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複数の事業立上に携わり、次の柱づくりに挑戦する事業責任者が、ブレずに持ち続ける仕事軸

アソビュー株式会社の最初の新卒入社1名。インターン時代からアソビューの黎明期を共に経験した野々松秀和です。
支社長として関西支社の立ち上げ、自治体事業の責任者、電子チケット事業のカスタマーサクセス立ち上げ、さらに営業部長や営業企画を経て、現在はレジャー業界のDXを推進する「ウラカタ予約」事業の事業責任者を務めています。そんな「立ち上げ」を多く経験してきた彼の、仕事観や成長への考え方をご紹介します。

「何をやる会社か」就活する中で見つけた第4の軸

野々松「日本は魅力的な場所や人で溢れている。もっと日本の素敵なところを広めていきたい。」

野々松には、就活の時に掲げていた3つの軸がありました。
① 若いうちから裁量を持って挑戦し、「成長」できること
② 「新しい事業」をやれそうであること
③ 魅力的な「人」と働けること
この3つの軸をもとに、ITメガベンチャーや人材会社の大手を受けた就活期。メガベンチャーからの内定も数社ありました。

大学3年生の時にヒッチハイクで全国を回り、日本の良さを再認識していた野々松。大学の先輩の誘いで、学生時代に二度にわたってアソビューでインターンをしていました。

1度目は、創業間もない時期。約4か月の期間、リストアップや請求書出しなどのサポート業務の手伝いをしました。
2度目は、現事業の1つである遊びやレジャーの予約プラットフォーム事業が立ち上がり、営業のインターンが組織化され始めた時期にジョインし、新規開拓の電話営業に従事していました。

そして、就活の終盤時期に差し掛かり、「内定先の大手企業かアソビューか」という就活最後の問いに対し、元々持っていた3つの就活の軸に、4つ目の軸が加わることで答えを出します。

野々松「それまでは ”成長観点” や ”事業のフェーズ” 、 ”人” を重視していたので、特に業界を絞っているわけではありませんでした。2度目のアソビューでのインターンを通して、そこに ”何をやる会社なのか。” という4つ目の軸が加わりました。アソビューでインターンを1年間やり切って、ここで身に着けたスキルがあれば、もし最悪この道が違っても、また入り直せると思えた成長実感もありました。」

そして、アソビューに入社を決めた野々松。たった1人の、そして初めての新卒入社としてアソビューに入社しました。

気づき、成長し、仲間を迎えた。入社半年の関西支社長の挫折

野々松「入社半年後、拠点を広げようということで ”関西支社立ち上げ” の話が出ました。関西出身ということもあり、僕が支社長として立ち上げをすることになりました。オフィスとなる部屋の内見など、まさに立ち上げの準備段階から従事しました。そして仲間を募集して面接し、採用したメンバーで関西支社が立ち上がりました。・・・が、自分が採用したメンバーが3ヶ月後に全員辞めました。」

新卒入社から半年。人をマネジメントした経験もない。今思えば、課された数字を達成するということだけに注目し、一緒に働くメンバーについて意識を向けられていなかったと、野々松は言います。

野々松「メンバーが去ってしまってから、改めてマネジメントについてインプットを重ねました。本を読んだり、スタートアップベンチャーの関西支社長コミュニティにも参加しました。そして、インプットしたことをアウトプットし、チームで成果を上げられるようになりました。最後は、仲間が4人残ってくれました。」


自らがマネジメントする立場として成長したことで、ついてきてくれる仲間ができ、チームで成果を上げることができた関西支社長時代の経験。このあと、東京に戻ってから「自治体事業の立ち上げ」「電子チケットのカスタマーサクセス立ち上げ」「営業部長」「営業企画」など様々な新規事業の立ち上げやマネジメント、新しい分野の挑戦をすることになりますが、就活の時から軸としてとらえていた4つの観点がぶれることはなく、成長できる環境でインプットとアウトプットを繰り返しながら、乗り越えていきます。

コロナ禍での、としまえん閉館の夏。「アソビューのおかげで」と言ってもらえた仕事

野々松「コロナの状況で、会社の売り上げがほぼ0になり、各々が何か仕事を生み出さなければいけない状況でした。そんな中担当していた顧客の一つが、2020年夏に94年間の歴史に幕を閉じることが決まっていた ”としまえん” 様でした。レジャー施設の休業が相次ぐ中、感染対策を行い営業を再開したいという相談をいただき、2020年5月にリリースした”日時指定チケット” の提案をしました。オペレーションなど細かい部分まで提案・相談を重ねる中で、”としまえん最後の夏を、アソビューさんと一緒にやりたい” と言っていただきました。」

会社的にも、売り上げがほぼなく、非常に厳しい状況。そんな中、リリースしたばかりの日時指定チケットのプロダクトを、0ベースで提案。当時の情勢に加え、新機能でオペレーションの改善をしながら、多くのゲストを迎える。毎日のやり取りは大変なものでした。

野々松「歴史ある遊園地で、地域の方に愛されたレジャー施設。その大切な最後の2か月を、当社でお手伝いできたことは本当に嬉しかったし、ありがたかった。”アソビューのおかげで、沢山のゲストをお迎えし、最後の2か月を問題なく終えられた” ととしまえんの担当者の方に言っていただきました。アソビューで働いていて、グッと来た言葉の一つとして心に残っています。」


実現したいことに立ち返った。「パートナーの課題を解決したい」という思い

野々松「アソビューがそとあそび社と一緒になり、パートナー(=アクティビティ提供事業者)向けプロダクトである ”ウラカタ予約” の事業責任者に就任しました。最初から順風満帆というわけにも行かず、様々な課題に直面しました。」
野々松「課題に直面する中で、実現したいことに立ち返ってみました。アソビューが提供するプロダクトも、そとあそび社のそれも、実現したいことは一緒で、同じ方向に向かっていることを改めて認識しました。」


顧客であるパートナーに対してヒアリングを重ねていくと、予約管理の電子化により業務効率化にいたっただけでなく、事前決済により当日のノーショーや予約の取りこぼしが削減され、売上向上に成功するなど、ウラカタ予約の導入により各施設の業務課題の解決を実現できていることを実感します。

また、顧客への貢献実感からプロダクトの価値を改めて実感できました。チームの仲間と一緒に自信をもって提供できるようになり、課題を抱えるパートナーに広げていくことができるようになりました。

野々松「複数パートナーへのヒアリングを通して、自分自身がプロダクトの価値に心から自身を持てるようになりました。プロダクトの提供価値を改めて言語化し、営業を強化することで、契約数は1年間で168%増加しました。大型施設の受注も増え、コロナで厳しい中で、ウラカタ予約の部門は躍進の年となりました。」

「生きるに、遊びを。」を実現するため、課題をすべて解決したい

野々松「遊びを提供する事業者さんたちが、手を煩わせている現実があります。それを、ウラカタ予約を通じてすべて解決していきたい。事業者さんが、目の前のお客様の遊びに全力になれるような世界を作りたい。」

そして、本当の意味で顧客の課題解決をするため、機能開発を進めていく。ウラカタを通じ、遊びを提供する事業者の課題解決を通して、「生きるに、遊びを。」の実現を本気で目指しています。

野々松「会社内では、ウラカタ予約はまだまだ新規事業の1つです。今後、アソビューの中核事業になるように成長させていきたい。」

自分自身が、「生きるに、遊びを。」を誰よりも体現していたい

野々松「3.4年前までは、仕事一本でした。奥さんとの出会い、幼少期から父とやっていた趣味の釣りの再開をきっかけに、余暇を充実させることも大事だと気づきました。個人としても「生きるに、遊びを。」をの重要性を実感しています。週末の釣りを軸に1週間を組み立てることで、平日の生産性も向上しました。」
野々松「最近では娘も生まれて、本当にかわいい。余暇を家族で楽しんで、沢山いろんな経験をしたいと思います。最近では船舶免許を取得しました。目標は、船を持って、自分の周りの人にも遊びを提供していけるようになりたいですね。」

「成長」「新規事業」「人」そして「なにを実現するのか」。
野々松にとって、入社したときから決して “ブレない” ものが、9年間ずっと根底にあり続けました。それが、「実現したい世界」に向かう土台になっています。

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