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大手SIerで長年システム開発に携わってきた山野さんと竹内さん。それぞれのキャリアの中で、協力会社としての制約や、自社サービスへの興味が募り、アソビューへの転職を決意しました。異なる背景を持つ二人が、アソビューでの経験を通して感じた変化や、忘れられないエピソード、そして今後の展望について語ります。
自社サービスに深く関わりたいという思いから転職
音大卒業後、新卒でSIerに入社した山野さんは、プログラミング未経験ながらも入社後にスキルを習得。大手メーカーの工場システムやウェブサイトの開発・テストなどを経験しました。10年間SIerで様々なプロジェクトを経験する中で、協力会社という立場から、プロジェクト全体に関われないもどかしさや、期間の制約を感じるようになったと言います。
「10年ぐらい経った時に、もっとサービスや事業の深い部分から関われるようになりたいと思うようになった」と山野さんは言います。
自身が興味のあるサービスに主体的に関わりたいという思いが、転職を考えるきっかけとなりました。
一方、高専の情報系の学科出身の竹内さんは、プログラミングを就活軸におき、地元石川県にあるソフトウェア開発の会社に入社しました。大手自動車メーカーの販売店向けのシステム、自治体の予約システムなど、幅広いプロジェクトに携わりました。
8年間同じ顧客のシステム開発に長く携わった後、自社サービスを提供する部署へ異動。しかし、そこではシステム納品型のビジネスモデルから脱却できていない現状に限界を感じ、自社サービスを成長させるための環境を求め、転職を決意しました。
これまでの経験を存分に活かせる環境を求めてアソビューへ入社
転職活動の中で、山野さんは前職でも開発に携わることの多かったBtoC向けの予約システム系の企業を中心に探していました。転職サービスでアソビューを知った時に、「遊び」というジャンルに新鮮さを感じ、応募に至りました。面談では、社員のフランクな雰囲気に好印象を抱き、「ここだ!」と思って入社を決めたと言います。
竹内さんは、スカウトメールを通じてアソビューを知りました。当初は、採用サイトの写真から「明るく元気で賑やか」という印象を抱いていました。
面談時にBtoCだけでなくBtoBの事業も展開していることを知り、自分の活躍できる分野がありそうだと感じたと言います。
最終的な決め手は、自身の趣味であるダイビングと仕事内容が繋がりそうだと感じたこと。「自分が好きなものを発信できるというか、そういうことに携われる会社だなと思った」と言います。
スピードや担当領域が一気に広がる瞬間
SIerでの受託開発が中心だった二人にとって、アソビューの働き方は大きな変化をもたらしました。山野さんは、入社当時エンジニアの人数が20名前後の規模感の中、カバーする領域の広さを感じたと言います。人数が少ない中で何でもやる必要があり、自分で考えて行動する力が求められました。
また、開発のスピード感の違いにも驚いたと言います。これまでの詳細な設計プロセスを経て納品するというスタイルから、スピード感のあるアジャイル開発に最初は戸惑いながらも適応していきました。
竹内さんも、これまでの受託開発とは異なり、「各現場で起きてることを解決するのは基本的には自分たちでちゃんと話してコミュニケーション取らなきゃいけない」 という、事業部との連携の重要性を痛感しました。SIer時代のように、要件がまとまっていて上司に聞けば何でも解決するという環境ではなく、自ら関係部署と連携し、サービスを作り上げていくことにやりがいを感じています。また、「経営のスピードが早い。判断スピードが早い」 という点も、アソビューの特徴として強く感じています。
山野さんが入社して間もない2018年7月、遊園地のチケットシステムに関する大規模なトラブルが起こりました。予約も販売もできないという状況の中、開発メンバー以外の部署も巻き込んで対応に追われた経験を通して、「自分の担当分野でなくてもちゃんと飛び込んでいくマインドがついた」。と言います。
一方竹内さんにとって印象深いのは、2019年に担当した二条城の案件。自身が初めて一人旅をした場所が京都だったという個人的な思い入れもあり、初めて自治体をパートナーとする開発に大きなやりがいを感じました。短期間でのシステム連携や新たな機能の実装など、困難な課題を乗り越え、納品までこぎつけた経験は、大きな達成感をもたらしました。
奇しくも二人とも新しい領域・事業に挑戦中
現在、山野さんはデータ基盤チームに所属し、経営層が利用するPLの数字や売上などの基となるデータ基盤の構築、パートナー施設のデータ分析のための基盤整備 などに携わっています。将来的には、社内外でデータ活用を推進するための仕組みづくりを目指しています。
竹内さんはグローバル開発室 室長として、海外向けのサービス開発・運営に携わっています。以前にもアライアンス事業として海外展開に携わった経験を活かし、「アウトバンドはまだ去年立ち上がったばかりで、始まったばかりです。多くのお客様に使ってもらえる状態にするっていうところが最初のステップだと思っています」。
マネジメントの役割を担いつつ、自身も開発に手を動かし、グローバルサービスの成長に貢献していくことを目指しています。
異なるSIerでの経験を経てアソビューに辿り着いた山野さんと竹内さん。自社サービスの成長に主体的に関わる中で、新たな挑戦と成長を続けています。スピード感のある環境や、関係部署との連携の重要性など、SIerとは異なるカルチャーに戸惑いながらも、それぞれの経験を活かし、アソビューのサービスをより良くしていくことに情熱を燃やしています。
撮影:加藤源也