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店舗の休業から再び歩き出します。

再開ではなく再興

私たちゼットンの主要事業は飲食店舗の運営です。

現在の世界的な非常事態を受けて、私たち飲食業界が非常に苦しい状況なのは皆さんもご存知かと思います。私たちの国内出店エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・岐阜・三重・宮城です。

どのエリアの店舗も一時休業を余儀なくされました。非常事態宣言が出たということもありますが、実は私たちは非常事態宣言の少し前から休業をしていました。ウィルスの感染者数増加を受けて私たちができることはまず「自分たちが感染しない」ということだと考えたからです。

日々多くの方と関わる仕事柄、もし自分たちが感染したらどんどん感染者数を増やすことに繋がります。周りの人々の安全を守るためにも「営業をしない」という選択をとりました。

一時感染者数が落ち着きを見せた6月ころから徐々に店舗の営業をスタートさせていきました。お店を再度オープンさせる際に意識したこと、それはお店の「再開」ではなく「再興」です。

お店を再度オープンさせること自体は営業の再開となりますが、私たちはただ再開させるのではなく、再びお客様に来ていただくお店にすることが重要です。この状況下で人々の価値観は大きく変化しました。以前と同じようなお店の営業の仕方ではお客様のニーズに応えることはできません。

新しい価値観の中で求めらるお店をつくるには?

限られた外食という機会をゼットンのお店を求めてもらうためには?

答えはそのお店ごと異なるかもしれません。

でもまずは安心してお食事ができるということが第一優先です。行政が発信するガイドラインも様々存在しますが、私たちは独自に営業のガイドラインを作成しました。

新たな価値観の中で、ゼットンのお店なら安心だと感じて頂けるよう、私たちのお店でいい時間を過ごしていけるようにする試みの一つです。

「再開」ではなく「再興」

再び求めて頂けるお店に磨き上げること。変化の時代に流されるのではなく、自らが変化し進んでいくことが重要だと考えています。

外食産業は人に寄り添ってビジネスをしています。安全はもちろんお客様との人間味あるコミュニケーションがないと持続可能な経営は不可能です。

マスクで人々の笑顔が見えなくなる世界ではなく、たくさんの笑顔を生み出せるお店を作っていくことが私たちの使命の一つです。

店づくりは、人づくり。店づくり、街づくり。

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