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日本からドバイへ:サステナビリティの最前線で活躍するコンサルタントの歩み

今回は2年生の次世代リーダー育成プログラム(SGP・SCLP)を終了して一月に転勤が決まっているシュナイダーのサステナビリティ事業部の谷山さんに今までの歩みをお伺いしました。

SCLPとは?

シュナイダーの新卒専用次世代ビジネスリーダー育成プログラム(Schneider Graduate Program)のサステナビリティトラックは、サステナビリティに特化した2年間のリーダー育成プログラムです。(SCLP)

SCLPとして入社したきっかけと各ローテーションでのお仕事を紹介してください

就職活動において、私には「サステナビリティ」「グローバル」「成長」という3つの譲れない軸がありました。SCLPとして弊社への入社を決めたのは、サステナビリティ分野を牽引する弊社のビジョン、グローバルな環境、そしてSCLPプログラムを通じた成長機会という魅力に惹かれたからです。
入社後、サステナビリティ事業部にて3つのローテーションを経験しました。
第1ローテーション: ESGデータ管理プラットフォーム"EcoStruxure Resource Advisor"のプロジェクト管理を担当。お客様のご要望に応じたプラットフォームのセットアップや、操作方法に関するトレーニングなどを実施。
第2ローテーション: 脱炭素化戦略策定プロジェクトを担当。お客様の排出量算定、競合分析、脱炭素ロードマップ策定などを実施。
第3ローテーション: 再生可能エネルギーアドバイザリープロジェクト管理を担当。お客様のニーズに合わせた再エネ調達に関するリサーチや分析などを実施。


2年間のプログラムを通して強く感じるのは、サステナビリティ事業部における業務のやりがいです。お客様が抱える脱炭素化の課題に対し、弊社のサービス・ソリューションを提供することで排出量削減に貢献し、ひいては社会全体の排出量削減に繋げられることは、大きなモチベーションとなっています。また、グローバルプロジェクトへの参画機会を通じて、グローバルチームとの連携を深められることも、業務の醍醐味の一つです。


今回の異動の経緯や異動することに対しての期待・楽しみ・チャレンジ

グローバルな舞台でのキャリアを志向していた私は、その意向を周囲に伝えていました。その後、ドバイでサステナビリティ事業部を本格的に立ち上げることになり、立ち上げメンバーとして異動することとなりました。
ドバイという新天地でのチーム立ち上げは、キャリアと生活の両面において貴重な機会であり、多くの刺激、成長を得られると期待しています。私はこれまで、日本チームの立ち上げに関わり、サステナビリティ事業部のサービス・ソリューションへの理解やプロジェクト管理経験を培ってきました。これらの経験は、ドバイチームの立ち上げにおいても大いに貢献できると考えています。一方、同じ部署での異動でありながら、日本からドバイへ、文化や業務環境、生活環境など多くの違いがあり苦労すると思います。様々な課題を乗り越えることで、自身がどのように成長していくのか、楽しみにしながら日々精進していきたいと思います。

Clean Tech Consultant の業務内容とやりがい

クリーンテックコンサルタントは、お客様(需要家)の再生可能エネルギー調達アドバイザリー支援を主な業務としています。再エネ調達戦略策定からオンサイト電力購入契約(PPA)、オフサイトPPA(バーチャルPPAおよびフィジカルPPA)、証書等の調達実務まで、お客様をご支援しています。実務としては、主にお客様の課題を丁寧にヒアリングし、再エネプロジェクトの実行までをサポートします。多くのお客様は海外拠点も統括しており、日本とは異なる海外の電力・再エネ市場動向や調達手法への情報ニーズも高くあるため、弊社グローバルチームと緊密に連携するのもキーとなります。
特にオフサイトPPAは、海外では既に普及が進んでいますが、日本市場においては比較的新しいスキームです。追加性の観点から多くの企業が導入を進めているものの、市場としては発展途上であり、今後の成長が期待されます。個人的には、日本の再生可能エネルギー市場が今後ますます活性化していくことを楽しみにしています。
サステナビリティと経済性の両立は、お客様にとって重要な課題であり、アドバイザーとしてどのように支援していくかは、常に検討を要する事項です。この難易度の高い課題に、クリーンテックチーム一丸となって挑戦していくことは、非常に有意義であると考えています。

サステナビリティ事業部はどういった構成ですか?

日本のサステナビリティ事業部は、4つのサービス・ソリューションを軸に構成されています。事業部全体のチームリーダー、シニアセールスマネージャーに加え、各サービス・ソリューションを担当するマネージャーとコンサルタントが在籍しています。グローバルレポートラインに属しており、日本と韓国のチームはシンガポール拠点の統括者が管轄しています。国内にとどまらず、欧米、アジア、中東など、世界各地のサステナビリティ事業部と日々連携し、市場の最新情報を共有できる体制です。



SBチームの魅力やカルチャーを教えてください

他事業部やグローバルチームとの連携を通じて、サステナビリティ事業部、シュナイダーエレクトリック全体が一つのチームとして機能する、ユニークな企業文化が醸成されていると感じます。多様なバックグラウンドと専門性を持つ人々が集まっているため、日々刺激を受け、多くの学びを得られます。互いに切磋琢磨し合う風土がありながらも、冗談が飛び交うような和やかな雰囲気の中で業務に取り組める環境です。

応募者へのメッセージ

クリーンテックチームでは、需要家側のアドバイザリーとして、再エネ調達を戦略から実行までを包括的にご支援しています。そのため、需要家(サステナビリティ部門、ファイナンス部門、会計部門等)はもちろんのこと、再エネ発電事業者、アグリゲーター、小売電気事業者など、多様なステークホルダーの視点を理解し、分析する力が必要になってくると思います。特にオフサイトPPA再エネ調達戦略策定のご経験をお持ちの方、グローバルな視点ビジネスレベルの英語力をお持ちの方はフィットすると思います。



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