藤里町は、本州唯一の世界自然遺産白神山地と共に生きる町です。その白神山地の麓、秋田県藤里町(ふじさとまち)で、町民のみなさんと愉快な生活を営めるよう、産業、医療や福祉、子育て、教育などの面でさまざまな行政サービスを提供しています。
■藤里町ってどんなところ?■
秋田県北部に位置する藤里町は、世界自然遺産「白神山地」を有する、東アジア最大級のブナの森に溢れた町。面積の約9割が森林、そのうち約7割を国有林が占めており、自然を身近に感じられます。青森県との県境にある白神山地は、ブナの原生林が青々と生い茂り、川には清らかな水が流れる神聖な森。人の手が加わっていない箇所も多く、いきいきとした自然が辺り一面を覆っています。
およそ2,600人の町民が自然と共生しながら暮らす静かな町ですが、県内外からの観光客も数多く来訪。最寄りの空港まで30分とアクセスが良く、東京との往復便が運航しているため、首都圏とのつながりも確保されています。
また、キャンプやバーベキュー、温泉など、誰もが楽しめるアウトドア・レジャーも充実。視界いっぱいに広がる自然が癒しの空間をつくりだします。
■目指す町のすがた■
著しい人口減少が大きな課題で、町として早急に対応する必要があります。そこで私たちは、町おこしの指針となる「藤里町総合戦略」を策定。地域の持続を目指し、移住、定住の奨励や雇用機会の創出、出産から子育てまでの支援など、長期視点に立った施策を展開しています。
また、人口減少局面にある現在でも、藤里らしい経済圏をつくり、白神山地が生み出す文化的・経済的価値が、町おこしの観点における持続可能性につながることを目指しています。