撮っていただいたそう。
ーありがとうございます。次に、プライベートに関する質問です。以前、半休をとってお子さんの運動会に参加されたとお聞きしましたが......
行きました!借り物競争があったんですが、ママが参加するかパパが参加するかでだいぶもめました(笑) 子どもはママと行きたいと言っていたけど、妻が気を利かせて「あまりない機会だから行っておいでよ」って言ってくれて。その言葉に甘えましたねー。
あとはダンスを踊る息子を見ることができました!いつもは家で甘えん坊なのに、他の子供達と一緒になって一人前の顔つきで踊っているのを見た時は、なかなか感慨深いものがありました。
子どもが産まれる前から運動会は極力全部参加したいと思っていましたが、やはり節目節目は逃したく無いなと再確認しましたね。
そのために仕事を休むか休まないかで迷いたくはないし、迷うことをしなくていい会社にしていきたいです。
ー週末はどう過ごされていますか?
ほぼ100%家族と過ごしていますね。キャンプに行ったり、ホームセンターに行ったり、BBQしたり。あとはママ友パパ友みたいな友達もいて、家族ぐるみで一緒に遊んだりしていますね。休日は家族ぐるみで遊べる友達と過ごしていて、仕事のつながりのゴルフや飲み会などは断っています。
ちょうど昨日(日曜日)は家族写真を撮りに行きました!プロのカメラマンさんに公園で。ロケフォトというやつですね。
ー「家族サービス」という言葉が昔からありますが、”サービス”というと”仕方なくやってあげている”という響きがある気がしていて。そうではない印象を今のお話から受けました。
これ言うとカッコつけてるみたいでちょっと恥ずかしいんですが(笑)”サービス”みたいな感覚は一ミリも無いですね。自分が行きたいから行くみたいな感じなので。なにかやりたいなと思っても、家族と一緒にできることが自然に選択肢として残っていくみたいな感じですかね。
ーありがとうございます。この先はタイミーのコーポレート本部長としてお答えいただければと思います。まず、社内制度として特徴的なものを簡単にご紹介いただけますか?
休暇に関しては、誕生日休暇・結婚記念日休暇とか。他社にあまり無いのはその二つかなと思っています。
ー誕生日休暇については、本人だけでなく配偶者と子どもの誕生日にも適応されますよね。
少し自分の独断も入っているかもしれないんですが、少なくとも節目には家族に対して時間をしっかり作れたらいいよね、という思いが制度に組みこまれています。結婚している社員が少ない中で、この制度があるのは心苦しいものがあるんですが…(笑)ぜひみんなにも取って欲しいと思います。
ータイミーで働く上で社員に大切にして欲しい働き方とは?
会社がビジョンとして「一人一人の時間を豊かに」を掲げているのもあって、時間を豊かにという部分には社員としてコミット、というか体現して欲しいですね。
率先して社内外に背中を見せるというか、タイミーの社員が一番時間を豊かに使っているよねと言われるように。今はまだまだスタートアップのタイミングで負担をかけることもあるかとは思いますが、メリハリをつけつつ時間を豊かにして欲しいなと思います。
私は、「雇用主と被用者」だったり「労と使」の境目が今後溶けて無くなっていくんだろうなと思っています。タイミーの事業が雇用に関する新しい概念を提供している会社になるので、いろいろな会社のお手本になれるような会社になっていきたいと考えています。時間の使い方でもそうだし、働き方でも。そのために必要な制度があればみんなで作っていきたいと思っていますし、私個人としても社内外にメリハリを見せていって環境づくりをしていこうと意識しています。
ー近年、働き方改革などとも叫ばれていますが......
タイミーは、働き方という面では自然体でありたいです。「自然体」とは、タイミーにいる理由やタイミーで働く理由など、そういったものを誰かに強制される状態の対義語になるかと思います。ワークとライフを不自然に線引きをするのではなく、混ざり合いながら1人1人が自然体で日々を楽しんでいる。タイミーで働くことが一番自分の自然体に近い状態でいられる。尚且つ「働く理由」を個々人それぞれが自分の中に持っていて、そういった人たちが集まっている。
そうした人たちが自然体であることを邪魔しない会社でありたいと思うし、法人としてそうしたあり方を言語化していければと思います。