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Group Mission & Our DNA

私たちは2005年の創業以来、一貫して「生活者中心の社会」の実現を目指してきました。

そしてこれからも「ソーシャル」「テクノロジー」「ファン」「クリエイティビティ」「グローバル」という要素を重視しながら、自社で開発・提供するSaaSやSNS活用、デジタル人材などによって企業のマーケティングDXを支援し、「世界中の生活者と企業の関係」をより良いものへと変えていきます。

本記事では、私たちの「Group Mission」と「Our DNA」をご紹介します。

モノからコトへ。マスから個人へ。物質から精神へ。
今、社会は激しく動き、人々の価値観も大きく変わってきています。
そして、テクノロジーの進化で、人と企業の関係も激変しました。

SNSはもはやインフラとなり、それぞれが自分好みの情報を得るのが当たり前になっています。そして誰もが発信者となり、誰もがその情報を共有・共感できる。距離や言語、企業規模や資本の差よりも共感を大切にする世界へと移り変わっています。

だからこそ、人と企業をつなげることで、社会はより豊かになる。私たちはそう考えています。

企業は、今を生きる人々の声やファンの想いをダイレクトに聞き、参考にしながら商品やサービスの向上につなげることができます。つながっている人々への情報伝達に掛かるコストはとても小さく、そこに共感があればさらに友達に広がります。
人々はスマホを活用しプロ顔負けの作品を作ることもできるようになりました。また、リモートワークも浸透し、場所や時間に縛られることなく多様な働き方を選べることがスタンダードになりつつあります。それぞれが置かれている環境への依存度が下がったのです。
つまり、人々はテクノロジーを活用し積極的に企業活動に参加・サポートできます。もう社内だけで頭を抱える必要はなく、世界中に頼れる人々が生まれたのです。
この新たなコラボレーションにより、企業の商品やサービスの質は上がり、コストは下がり、経営は良くなるはずです。結果として、企業はよりコアな仕事により集中できるようになったり、持続可能な社会の一員としての取り組みや社員たちが熱狂できることに注力できます。企業経営にとっては希望ある未来につながるすごい変化になるはずです。

そういったサイクルの中にいる企業はますます愛されるようになり、私たちはその理念や哲学、開発の背景などをより深く知りたいと思うようになります。
それは「安いから何となく買う」から、共感や愛着、信頼をベースとした消費を生み出し、消費という活動をもっと心豊かなものへ安心なものへと変えてくれるはずです。良い思想の企業はつながった人々と共に繁栄するし、逆もまた然りとなるので企業は本質的な魅力をまとう努力をするようになります。
このような経済の循環を生み出すことで社会、そして世界はより素晴らしいものになっていく。私たちは、そう信じています。



私が仲間と共にこれまで大事にしてきたこと、これからも大切にして行きたい要素をお伝えすることで、グループの根底に流れる共通の理念を共有したいと思い筆を取りました。今後、それぞれの歩む道が、グループのベクトルと共鳴・共振することで、さらに素敵なものになってほしいと心から願っています。

私にとって、仕事とは「冒険」です。もちろん今も冒険の途中にいます。仲間と共にまだ見ぬ彼の地に向かう中で、周囲を良くしながら、自らも成長していくイメージです。私が初めて本気の冒険に参加したのは2000年の頃です。安定した大企業を辞め、年収を半分にまで落とし、当時は片道切符にしか見えなかったネットベンチャーの創業期に参加しました。想像する未来への興奮、手に入れたものを捨ててしまった不安、成功させるしか道は無いと感じる焦り、さまざまな感情が入り混じった不思議な感覚でした。傍から見れば、大変に映っていたようですが、私自身、一心不乱で無我夢中の楽しい日々だったことを昨日のことのように覚えています。

集まってきた仲間も自分たちが信じる未来に向け集中し燃えていました。火がつかない不燃型や盛り上がりに水を差す消火型のメンバーはおらず、励まし合い共に燃え続けられる人ばかりで気持ち良い空間が続きました。そんな日々を続け、周りから称賛を受けるまでになると、この分野で想像以上に実力が付いて(いたらしく)、世間から一目置かれる存在になっていきました。能力をつけるために冒険するのではなく、冒険に集中した結果、能力が付いているという順番です。

冒険は最良の師です。本気になれる冒険に出会えれば、人生の半分は成功だと思います。その道のりでは、かけがえのない友人との信頼関係、真の能力と自信、心身の健康が手に入ると思います。スポーツの場合はそうは行きませんが、ビジネスでは良き仲間たちと魅力的な目標に諦めず進めば、多少時間が遅れても必ず成功すると私は経験から分かっています。それは当然、経済的な安定にも繋がります。冒険には人生の幸福への要素がぎっしり詰まってます。まずは、それぞれのカンパニーにおける冒険に熱中・集中して欲しいです。

あなたが熱中できる冒険をしていく上で大切なのは、多様な仲間の参加と彼ら彼女らとの信頼関係です。多国籍の生徒が参加する大学院で私は指摘を受けたことがあります。「君は正解を言わなきゃと考えすぎだ。君の感じていることをシェアして欲しいし、その発言に周囲は寛容ですよ。」と。発言は相手に過度に受け止められることもなければ、それに対し自分が傷つくことも無いよという意味です。当然、発言は気持ちよくスルーされますが、たまに場に貢献できるととても嬉しいという加点主義な感覚です。

不確実な時代、冒険で起こる様々な課題の正解は簡単にはわかりません。もちろん、最後はその場のリーダーが判断することになりますが、フラットな心持ちで多様なチームメンバーと良く話し、場に多くの意見や物の見方を提供しあうことで、判断の質と速さを上げることができます。ぜひ、あなたの感じていることや気持ちを積極的に共有してください。感じたことには良いも悪いも正解も不正解もないのです。

また、人が集まれば社会ができルールが生まれます。そのルールを作るのも自分たちなのです。ルールは守る。しかし、現状に合わないルールならそれをすぐに壊し、アップデートする。自らも提案するし、他者の提案にも寛容であってください。

冒険の過程で仲間と気持ちをシェアしたり、知恵を出し合ったり、コミュニケーションを続けることは、相手との信頼関係、感謝や尊重に繋がり、皆で仕事をしやすい環境を維持するのにとても重要だと考えています。

人間は誰かのせいにすることで本能的に心をラクにしたがる生き物です。偉そうに書いていますが、私もそういう気持ちがすぐに芽生えます。「違うと思っていたけど、あいつにそう言われたから」「最初からうまく行かないと思っていたんだ」「環境変化が急に来たから」。そうやって周囲のせいにし、自分は悪くないと心を落ち着かせるのは簡単です。しかし、他責にしたりせず、自責の念で物事を見ると、もっとできたこと、回避できたことが見つかったり、本質的な改善に向かったりと良い未来につながっていきます。他責とは大切な自らの心を他者依存させていることです。心のコントロールは自分の中に持ち続ければ、魅力も増し、色々と好転していくものです。周りはよくわかっています。

また、私自身は臭いものに蓋をして上手く行ったことは一度も無かったです。それどころか、時間が経って臭いものが発酵し、もっと大きな問題になり、解決に何倍もの時間や費用がかかります。

周りは欺けたとしても、唯一欺けない存在が自分です。自らの価値を信じ、自らの姿勢に自らが誇りを持ち続けられれば、個としての尊厳が生まれ、良い意味での自信と他者への寛容さに繋がると感じています。

自責で物事にあたることは自らの意思に対する正直さであり、不確実だが解決しなくてはならないことへのコミットであり、ワクワクとヒリヒリの感情が交錯します。例え小さな挑戦でも意思ある人は、他人が言い訳をするところで諦めず、もうひと工夫、もうひと踏ん張りします。それは、とても尊いことです。簡単に結果が手に入らないことも多いですが、その過程における試行錯誤や周囲への働きかけで自らも強くなり、周囲からの信頼の貯金も積み上がります。日々、繰り返すことで素晴らしい人格・品格の形成、真の人脈形成に繋がると思います。

これまで綴ったことは、私も自問し続けていることです。仮に今できていなくても、そうありたいと思いながら日々を送ることが大切で、同じ意志を持つ素直な仲間たちと挑めば、素晴らしい成果を生み出し続けられると確信しています。

グループの社員全員が、それぞれ誇れるものやサービスを作り、世界中の多くの人々(お客様、社会、株主、家族や友人)に幸せや喜びをお届けする会社であり続けたい。そして、ミッションの達成を目指す冒険を通じ、働くみなさん自身も自己実現し、幸せを手にして欲しいと強く願っています。

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