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事業責任者を任される人材とは〜TOPセールス、フリーランスを経てHajimariへ入社した理由〜


今回は、弊社売上の根幹を担うITプロパートナーズ事業部の事業責任者である田中 竜嗣(以下:りゅうさん)へインタビューを行いました!

まずは、今回インタビューをしたりゅうさんのご紹介を!

田中 竜嗣(たなか りゅうじ)

立命館大学卒業後、大手飲食店検索サイト運営会社へ入社。
営業メンバーとして飲食店への新規開拓・深耕営業を担当し茨城・東京で3年間勤務後、金沢営業所の新規立ち上げメンバーとして転勤。

北陸エリアでの新規開拓をメインに、2年間で200店舗以上を開拓し、エリア内登録数トップを達成、4半期、半期、通期における営業部MVP複数回受賞。

その後フリーランスとして飲食店向けの自社農園サービスのスタートアップに参画。
事業計画及び運営の仕組みづくりを主な業務とし、黒字化を達成。

2017年12月より株式会社ITプロパートナーズ(現:株式会社Hajimari)に入社。
ITプロパートナーズ事業部のエージェントとして従事し、単月MVP複数回、2018年度全社VP賞受賞。

現在は、ITプロパートナーズ事業部の事業責任者として事業全体を統括している。

TOPセールスがフリーランスを経て、選んだキャリアとは

飯田:「りゅうさん本日は、貴重なお時間頂きありがとうございます!事業責任者である、りゅうさんのお話を聞けること、とても楽しみにしていました!よろしくお願いいたします!

早速ではありますが、りゅうさんのこれまでの生い立ちや、歩んできた過去のキャリアについて教えて下さい!」

田中:「よろしくお願いします!

簡単な、生い立ちを話すと出身は、京都府宇治市で小学校から20歳くらいまでずっとサッカー漬けの生活を送っていました。高校時代は、キャプテンもやり京都府内の選抜等にも選ばれるくらいのレベルではあったのでそれなりにしっかりとやっていたと思います。大学生活では、約1200人規模のNPO団体に所属し代表の経験もありますね。

大学卒業後のキャリアとしては、

1)大手飲食店検索サイト運営会社にて営業と支店立ち上げに従事
2)フリーランスとして飲食店向けの自社農園サービスのスタートアップに参画
3)現在:Hajimari

というようなキャリアです」

飯田:「Hajimariが3社目の企業となるのですね!Hajimariに入社前、どのようなことをしていたのか具体的な経験を教えて下さい!」

田中:「1社目は、主に営業をメインに行なっていました。入社した当時は、3.11の影響もあり飲食業界は打撃を受けていたのですが、新卒の中で最初の受注を決め通期で達成し新卒VPを受賞、2年目には四半期の全社MVPも獲得しました

そこから、成果としてもそれなりの結果は出せていたので少しずつ営業という毎日同じことを繰り返している生活に飽きてしまっていたんです。」

飯田:「その後は、何をしたのですか?」

田中:「その後は、金沢営業所の新規立ち上げメンバーとしてお話を頂き、北陸エリアでの新規開拓をメインに、2年間で200店舗以上を開拓し、エリア内登録数トップを達成、4半期、半期、通期における営業部内での上位表彰複数回受賞するなどの成果を収めました!

もともと立ち上げの経験は、成果を残した上で退職をしようと思っての挑戦だったので、自身でも納得できる成果を残して1社目は退職しました。」

飯田:「そうだったのですね。1年目から、成果としても圧倒していたからこそ、支社立ち上げを任せれられたのだとお話を聞いていても感じました!

加えてその後もそれを上回るような結果を残しており本当に素晴らしいの言葉に尽きますね…。

1社目を退職した後は…?」

田中:「実は、ずっと起業をしたいという思いがあったので、次のキャリアステップとして選んだのは、知り合いが立ち上げた会社にフリーランスとして関わることを選びました。」

飯田:「またまた、普通では選ばないような選択をされていますね!具体的にどのような業務に取り組んでいたのですか?」

田中:「飲食店向けの自社農園サービスを展開していました。具体的な業務はこれといって無く、必要なことは全て行なっていました。

早朝から自分自身が畑に出て農業を行なったり、研修を開かなければいけない時は研修へ行ったり、事務仕事も山程あったので対応したり…と

まったく寝れないような日々ももちろんありましたよ。」

飯田:「私では、想像もできない様な業務量をこなしていたと思うのですが…なぜそこまで毎日仕事をできたのですか?」

田中:「日々仕事をしている中で、立ち上げをした先輩に敵わないと感じることが多かったからだと思います。起業したいという漠然と大きな目標があった自分が、このままでは何もできないなと感じたし、通用しないなと感じることが多かったからですかね。」

誰のために仕事をしているのか

田中:「そんな生活を1年半続けた、ある日、倒れて気がついたら救急車で運ばれていました。」

飯田:「?! 倒れる?!本当に身体的にも限界だったのですね。」

田中:「その時、初めて仕事をする上で恐怖というものを感じましたね。

やらされているというか、やらないといけないという強迫観念に襲われていて
何のためにでもなく、ただ目の前の仕事をやらないといけない状況に駆られながら働いていたんですよね。」

飯田:「その後は、どうされたのですか?」

田中:「自分は、誰のために仕事をしているのかを考えた時に、人に心配なんてかけたくないのに、今の自分は、家族をはじめ婚約者や周りの関わる人に対して心配しかかけていないなと改めて感じました。

関わった人を幸せにしたいという思いから、起業をしたいと漠然と考えたけれど、本当に起業することが最善の方法なのだろうか、とも考えましたね。

そこから起業は、叶えたいものを実現するための手段であって、目的では無いと気づきました。

結論、その時の仕事は辞めることを決めました。」

飯田:「1社目では、TOPセールスとして大活躍をし、2社目では、自身の無力さを目の当たりにし…と、りゅうさんに過去そのような時期があったのですね。」

そして、Hajimariを選んだ


飯田:「その後、Hajimariへ入社をされたかと思うのですが、どのような経緯で入社されたのでしょうか?」

田中:「転職をしようと決めた時に、自分の能力を付けたいという思いと、人生の選択肢を自分でつくれるかつ、自分で選べる状態はどうすればいいのだろうかと考えました。結果、やれることを増やすしか無いという結論にいたりましたね。

じゃあ、やれることの範囲が一番広い選択を考えたときに環境の整っていないベンチャーだなと」

飯田:「なるほど、前提として求めていた環境はベンチャーの様な未成熟な会社だったわけですね。ベンチャー企業も世の中には、数多くあるかと思いますが、なぜHajimariを?」

田中:「その当時、もう自分には起業はできないと諦めていて、起業ってすごいなと昔から思ってはいたけれど自身の原体験から、起業をしている人を本当に心から尊敬できるなと思ったんです。

だからこそ、起業家の支援をしたいと思うようになり、企業探しをはじめました。」

飯田:「なるほど。Hajimariを選んだ最終的な決め手はなんだったのでしょうか?」

田中:「まずは、何よりビジョンへの共感が大きかったですね。

そこからWantedly等のblogを沢山読んで、この会社で働きたいと思うようになりました!」

飯田:「当時、社員数は何人くらいだったのですか?」

田中:「2017年に入社をして、30名弱でした!」

飯田:「今年で入社してもう3年目を迎えたのですね」

入社後の挑戦と苦悩

飯田:「では、Hajimariに入社をしてからの3年間は、どのようなキャリアを積んできたのですか?」

田中:「入社してから、現在の事業責任者を務めることになるまでずっとITプロパートナーズ事業部配属です。

実は、入社当時はかなり苦戦をしていて、上手くいかないことが多かったです。代表の木村に1on1を設定してもらったりと、周りの人に支えられながら段々と結果を出していくことができるようになりましたね。それからは、

2018年度の下期より、リーダーを任され
2019年度の下期からは、事業部長補佐というポジションに抜擢されました

そして、今期2020年度の上期からは、ITプロパートナーズ事業責任者として従事しています!」

飯田:「お話を聞いていると、入社後着々とポジション的にも経験を積んで来られているように思うのですが、やはり事業責任者という、事業全体を見る立場を目指して日々業務を行なってきたのですか?」

田中:「いや。社内にリリースされたのは、2020年度4月でしたが、事業責任者になるということを伝えられたのは、それより前で会議にて突然、“明日から事業責任者です”と伝えられましたね。

いわゆるこれがベンチャーのスピード感でもあると思いますが、来期からとは言っている場合じゃなくなったら、すぐにでも最善策を打つべきでこんなことも起こりうることなのだと思います。

一方で、次の日から自分が事業責任者となると何からやったら良いんだろうと不安はありました。」

飯田:「1日にして突然責任範囲が一気に広がりましたね…そして、日々変化し続ける環境であるがゆえに起こりうることですね。それからは、どうされたのですか?」

田中:「その時、まず頭をよぎったことは、今までITプロパートナーズ事業部を見ていた事業責任者が何をしていたのかを自分は、知っていたようで知らないなと。

自身が考えなければいけないことの幅も一気に広がりましたし、代表とのmtgも重ね、人員配置も考えやっとの思いでスタートさせました。

が、コロナによる影響を受けやっとの思いで考えた事業計画は、あるようで無いようなものでした。」

飯田:「何もわからない状況で、自分の事だけではなく事業全体のことを考えながら過ごすことは相当大変だったのではないかと思いますが、実際当時はどうでしたか?」

田中:「今振り返ると、正直しんどかったですね。コロナの影響を受けていた時期は、メンバーも何をしたらいいのか迷っていましたし、事業部として何を目指していけばいいのかと考え込むことも多かったです。

それに加え、自分自身の役割が4つあったんですよね。

1)プレイヤーとして予算を追うこと
2)チームリーダーとしての役割
3)営業責任者として事業部の営業数字を管理すること
4)事業責任者として事業部の未来を考えること

3)4)は、やったこともなくイメージもできないくらい責任の大きいことで、求められることばかりを考えすぎて、自分は何をしたらいいのか分からないというような状況の時もありました。

“自分が、できている実感もない。”

“どう考えればいいのかが分からない。”

でも、せっかくのチャンスだから走りながらどうにか学んでいくしかない。
期待値を超えていくしかない。

と思い、ただひたすら目の前のことにがむしゃらに食らいついていました。」

飯田:「りゅうさん…それを1人で抱え、事業部の責任を負うということの偉大さを感じます。」

田中:「本当に、いち営業マンとしては数字が出せなくなった時期もありましたし、チームとしてもズタボロになってしまっていたこともあります。

でもそのときは、営業としての数字を追うことよりも、未来のことが決まらないほうが事業として動かないなと思っていたので事業部のことだけを考えて日々業務をしていましたね。

自分の色をどこで出すべきなのか、事業として何を実現させていきたいのかに関しても、かなり悩みました」

飯田:「本当に様々な葛藤や苦悩があったかとお話からも伺えますが、逆に事業責任者となり得たこともあるのではないでしょうか?」

田中:「もちろん。例えば、今までは営業予算だけをみていたけれど、事業としてのPLを見た時に何をコントロールすることで、結果としてどの様に会社全体の利益になるのかということを理解ができるようになったことは大きな変化です。

また、少なくとも会社の売上の大半を、ITプロパートナーズ事業部が占めているので自分のワガママだけの判断では通用しないというが前提で、自身の思考量が足りていないのならば周りの人が決めたことを進めていくほうが間違いがないということも学びました。

だからこそ、決断をする際の思考と材料集めに関しては今まで以上に意識するようになりましたね。

本当に、優秀な人が多いんですよ社内に!!!」

飯田:「最後に、未来のことについてお伺いできればと思います。

事業責任者という視点から、今のITプロパートナーズ事業部の目指している方向性であったり、現状の課題等がありましたら教えて下さい。」

ITプロパートナーズについて詳しくは、こちら

田中:「事業部の方向性としては、自己実現に挑む全ての人々へ選択肢や機会含めた価値提供をし続けられる事業でいたいです。

稼働者様とクライアント企業様において、それぞれの立場で実現したいことがあるはずで、そこに対しての手段が起業やフリーランスという選択肢であると思っていますし、週2〜3日で働くということだと思っています。

そこに対してITプロパートナーズを手段として利用し、双方に必要なものを提供できるようなサービスにしたいです!

課題としては、もっとサービスの質の向上、幅の拡大をしていけると思っています。
フリーランスという市場が拡大傾向にあることに対して、うちのサービスの認知度が低いことも改善していきたいですね。

そうすることで影響範囲も広げていきたいですし、業界問わず多くの人から頼られるサービスでありたいです!

内向きでいうと、拡大させている組織において重要なマネジメントレイヤーを増やしていくことと、属人化してしまっている部分を上手く仕組み化して、人力で注力すべきところへ注力できるような環境つくりはしっかりとしていきたいと思っています。

そして新しく提供できる価値をつくっていけることに対して、メンバーがチャレンジできたり、自分のWillに紐付いた働き方ができているな、成果が出せたなと実感できる事業部としての文化・環境も作ってきたいです。」

飯田:「事業としての展望をお聞かせ頂き、ありがとうございます!次に、様々な経験を通して今、りゅうさんが考える自身の未来の姿についてお話を伺えればと思います。」

田中:「自身のWillでいうと、好きな時に、好きな場所で、好きな人と、好きな仕事がしたくて

その選択権も、その選択肢自分でつくれる力がある人でいたいです。

自分は、1→10のフェーズの事業責任者ということを今経験していて、市場から求められる水準は一定あると思っています。
だからこそ、そこに加えて自分にしかできない領域をつくっていくこと、他の人ができても自分の方がうまくできるだとか、自身の色をだせるようにして伸ばしていきたいなと思っています!

新規事業を立ち上げる様に、0→1をしたいとは思っていないけれど、もし新規事業を任されるとなった時に、自分はできるけどやらないという主導権をもった状態でありたいと思っています!」

最後に

今回インタビューをした、ITプロパートナーズ事業部事業責任者の田中との対談を通して

事業責任者の日々考えていることや、事業責任者を務める者でさえ完璧なのではなく日々挑戦をし続けていることが皆様に伝わって頂いたら嬉しいです!

弊社はまだ創業6年目、従業員数も50名前後と小さな会社です。
環境が整っている訳ではありませんし、何か一つの業務だけを専任しているメンバーは誰一人いません。

全員、会社の課題に対し自ら行動し、日々成長し続けています!

少しでも「自立した人材を増やし、人生の幸福度を高める」をビジョンに成長中の企業、
Hajimariへご興味を持って頂けた方、是非一度お話しましょう♪

さて、次回の中途blogには、直近入社したばかりのメンバーが登場いたします!
お楽しみに!\(^o^)/

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