「アジャイルなマインドセットとは」5回目、これが本シリーズ最終回です。 今回は、「システムを中間成果物とみなすこと」です。 振り返り ここまでの「アジャイルなマインドセット」を振り返ってみましょう。今回も含め、 小さく失敗すること チーム自身が開発プロセスを継続的に変えること ○○より○○ingが重要 要件・計...
「アジャイルなマインドセットとは」4回目です。 今回は結論から。「要件・計画・見積・設計の無段階の階層性を認めること」です。 「アジャイル開発で要件は事前に決めるの?決めないの?」 今回は特に、なんのこっちゃ、と思われる方が多いのではないかと思います。要件で考えていきましょう。 数年前の話ですが、インセプション...
「アジャイルなマインドセットとは」3回目です。 ingに価値を見出す 本当の価値は作成されたモデルではなく、モデリングという作業そのものにあることを認識すること、これを重要な思想として採用すべきだ。 これは、私も翻訳者のひとりである、「ディシプリンド・アジャイル・デリバリー 」という書籍内の一節です。これを読ん...
「アジャイルなマインドセットとは」2回目です。 スプリントレトロスペクティブについて スクラムには、スプリントの終わりに実施するイベントが2つあります。 ひとつがスプリントレビュー、もうひとつがスプリントレトロスペクティブです。 スプリントレビューはその時点のインクリメント(作成途中のプロダクト)のレビュー、そ...
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 思いがけずできた空き時間。想定していなかった春の過ごし方。 普段じっくり考えられないことを、ゆっくりと考える時間もよいかもしれません。 私としては、鬼編集長に催促されずに記事を書いたのは、これが初めてです。 「アジャイルなマインドセット」? いきなり大上段のタイトルです。な...
はじめに はじめまして。豆蔵の渡会です(2018年秋からです)。 私自身、アジャイルに関わって10年以上経つのですが、それ以前はPMI🄬 (プロジェクトマネジメント協会)のPMP🄬(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)の資格を2005年に取得しそれを活かした活動をしていました。そして2014年からPMI...
記念すべき10回目のAgile Japan 2018年7月19日、というイベントが開催されました。 ※ 各セッションの資料も順次公開予定です。 私は2015年から今回まで実行委員を務めていて、企画段階から関わっています。特に今年は10回目のAgile Japanということで、ここ数年実施していたセッション公募をし...
この記事のきっかけ そもそもプロダクトオーナーをこの連載のトピックとして取り上げようと思った理由は、プロダクトオーナーをあまりに軽く考えている方が多い気がしているからです。前回、プロダクトオーナーについて、 「要望を出す人でしょ?」 と思っている方が多い、というお話をしました。開発チームに対して「こんなものを作っ...
アジャイル開発の普及 スタートアップ企業やIT系サービス企業だけではなく、いわゆる従来型の「堅い」企業にも、アジャイル開発が確実に浸透しつつあります。それに伴い、開発側だけではなく、ビジネス側の難しさを実感されている会社様が増えてきました。 アジャイルの本来の目的はビジネス価値の素早いリリースです。とはいえ、アジ...
記念すべき連載10回目です! 社内にいるにも関わらず、鬼編集長からSNSで記事の催促が来ました。 (でもそのおかげで、今回のネタを思いつきました) 今時のメールとSNSの使い方 今時、社外から(冒頭の話のように社内からも)SNSでお仕事の連絡が来ることが増えました。 昔親しくさせていただいていて、最近はSNSで...