前回の(前編)に引き続き、藤里町の特産品「白神まいたけ」を紹介していきます。
まだ前編をご覧になっていない方は藤里町のストーリーから(前編)をご確認ください。
「白神まいたけ」の特徴であるナラ100%、完全自社生産の木粉に水と栄養を足して菌床にしていきます。
菌床は67%が水分です。
半分以上が水のブロックを分解しながらまいたけは成長していきます。
粉砕した木に水と栄養を加えて、高温高圧の窯で殺菌したものです。
殺菌することで雑菌を排除したうえに舞茸の菌を乗せます。
温度と湿度を管理した部屋でこれから60日、舞茸菌の成長を見守ります。
それから70日後の舞茸です。
茶色かった菌床は舞茸菌が全体に成長したことで真っ白になり、上からは成長した舞茸が顔をのぞかせています。
この部屋では舞茸でも舞茸の成長に最適な温度と湿度が保たれています。
年間通して同じ環境の部屋ですので、夏は涼しく冬は暖かく感じますが
この部屋の湿度は90%以上
メガネが曇ってしょうがないですが、湿度が下がると正常に成長しないので仕方ありません。
水分67%の菌床と湿度90%以上の部屋を好む舞茸にとって、水質の影響は大きいと言えるでしょう。
藤里町を流れる川は世界自然遺産である白神山地に源流を持ちます。
白神山地のふもとに位置し、上流にはているため、良質な水が白神山地から汚染されることなく流れ込んできています。
良質の水によって「白神まいたけ」は雑味が少なく強い香りを持った舞茸として育ちます。
藤里町の水質については別の記事でも詳しく取り上げていますので藤里町のストーリーから「水道水が美味しい町ってどういうこと?」をご確認ください。
こうして収穫された舞茸が「白神まいたけ」として出荷されます。
(画像で着用のクールなSrkmTシャツは藤里町内の「森のえき」で販売しています。)
今は町内の直売所や近隣地域のスーパーを中心に販売しており、稀にですが品川にある秋田県アンテナショップなど関東圏へも出荷しています。
今後は首都圏はじめ全国の人に「白神まいたけ」と藤里町の名前を届けていきたく、生産スタッフを募集しています。
特産品事業の成長を通して地域を盛り上げるために、皆さんの応募をお待ちしています。
まずはカジュアル面談でもいかがでしょうか?
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「白神まいたけ」についての問い合わせはこちらのリンクからどうぞ。