片岡 竜之介

　航空大学校において力を入れて取り組んだことは、「同期の中で最も勉学に時間を割き、決して妥協しなかった」ことである。私は最初の座学課程において、同期の中で1番努力し、豊富な知識を身につけようと決意した。そして「座学の成績で1位を獲ること」を目標とした。これは、航空大学校に不合格となった方々に合格したのが私で良かったと納得してもらうためである。また、将来の乗客の安全を確保するためにも知識が必要だからである。 　目標達成のために2つのことに取り組んだ。 　1つ目は、同期の中で最も勉学に時間を割いたことである。SNSをスマホから消去することで、無駄な時間を減らして勉強の時間を確保した。休日も同期が遊びに出かける中、今は勉強に集中すべきと考え、机に向かった。 　2つ目は、分からないことは早い段階で同期や教官に質問をして、効率的に勉強したことである。不得意な分野で悩む時間は非効率であると考え、積極的に質問することで早めに解決し、効率的な勉強を心がけた。 　その結果、同期２７名中1位の成績を獲得することができた。目標達成のために誰よりも努力することができるという強みを、これからも発揮していきたい。