皆さん、こんにちは!ONE COMPATH広報の瀬島です。
現在、IT業界では生成AIがすべての産業の構造を変える「AI実装・変革期」といわれています。そんな中、ONE COMPATHの技術部門では、最新のAI技術をどのように捉え、プロダクトや組織に組み込んでいるのでしょうか。
今回は、技術部門でAIの研究開発を牽引し、PMと開発を兼務するAIエンジニアにお話を伺いました。日々の開発フローから、ONE COMPATHだからこそ向き合えるデータの面白さ、そして求めるエンジニア像まで、熱く語っていただきました。
プロフィール/現在の業務
技術統括本部 技術統括部 スペシャリストの須藤です。
現在は、主に「Shufoo! AI(シュフーエーアイ)」の研究開発業務に携わっており、PM(※1)と開発を兼任しています。
また、技術戦略として「AI駆動開発」を推進し、開発効率化も目指しています。
直近では、全エンジニア社員を対象としたClaude Codeの導入や、活用ルールの検討・整備を行いました。そのほか、社内の技術勉強会事務局の運営なども幅広く担当しています。
(※1)PM:プロジェクトマネージャー。特定の目標を達成するための業務において、計画立案から進行、完了までの全工程を統括・管理する
日々の開発フローや、使用している技術スタックの特徴
主に Python と TypeScript(※2) を使用し、GitHub Enterprise Cloud や各種LLM(※3)を活用し、開発フローにおいてはAI駆動開発やAI-TDD(※4)を積極的に取り入れています。
—AIを活用する上で大切なことは?
今の時代、開発において「AIをどう使うか、どう使いこなせるか」がチームの成果を左右する極めて重要な肝になっていると感じます。
(※2)TypeScript:JavaScriptに「静的型付け」を追加したMicrosoft製のプログラミング言語
(※3)LLM:大規模言語モデル。膨大なテキストデータと高度なディープラーニング技術を用いて構築された、自然言語処理モデル
(※4)AI-TDD:AIを用いたテスト駆動開発
スペシャリストが想う、仕事のやりがい
やりがいを感じる瞬間は、「今まで誰もできなかったことを、技術で解決した時」です。
これまで開発やインフラ、技術戦略など、様々な技術畑を経験してきましたが、その中で身についたスキルは「大きい視野で技術を設計する能力」です。技術の局所的な最適化だけでなく、経営やプロダクト全体の未来を見据えて技術をデザインできるのは、この環境ならではの面白さですね。
—ONE COMPATHが持つデータ資産や、AIモデルを実用化する難しさはありますか?
当社には、電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」、ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」、そして「Mapion(マピオン)」の地図データなど、全国規模の生活者行動データが豊富に蓄積されています。
この環境を活かして、自社独自のAIを作ることができるのは、データサイエンティストやAIエンジニアにとって最大の魅力です。
ただ、研究開発分野という特性上、「正解」が最初から用意されているわけではありません。常に正解を模索し続ける必要があるため、メンバー全員で頭を抱えながら、なんとか回答を捻り出しています(笑)。
だからこそ、技術的難易度を乗り越え、「まだ世の中の誰もやっていない解」を見つけられたときのやりがいは格別です。
最新技術の導入や、研究開発に対する会社の理解・投資の姿勢
会社の姿勢は非常に前向きで、深く理解してくれていると感じます。
私たちの技術統括本部は、常に新規技術を導入し、開発し続けている場所です。「世界のAIの進化をまず社内で実証し、その上でONE COMPATHに必要な技術を見極めて導入する」というサイクルが確立されています。また、社内には非常に優秀なメンバーが揃っており、お互いに良い刺激を受けつつ、自分の成果にこだわって切磋琢磨し合える良い環境ですね。
—ビジネス側(営業・企画・マーケティングなど)との連携はありますか?
はい。2日に1回、多いときは1日に数度のペースで密に連携をとっています。
「本当にいいもの」を作るためには、ビジネス側との密な議論が欠かせません。ビジネス要求について話し合うこともあれば、顧客のリアルな反応をもとに、こちらから技術提案を行うシチュエーションもよくあります。
ONE COMPATHで働くエンジニアの特徴
一言でいうと、「みんな優しくて優秀」です。
本当にいろんな個性を持ったメンバーが集まっています。誰かが完璧である必要はなくて、それぞれの得意分野を持ち寄って、苦手な部分を補い合いながら一つのプロダクト開発に向かっています。全員で協力してものづくりができる、温かくもプロフェッショナルなチームです。
—どのような人材がONE COMPATHに合っていると感じますか?
まずは「諦めない人」、そして「サービス意識(プロダクトファースト)を持って開発できる人」です。
AIエンジニアに関して言えば、「試行錯誤が苦にならない人」ですね。AI開発は決して楽なことばかりではありません。思い通りにいかないことの連続だからこそ、それを乗り越えた時の楽しさがあります。また、AI領域以外も含めて共通して言えるのは、「技術は課題を解決する手段であって、言い訳ではない」ということです。
今ITは産業革命レベルの変化が高速に起きています。産業革命の後の世界を想像しつつ、何をどう変え、何を作れるようになるのか、一緒に考えられるメンバーを募集しています!