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【インタビュー/GM】個人としても会社としても、選択肢が多いことは、きっと良いことである。

皆さん、こんにちは。
ONE COMPATH 人事の大橋です。

本日は、マピオン地図サービスの企画を担っている地図サービス部
GM(ジェネラルマネージャー)木村 功(いさお)さんのインタビューをご紹介いたします。

「地図が好きだ」というところからONE COMPATH(旧マピオン)にたどり着いてくださる方も多いので、実際にマピオンの地図サービスを企画しているチームの人はどんな方なのか、ご興味がある方はぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。


木村さん、本日はよろしくお願いいたします。
まずはじめにパーソナルな部分を知りたいです。

Q.) 趣味などを含めて、自己紹介をよろしくお願いいたします。

“一貫して『ものづくり』が好きなんです”

 こんにちは。ONE COMPATHの地図サービス部でマピオン地図の企画を担っている木村と申します。パーソナルな部分をどう伝えるか難しいですが、学生の頃熱中したことと、最近熱中していることの2つご紹介しますね。

● 鳥人間コンテストに没頭した学生時代

 大学生の頃は、とにかく鳥人間コンテストに没頭していました。いわゆるテレビで放送しているあの鳥人間コンテストです。昔から何かモノを作ることは好きだったのですが、みんなで一つのものを作り上げてみたいと思って、大学時代は鳥人間コンテストにチャレンジしていました。

 鳥人間コンテストのことを知らない人もいると思うので、簡単にご紹介すると人がペダルを漕ぐ力だけで自分たちで作った飛行機がどれだけの距離飛べるかを競う競技です。1つのチームの中で飛行機を制作するグループとパイロットグループに分かれて毎年7月末に開催される大会当日まで入念に準備して本番に挑みます。私は制作チームに所属することにしました。

 理想的なスケジュールでいうと、翌年の大会に向けて前年の秋頃から約1年かけてじっくりと準備します。春からは完成した機体で試験飛行を繰り返しながら、操縦の訓練と機体の調整を行います。ただ私が在籍していた当時の母校でも、秋から準備は開始していたのですが、結局ギリギリになってしまい、7月末の本番の1か月前に夜7時から朝7時まで毎日12時間作業して、急ピッチで機体を仕上げていました。そして2週間前に機体が出来上がってテストするのですが、だいたい不備や故障があって何度も作り直すという作業を繰り返して、バタバタと本番を迎えます。じっくり入念に準備した競合には残念ながら勝てませんでしたが、その代わり短期間にぎゅっと凝縮した濃密な時間を友人と共有できたということは、自分の中で財産となりました。みんなで一つのものを作りたいという当初の期待ははるかに上回る素晴らしい経験をすることができました。今でも数年に1回は当時の仲間とお酒を飲みに行きます。


● 陶芸、はじめました

 趣味と呼べるかまだ怪しいですが、最近陶芸を始めました。
仕事と家庭以外で、3つ目のコミュニティを作りたかった、というのが始めた理由です。
あとは、一貫して『ものづくり』が好きなんですね。ものづくりをすることができるコミュニティを探していて、近所の陶芸教室に通うことに決めました。

1回3時間を月に2回程度通っています。同年代から60代までの幅広い層に交じってやっているのですが、いろいろな方とお話することができたり、毎回テーマも違うので好きなものを作ることができて楽しいです。

最初に作ったのはこんな感じです。見せるの恥ずかしいですね(笑)

陶芸上手ですね!土台の部分が5角形になっているところが特に素敵です。

私もモノづくりが好きなので創作意欲が急に湧いてくるという感覚は大変共感できます。
そういう時、私はだいたい家に籠ってDIYをしたりガンダムのプラモデルを作ります(笑)

Q.) 続いてキャリアについて伺います。これまでのキャリアについて教えてください。

私のキャリアはマピオンで構成されていると言っても過言ではない

白板に書きながら丁寧にご経歴を教えていただきました

● IT領域でサーバホスティングの営業

 大学は理系でコンピューターサイエンスを勉強していたのですが、ある程度のレベルを超えると数学的な素養が必要と感じました。数学が苦手だった私は、エンジニア以外のキャリアを歩もうと思っていました。

 そんな私が社会人になる2002年はまさにインターネット隆盛期。ご縁があって入社した凸版印刷はアナログの印刷だけでなくお客様の販促サイトなどのWeb領域も含めてクライアントに対して一気通貫でソリューションを提供し始めていた頃だったので、私はEビジネス事業部のなかでクライアントのサーバ・ネットワーク部分のニーズに対してソリューションを提供する部署に配属されました。そこではエンジニアとして実際に手を動かすわけではなく、クライアントの要望に応えるようにサーバホスティングや部分の提案をして、社内の営業や企画部門と連携しながらサービスを構築・運用するということをしていました。


● 社会人3年目からマピオンへ

 2004年の冬に、マピオンに行かないかと打診を受けました。ちょうどEビジネス部で2年半ほど働き、そろそろ違う領域にもチャレンジしたいなと思っている矢先でしたし、事業が急拡大しているマピオンに行くことは刺激が多そうだと考え、ポジティブにマピオンに加わることを決めました。

 マピオンには営業として入社したのですが、当時は会社が若かったこともあり、営業の担当領域もひろいものでした。クライアントの元に自ら訪問して、与件をヒアリングし、画面仕様書を書き、エンジニアと調整して納品する、という営業に加え、ディレクター的な業務も担っていました。

 2011年以降は、営業のチームリーダー、その後マネージャーとなりチームマネジメントを経験しました。2015年以降は、新商品企画チームのリーダーをやったり、PMチームのマネージャーを経ることで、
事業開発を営業、企画、開発の複数の視点から経験することができました

 そして2019年10月にONE COMPATHの地図サービス部のGMへ就任し現在に至ります。ここまでお話した通り、2004年から今まで、ずっと私のキャリアはマピオン(今はONE COMPATH)なので、私のキャリアはマピオンで構成されていると言っても過言ではないですね。

ありがとうございます。キャリアのほとんどマピオンで働いていていらっしゃるんですね。
そして、その中で営業も企画も開発に近いポジションも、そしてマネジメントレイヤーもマルチにご経験されてきたということですね。

Q.) 現在の『地図サービス部』のミッションを詳しく教えてください。

“マピオンという資産を活用したうえで新たな価値を創出する”

 我々地図サービス部は、マピオンというインターネット地図サービスが、法人、あるいはコンシューマーに向けに、新たにどんな価値を提供することができるのか?を考えて、作って、そして売っていく。この全行程をミッションとして担っている企画部隊です。

 今あるサービスに関しては、クライアントやユーザーからのフィードバックという答えがあるので一つ一つ改善して進めていくことができます。しかしそれだけでは足りないのです。新しい市場に、新しい価値をどうやって提供していくか。これは答えがないですし失敗する可能性もあるので非常にスリリングであり、逆に言えばやりがいがあるミッションだと考えております。

 弊社にはポム(POM)と呼んでいるPlus One Mile制度(イントレプレナー創出制度)があります。以前記事にもなっていましたが、要は既存のサービスやリソースに囚われることなく誰でも自由に事業立案ができる制度のことです。

 POMと我々のミッションで違うポイントは、我々のミッションはマピオンという資産を活用したうえで新たな価値を創出するという点です。これの良い点は、月間1,000万人以上が利用するメディア基盤をすでに持っているということ。難しい点は、よい点の裏返しです。ゼロから自由に新しくメディアを立ち上げるわけではなく「マピオンというメディアを活かして」という部分が難易度の高いところです。現在も日々葛藤しながら業務を進めている最中です。

そして実は、自分自身もPOMに参加しています。

なるほど。マピオンサービスの新しい提供価値を見出す1→10の工程、これが木村さんのミッション。
逆にサービスを0→1で創ることがPOMの役割ということですね。よくわかりました。

Q.) 先ほど木村さん自身がPOMに参加されているという話がありましたが、どうして参加しようと思ったのか、改めて詳しく教えてください。

個人としても会社としても、選択肢が多いことは、きっと良いことである

 POMに参加しようと思った理由は2つあります。


●会社の意思決定に選択肢を増やす

 経営やGMなどのマネジメント層は、意思決定をすることが重要な仕事だと考えています。
意思決定するときに情報が不足しているのは当たり前で、今日意思決定するのが良いのか明日意思決定するのが良いかもわからない中で、いくつかの観点からジャッジをしていかなければいけません。特に、会社として今後どこにリソースや資金を投資していくのかを意思決定するときは、投資先の選択肢が一つでも多いほうが良いじゃないですか。会社が意思決定をするときに選択肢を一つでも増やすことができたら良いなという思いで、POMに参加することにしました。


●自分自身に選択肢を増やす

 会社の方針とメンバーの意思の両方を考慮したうえで、地図サービス部としての具体的な方向性や施策を設計をすることが、マネージャーとしての私のミッションの一つであると考えています。ともすると、自分自身がやりたいことはなんだろうと悩んでしまうこともありました。

 POMは現状の職務や職責など何のしがらみもなく、事業やサービスのアイデアを考えることができます。それが純粋に楽しかったためPOMに参加することにしました。職務や職責の制約を取り払った中で、誰でも等しく自由に事業を考えられるのが、POMの一番良いところかなと思っています。

 あとは、皆さんもご経験あると思いますが、何かに悩んでいた時に、全く関係ない違うことをしていると、ふとアイデアが降ってきて悩みが解決される時ってあるじゃないですか。POMに参加することで、地図サービス部のミッションであるマピオンを活用した新たな価値創出のほうにもシナジーが生まれることを期待して、POMに参加しています。

要は、個人としても会社としても、選択肢が多いことはきっといいことである、と考えているということですね。

なるほど。
選択肢が多いことは、個人にとっても会社にとっても良い。という考え方は素敵ですね。
特に会社に対して選択肢を増やす行動というのは、視座が高いなと思いました。

Q.) 最後に、木村さんが今後チャレンジしていきたいことは何でしょうか?

“My Opinionをきちんとアウトプットしていく”

 まずは、GMとして会社に対してもっと価値を提供していきたいです。自分自身もっと成長しないといけないなと、他のGMの方々を見て日々感じているので精進していきます。自分が会社を引っ張っていくんだという強い意志で、PLを意識しながら貢献していきたいと考えています。

 そのうえで、自分が考えていることや持っている情報は積極的にアウトプットしていこうと思います。そうすることで、初めて周りからのフィードバックがもらえるので成長するスピードが速くなると考えます。

我々の言葉でいうと、My Opinion(自らの意見)をきちんとアウトプットしていく。基本的なことですがとても重要なことだと思いますので、実直にこれを繰り返して成長していければと思います。

ONE COMPATHの行動指針の一つ《With Onemile》を実現するための
3つのルール内の一つ『My Opinion』。社内にいるとよく耳にしますよね。
自分の考えをアウトプットすることで、初めてフィードバックがもらえて
ブラッシュアップされていく、という当たり前ですがとても大切なことを
私も改めて強く意識しようと思いました。


木村さん、ありがとうございました。


こういう人の元で働きたい、ONE COMPATHの文化が素敵だなど少しでもご興味が湧いた方は、ぜひ「話を聴きに行きたい」をポチっとよろしくお願いいたします!


以上です。それでは!

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