警察 / 地域
警察学校で得たこと
10ヶ月間警察としての基礎を学び集団行動を送る中で課題解決力と協調性を養いました。 【ミスを無くす】 私の教場では忘れ物や部屋の環境整備等の気をつければ防げるミスが目立っていた。 原因は集団行動にもかかわらず、お互いの確認作業を怠っていたこと、人のミスを他人事にしていたこと。 そこで、私自身が普段気を付けていることや気づいたことを声に出して共有したり、部屋を出る際は部屋員と声掛けをしたり、毎日独自のチェックシートを作成し共有する事で2重チェックとなり小さなミスを無くすことができた。 【室長の経験】 <役割> ①場長から受けた指示を部屋員に伝達する ②部屋員の良し悪しを見つけ報告すること <①について> 場長からの指示は教官から受けた指示をそのまま伝達するのみで不明点がいくつかあった。だが、その不明点を自己解決して行動することで、教場員全員が同じミスをしてしまう事態が生じた。そこで、場長と室長間の会議ではわからないことを見つけ出しそれを教官に再度伺うこと、部屋員に伝達する際出た不明点は直ぐに教場全体に共有し自己解決したとしても再度教官に伺うことで、1日スケジュールをスムーズに進めることができた。 <②について> 毎日同じような事をしていく中で部屋員5人のことを見るのも見つけ出すのも難しくとても苦労した。当たり障りのない事を書いてしまい教官から指摘を受けた。原因は一つただ監視しているだけであること。私は1日を通してコミュニケーションを積極的にして、部屋員それぞれの性格を理解することを意識した。そうすることで普段見えない事が見えるようになり多くのことを報告できるようになった。また、部屋員の思考を理解し行動を予測することで、部屋員の起こりうるミスを減らすことができた。それが教官からも認められ後期では場長を任されることになった。 【学んだこと】 自分にできることは何なのかを考え、それを行動に移していくことで周りに影響を与えられる集団行動の仕組みを学びました。同じ過ちをしない、わからないものは聞くという行動はエンジニアとしても大切で、コードを書く際にわかったフリをせず妥協しない貪欲さを生かしてどんな課題にも立ち向かいたいと思います。