こんにちは、クオーターバックの山下です。みなさんの会社では、なにかコミュニケーションツールを使っていますか？クオーターバックでは3年ほど前から、Slackを導入しています。拡張機能を使って外部ツールの連携がしやすかったり、リマインダーが優れていたりと、リモートワークでも大活躍。そしてメインの機能と同じくらいか、それ以上に（！？）メンバーのお気に入りなのが「カスタム絵文字」です。

自由に、素早く楽しく反応できる「カスタム絵文字」。

Slackでは誰かの投稿に対して、絵文字を使って楽しく、すばやく反応することができます。そして最初からソフト内に用意されている絵文字のほかに、自分たちで自由に追加できるのが「カスタム絵文字」です。

Slackの設定画面では、自分たちのワークスペースをカスタマイズできる機能があり、その中に「カスタム絵文字を追加する」というボタンがあります。

このボタンを押して追加したい画像をアップロードすると、その画像を絵文字として使うことができるようになります。「Slack 絵文字」などで検索すると、カスタム絵文字を簡単に作成できるジェネレーターも見つかります。（文字を光らせたり、動かしたりできるのも楽しいです）

〈参考〉

絵文字ジェネレーター

https://emoji-gen.ninja/

MEGAMOJI

https://zk-phi.github.io/MEGAMOJI/

弊社では、このカスタム絵文字を「スタンプ」と呼んで使っています。今回は、社員が作成したスタンプの中で、人気の多かったものを紹介してみたいと思います。

人気は、ポジティブな反応系のスタンプ。

メンバー全員に好きなスタンプ押してとお願いしたら、こんなラインナップになりました。カスタム絵文字には画像が使えるといっても、押されるスタンプの半分以上は文字で作られたもの。でも、ただテキストを打つよりスタンプのほうが、押す側も受け取る側もちょっと楽しくなるんです。

やっぱり褒めたり（「さすがや」「すごいや」「ええやん」）、同意したり（「それな」「ほんまや」）、感謝したり（「ありがてぇ」「すこ」）、さらには行き過ぎて崇め奉るスタンプ（「神」）が人気ですね。堅すぎないコミュニケーションは、弊社の風土かも。

例えばこれは、夜に会社へ機材を取りに行くことになった私に向けた、弊社代表・山田のコメント。なんてありがたい気遣いなのでしょう。ありがたみが極まりすぎて、つい「ありがてぇ…」と母親に向けるような感謝の言葉になってしまいました。

山田のやさしさに、別のメンバーがそっと「やさしさ」スタンプを添えていきます。これにもほっこり。

実はこの「ありがてぇ…」スタンプ、ある社員の口癖から生まれたものなんです。弊社では毎日何度となく（本当に誇張でなく）使われる、感謝系スタンプの筆頭。もしあなたが弊社メンバーから受け取ったメールに「ありがてぇ…」と書かれていたら、すでに身内だと思われている可能性が高いです。

名前スタンプでお互いを呼びかけ合う文化も。

社内みんながSlackに慣れた頃から徐々に増えてきたのが、メンバーの名前を表したスタンプ。今ではメンバーそれぞれを表すスタンプが存在していて、主に「よくやった！」「かっこいい！」「ありがとう！」「好き～！」というような意味で押されることが多いです。

名前を呼ばれることは、自分に意識を向けられているということ。そう考えると、ちょっと特別な行為にも感じます。リモート業務が当たり前になった今、リアルな呼びかけの代わりに、名前スタンプを愛用しているのかもしれませんね。

マイナスな気持ちも、スタンプでマイルドに。

出番は少ないですが、予期せぬトラブルが起こってしまったときなどに使うスタンプもあります。

自虐系、SOS系、たしなめ系などなど。あらためて探してみると、意外とバリエーションがありました。

使われる頻度はそう高くないものばかりですが、シリアスになりすぎずにヘルプを求めたりと、感情をマイルドに伝えるのによさそうです。個人的に「まじかよ」と「なんだと」は、重いニュースをやわらかく受け止めたいときに使っているかも。

スタンプが、メンバー同士の気持ちをつなげてくれる。

コロナ禍でリモートワークが当たり前になってから、メンバー間でコミュニケーションできる時間が前よりも少なくなりました。そんな中でも、お互いを思いやったり、ポジティブな気持ちをキープする工夫が、オリジナルスタンプの中に込められているように思います。別の場所にいたとしても、メンバーみんなが同じ方向を向いて、楽しく働けるように。

社内のつながりを助けてくれる、ちょっとクセ強なスタンプのお話でした。