ビンテージゴルフクラブの輸出
CUNYに留学して、作曲専攻しながら、南米のやつらとラテンバンドやってまして、気持ちいいどんちゃんな毎日を過ごしておりました。まもなく近所の日本人家庭に家庭教師を依頼され、日本語と数学を教えてましたが、そのこのパパさんが大手ゴルフ用具メーカーの駐在員さんで、日本の主要ゴルフショップから「年代物のビンテージクラブ」買い付けを頼まれて困っているとのことでご相談ある。へえって聞いていた。米国の中古クラブ屋で5ドルくらいで売ってるドライバーが日本で30万になるんだって。でもパパさん副業禁止だし、会社ではそんな面倒なことを取り扱わないし、週末は休みたいし。ねえコバちゃん手伝ってよってことでクラブを学ぶ(笑)毎週末は中古クラブ屋にいりびたり。ジャンクの中にあるお宝をピックアップしては日本のゴルフショップに送る仕事。それを通して雨の降らない中東のサッカー場がなんで緑の芝生なんかってすごい技術を知り、これまた日本内地の建設会社に営業するのに通訳したり、あ、公文の先生も頼まれてしたわ。 貯金取り崩すはずが、貯金さらに貯まる。寿司バーでバイトもしてみてチップめっちゃもらいまくってウハウハ(笑)でも政治難民のみんなと仲良くなっていきなりぜんぶやめて勉強しまくる。国際関係論の安全保障論ね。今の河野外務大臣が行かれていたジョージタウン大のマスターにトランスファーするつもりでした。たまたまCUNYも国際関係論盛んで、はじまりはシカゴ大のモーゲンソー先生なんだけど、当時はNYとワシントンDCが盛んだったのです。しかしまあクソおやじが日本の大学卒業してケロとかぐずるので、いったん帰国します。