フリーランス / 写真家、ドキュメンタリーカメラマン
キセキミチコ写真展 「A complicated city」|UnoFOTO【インタビュー】
キセキミチコさん 写真展 「A complicated city」が、12月20日(日)まで四谷三丁目駅より徒歩5分ほどのところにあるギャラリー・ニエプスで開催されています。音楽を中心に、ドキュメンタリー、ファッションなどの撮影に取り組まれている写真家のキセキさん。2019年7月、作品制作のために香港へ渡り約8か月間滞在。そこで目の当たりにした香港民主化デモを最前線で追い続けました。 2019年12月に一時帰国し、ギャラリー・ルデコで「2019年 香港 私の悲しみと祈り #まずは知るだけでいい展」を開催。香港で目にしたデモ隊の若者たちに対する非人道的な行いへの悲しみと、これ以上彼らが傷ついて欲しくないという祈りを込めた写真展は、大きな反響を呼びました。 本展の題材は再び「2019年の香港」。前回の展示とは打って変わり、全点モノクロ作品で構成されています。また本展に並ぶ写真にはデモの様子だけではなく、香港市民の「日常」が写し出されています。キセキさんは何を求めて本作の撮影を続けたのか。一人の写真家として、香港の現状と向き合い続けた8か月の軌跡について、お話を伺いました。