関西学院大学を2023年3月に卒業し、同年5月より台湾に語学留学中のため現在24卒枠で就活中です。
貧困や差別、LGBTQなどについて
調査目的において、データの収集および前処理を担当。 必要なスキルを独学することで、都度効率化を行った。 (例:職員が2日かかると想定した業務を2時間程度で完了)
私の最大の強みは「何事も楽しむ力」である。これまで不本意な出来事や結果、苦労を伴う努力であっても前向きに捉え、その状況や境遇だからこそ出来る経験や得られる学びを楽しみ、貪欲に成長し成果を上げてきた。具体的なエピソードとしては、上記の「自己PR 」で述べた、NGOでの業務効率化における学習過程が挙げられる。 既述の通り同取り組みの過程で独学による技術習得を行ったが、これは当初は業務内で生じた必要性から始めたものであった。そのためエラーや困難に直面するたびにストレスやフラストレーションを感じていた。しかしこれを「挑戦機会」や「何かの縁」と前向きに捉えることで次第に成長への実感や好奇心、そしてトライアンドエラーから得られる達成感などから学習が心底楽しくなり、気づくと同学習が半ば趣味になっていた。そしてその頃には日常生活で時間さえあれば自ら学習を進め、PCを使えない時は頭の中で機能の構成を考えるなどし、長い日には10時間ほどを学習に費やすに至った。 この結果、既述の通り大きな成果を挙げることができたのだが、それと併せて周囲からのポジティブな評価にも繋がった。具体的には、周囲の目には苦労と映る同学習過程を私が途中から苦痛というより寧ろ趣味として楽しみながら進めていった姿勢に対して、同僚や上司からその後「難しい仕事、大変な仕事があれば中筋に」といった信頼と評価を得ることができた。
私が学生時代に最も力を入れて取り組んだこととして、NGOでのインターンが挙げられる。その中でも特筆すべき行動とその成果として、持ち前のITスキルを活かした業務効率化を紹介したい。私は同団体が行う調査研究業務において、リサーチ担当者としてデータの収集ならびにそれらの前処理を担当した。しかし私が同業務を担当し始めた当初、業務の大半が手作業で行われており、膨大な作業時間に対してアウトプットの質・量ともに高いとは言えない状況であった。そこで持ち前のITスキル、具体的にはリサーチやコーディングに関する経験とノウハウを活かし、主にデータ収集過程の自動化による業務効率化に取り組んだ。具体的にはWEBスクレピングによるデータ収集の自動化、正規表現を用いたデータのフィルタリング、Pandasを用いたデータの整理と前処理などである。またその過程で目標達成のために未経験の技術を習得する必要性に直面したため、業務外の時間にそれらを独学することで補うことを試みた。具体的な数字を挙げると、毎日平均して4〜5時間ほどを、業務及び大学の授業と並行して学習に費やした。 その結果、当初の目標であった業務効率化において、30〜85%の業務時間短縮を実現した。一例を挙げると、職員が2日かかると想定したデータ収集作業を、わずか2時間程度で終わらせることができた。更に収集プロセス自体を自動化したことで、入力ミスといったヒューマンエラーの可能性を排除でき、データの質を高めることに繋がった。このように自身の取り組みを通して、当初の課題であった時間あたりアウトプットの質・量の向上という目標を達成した。