定期演奏会
出身高校では吹奏楽部とギター・マンドリン部が合同で毎年有料の演奏会を実施しており、演奏会の準備は部員全員がある係につき、生徒が主体的に準備を進める。 高校2年生のとき、舞台係の全体の副チーフ(ギター・マンドリン部でのチーフ)を勤めた。舞台係とは当日のタイムスケジュールや演出を考え、両部の擦り合わせを行い要綱を作成すること、OBや会場のスタッフの方々とコンタクトを取るのが主な役割だった。 その中で大切にしたことは、全体のチーフと密にコミュニケーションを取り、お互いの考えを共有して構想を練っていくことだった。何からどう進めていくか、要綱はどのようなものにするかなどを昼休みや放課後を利用して週に1~2回のミーティングを行った。 いちばん苦労したことは舞台転換の時間を短くしたり、両部の持ち時間の調整だった。演奏会が長すぎるとお客様も疲れてしまうため、休憩を長めに設定するなどの工夫も行った。 演奏会は成功に終わり、先輩方にも褒めていただいた。二人三脚で頑張ってきたチーフと喜びを分かち合い、反省点も含めて後輩への引き継ぎも行った。