研究
*大学での研究* 大学では医工学分野の研究室に所属。この研究室を志望した理由は、大学2年次に手術をともなう骨折をしリハビリを経験したことで、もっと楽しく患者様の負担にならない治療やリハビリの方法を考えたいという想いから。 ・大学4年次 手術後の患者の筋活動の評価をテーマとした。手術後は痛みや痺れなどから思い通りに身体を動かせないことも多いが、その評価を行った事例は過去になかったため、手術後の4週間で運動課題を行い、その回復の経過を筋活動を計測して評価した。 ・大学院時代 医療現場の方や患者様の負担を減らすような、簡便で専門知識がない方でも使用できるリハビリの方法を模索した。そこで考えたのが、手関節可動域と筋活動をリアルタイムでフィードバックできる在宅リハビリシステムの開発だった。本研究ではそのプロトタイプを作製したのち現在の評価方法とシステムとの比較を行った。 結果としては、試行回数を増やしたりさらなるシステムの改良を行うことで、現場で使用できるシステムとなることがわかった。