冷凍食品ECスタートアップのSCMを支えてくれる方WANTED！

食の需要は多様化しています。 共働き世代の増加、高齢化社会、生活習慣病の課題、アレルギーや食事制限など、さまざまな理由で異なる商品を求める方が増えてきています。一方で、食品業界では「少品種・大量生産」モデルが主流とされてきました。 大量生産モデルがなければ、戦後の人口増加期のカロリー需要を支えることはできませんでした。私たちは決して大量生産を否定する立場ではありません。 しかし、時代の変化と共に、大量生産のみでなく「多品種・少量/中量生産」の仕組みが必要であると考える理由は以下の通りです。 ①一人ひとりに合った商品が求められる 需要が多様化する社会では、マス向けの商品のみでなく、ニッチ/セミマス向けの商品の需要が増えます。例えば、時短で野菜がたくさん摂れる商品や、小麦や乳製品を含まないスイーツ、一流レストランが手作りしたパスタソースなど、これまでの生産モデルでは製造が困難だった商品が必要です。 ②精密な需要予測が必要（廃棄ゼロの社会へ） 自社工場で大量生産をすると、固定費や減価償却費を按分するために工場のマックスキャパシティでの製造が前提となるため、シーズンや消費動向に左右されて廃棄が生まれます。 ③中小規模の工場が繁栄しない 人口減少や工場の大規模化が進むと、これまでローカルの需要を支えていた中小規模の工場の生産量が落ち、国内の職人技術が失われていきます。 これらの課題を、我々は「ファブレス経営」で解決します。地域の工場や飲食店の遊休設備（アイドルタイム）を活用し、空いていた時間を埋めることで多品種少量生産を実現しています。 実際に、DELIPICKSで一番リピートされている商品はニッチな商品です。ニッチな商品を大量に抱えるため、巨大な市場を狙えるのです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 また、たくさんの商品の中から好みのものを選ぶ手間をなくすためのマッチングアルゴリズムを開発しました。加えて、たくさんの種類の商品在庫を抱えながらも廃棄を出さないための需要予測システムを開発することで、平均在庫回転期間3週間・廃棄ゼロを達成しています。