【ともに育つ船プロジェクト】 クルーズ・ディレクター育成VISION フェーズ1（1-3年目）　現場 1年目 入社1年目から、数億円規模の自治体を担当するメインディレクターに。チームの中心に立ってプロジェクトを引っ張る。自治体・事業者・社内メンバーと向き合い、敬意と感謝をもって信頼関係を築く。ふるさと納税に関する数字や制度、地域の特色を吸収しながら、正解のない状況でもがむしゃらに行動に移す。周囲の力を借りつつ現場のリアルを体感し、経験値を積み重ねながら、基礎力を一気に高めていく。 2年目 担当自治体で成果を出し、ディレクターとして社内外から信頼される存在に。課題を構造的に整理し、どうすれば成果が出るのかを論理的に考え、施策としてやり切る力を磨く。SSの職種や拠点を越えたつながりに主体的に関わり、人を巻き込みながらチームとして成果を伸ばす。自分の判断力と推進力が、信頼と寄附額を生み出す手応えを実感する。 3年目 担当自治体の高い顧客満足度を維持しながら、新規自治体の立ち上げや他自治体の支援にも携わる。拠点内のディレクター全体を俯瞰して状況を把握し、事案に応じてリスクや優先順位を見据えた意思決定をする立場へ。プロジェクトの企画だけでなく、周囲を巻き込み、スピードと質を両立させながら成果へと導く。 身につくスキル リスペクト力/がむしゃら力/すぽんじ力/ロジカル力/クリエイティブ力/リスクヘッジ力/アウトプット力 フェーズ2（4-6年目）　マネジメント 4年目 これまで培ってきた現場力を土台に、複数の自治体を束ねる役割を担う。担当自治体の成果を出し続けながら、特定のプロジェクトの推進役として、SSの職種を横断した連携を設計・実行する。現場で起きている事案を構造的に捉え、どこに課題があり、どの順番で手を打つべきかを論理的に考える力が強化される。また地域にとって本質的な価値は何かを考え抜き、企画や施策として形にするクリエイティブ力が身につく。「自分がやる」から「チームを動かして前に進める」フェーズへの転換期。 5年目 複数の自治体やプロジェクトを束ね、リーダーとして安定的に成果を出す立場になる。メンバー育成や体制づくりにも関わり、育成プログラムの設計や、再現性ある運用の構築に着手する。また外部パートナーとの連携、戦略・施策領域の専門的な議論にも深く入り込む。短期的な成果だけでなく、中長期視点でのリスクや成長余地を見据え、意思決定を支える役割を担う。現場・人・仕組みを横断しながら、チーム全体のパフォーマンスを引き上げていく。 6年目 エリアや拠点を代表するリーダーとして、10自治体前後を管轄し、管轄自治体の顧客満足度を高く維持する。各ディレクターの状況や特性を踏まえながら、優先順位とリスクを見極め、最適な判断を行う。自らが前に出るだけでなく、任せ、支え、方向を示すことで組織を前に進める存在へ。自治体・事業者・チームにとっての最善を考え抜き、複雑な状況でも意思決定できるリーダーとして、ディレクターチームの中核を担っていく。 身につくスキル ロジカル力/クリエイティブ力/リスクヘッジ力　強化 フェーズ3（7-10年目）　経営 7年目 これまでに培った現場・マネジメントの経験を土台に、地域単位・事業単位での意思決定に携わる。複数自治体・複数チームを俯瞰し、人材や資源をどう配置すれば地域に価値を生み出せるかを考える立場へ。地域の課題を「支援」ではなく「経営」の視点で捉え、持続可能な形に組み替える思考を身につける。地域経営力の入口に立ち、事業づくりの視座を高める。 8年目 地域の価値を、継続的な収益へとつなげるマネタイズの設計をする。制度・市場・地域資源を横断しながら、事業として成立するスキームを描き、形にしていく。自治体・事業者・社内外の仲間を巻き込みながら、単年度では終わらない事業を育てる役割を担う。「いい取り組み」ではなく「持続する仕組み」をつくれる存在へ。 9年目 事業・組織・地域を横断しながら「意思決定」に責任を持つ立場になる。利害や立場の異なる人々の間に立ち、対話を重ね、最善へと導く力が磨かれる。自分以外の人の力を信じ、託し、束ねることで前に進める。人間力を軸に、周囲から自然と人が集まり、人を動かすリーダーへ。 10年目以降 役割や肩書きにとらわれず、地域・事業・組織の未来に向き合う存在へ。会社の中核、地域に根ざす道、知を究める選択—— どのような立場にあっても「地域にとって何が最善か」を判断し、行動できる。環境や役割が変わっても、スチームシップで積み重ねてきた経験と思考が力となる。人と向き合い、価値をつなぎ、未来へ導く。地域の未来をつくる人材へ。 身につくスキル 地域経営力/マネタイズ/人間力