公立はこだて未来大学 / 情報工学系
山口正栄記念奨学財団 ビブリオバトル最優秀賞
山口正栄記念奨学財団の交流会にて行われたビブリオバトルにて最優秀賞に選ばれました。 紹介した本:学習する組織 スピーチを練習する際に使用したメモ: (全体像) 1. 学習する組織とは 2. なぜそれが必要なのか 3. この本がどう良かったのか 4. 3を印象に残った具体例で示す (具体的なスピーチ内容) どうやったらいい組織を作っていけるのかな。 グローバル化によって社会が複雑になっている。 今までであれば単に生産性をあげれば成功していたのが、 そうじゃなくなってきた。 世の中に必要とされるものを見極めた上で、さらにそこから加速する世の中の変化に長期的な目線で対応していく必要が出てきた。 そのために、システム思考という考え方が重要になってくる システム思考は、従業員、企業、社会、はたまた自然環境と、あらゆる要素をシステムとして捉えるという考え方 → そこからあらゆる組織に共通する本質的な構造から議論を展開 いやいや、あらゆる組織に共通する構造とかもう抽象的すぎて結局よくわからないんじゃないの ・ 一個人として理解できる例 ・ 企業単位の具体例 ・ 図解による全体図の俯瞰 → 汎用性と実用性を両立させていて隙がない 印象に残った例:蛇口からコップに水を注ぐ例 ・論理的思考:蛇口ひねる→コップに水がいっぱいになりそう→蛇口を止める ・システム思考:蛇口ひねる→コップに水が注がれる→その情報が手を動かしている→水が出る量が変化→さらにその情報が手を調整させる システム思考を意識した場合:組織で問題が起こった時 →にあの人が悪い。あの部署が悪い という考え方にはならない。 AのせいでBが発生したっていう脳が大好きな線形の因果関係から、相互作用からみた全体像へ考えを切り替えることができる → 相互作用するループの中で効率的な解決策を考えられるようになる →今まのチーム開発で学んできた(でも抽象的な感覚だった)ことが、一気に言語化できるようになって衝撃を受けた