前回の記事はいかがでしたか？
中途入社3年目の人事メンバーに入社の決め手や会社の魅力などを聞きました。

今回も人事メンバーにインタビュー！2022年11月に入社した平田さんに話を聞いてきました。

【自己紹介】
エイジェックスカンパニーズが4社目。
1社目では営業、2社目で食品メーカーの人事として採用と研修を約8年経験。
3社目では、制作会社でアニメーション動画を活用した採用支援の立上げに関わったのち、2022年11月にエイジェックスカンパニーズに入社。

■就活に失敗して人事になろうと思った

私は大学3年生の時に就活をしたあと休学してもう１回就活をしてます。
その過程で人事になりたいと思いました。

大学3年生の時は内定をいくつかいただいたのですが、当時、私の中に仕事選びや会社選びの軸がなくてどの会社も選べなかったんです。
それに気づいて大阪のビジネス街の道端でいきなり号泣してしまって。「このままじゃ駄目だ！」と思い休学して半年ほど海外ボランティアに行くことにしました。

海外ボランティアは、インドネシア、台湾、デンマーク、アイスランドの4カ国に行きました。
貧富の差や人口の多さもそれぞれだったんですけど、特に印象深いのがインドネシアに行っていた時。ホストファミリーの親戚の方に過剰請求されそうになったんです。

優しい雰囲気で、いいよ、いいよって言いながらも相場よりものすごく高かったんですよね。
とても驚いたんですが、その人にとっては別に悪いことではなくて、お金を持ってる人から多めにもらうのが当然という考え方だったんです。

それを知った時、「人間って奥深いな」「一生飽きずに考えられるな」と思いました。

人それぞれに大事にしている価値観があって、それは意外と自分の中でも矛盾していたりとか、やらなきゃと思ってることでもやれないとかいろいろあると思うんです。

そう思ったら、一人の人の中でもすごく奥深いのに、それが集まった組織や会社はどれだけややこしいんだろうと思ったら考える果てがなくて面白そうだなと感じました笑

それで「人」を考えることを仕事にしよう！と思って人事を目指して。
当時、人事の仕事はお金を使う部署というイメージが強かったので、まずは現場でお金を稼ぐ側の人の気持ちがわかる人事になろうと思って営業職で就職しました。

■望んだのは「小さいまま大きなことができる組織」

エイジェックスカンパニーズの求人票に「これからの時代は規模じゃなくて、小さいままで大きな仕事をする組織になりたい」ということが書いてあったんです。

私は3000人規模の企業も、25人しかいない企業も経験しました。その中で、社員が多すぎても人事として直接的なやりがいが感じにくくなったり、人数が少なすぎても予算的に余裕がなくてできることが限られてしまうという難しさを感じていました。

なので、だいたい100人ぐらいの組織がいいなと思っていたんです。

それと、規模を大きくしないと言ってるからお互いに話しながら進めることができるかなと感じました。私は対話型組織を目指していきたいと思ってるので、それも叶えられるかも！って。

それ以外に興味を持ったポイントは覚えていないです笑

■面倒くさいタイプの私もここでなら

私は、「もっとヒアリングした方がいいんじゃないか」とか「こういう言い方をすると、こう思われるかもしれないから、ここの人にも根回ししときましょう」とかいろいろ考えるタイプです。
それって周りからしたら面倒くさいことですよね。「そこまでする？」みたいな・・・。

エイジェックスに入社してみたら「そこまでする？」みたいな空気感がありませんでした。
何事も検討していくスタンスを大事にしているので、同じ価値観で仕事ができているなと感じることができます。

一方で、各グループ会社との接点が少ない気もしています。

今は、週1回各社の経営陣とミーティングをしていますが、リモート勤務ということもあり、それ以外の社員のかたとはあまり出会えていません。

研修やワークショップなどで業務を離れて集まったり、業務から離れたところで対話するというのは相互理解につながりやすくて必要だなと思っています。そういう接点を生みだしてみたいですね。

■agexの魅力とは？

やっぱり考え抜くというところです。

お客様にパートナーとして選んでいただくための私たちの価値は「新しい事を生み出すこと」。
すぐにはできませんが、新しくてまだ誰もやっていない、答えがないものをやろうとするからそれだけ考える時間がかかるんだと思います。

人事業務でも、従来のやり方を持ってきて整えるのではなくて、「グループにこれからの十年先も変わらず必要なものは何だろうか」というような、今はまだない新しい普遍的な価値を生むことを大切にしています。

それと、考える時間を要しても決まったら総力戦で一斉に取り組むところも魅力ですね。
その根本には話し合った中での納得感がみんなにあるからなんです。みんなで様々な方向で話してダメだったり、良かったりしたからこそ最終的に「納得」が生まれます。

■グループの事業を伸ばせる”戦略人事”へ

私は戦略人事になりたいと思っています。

世の中には、表に立つマルチな人事もいれば、既存の枠組みを改善していくようなインフラ的な人事もいます。
でも今、複数のグループ会社がれぞれの路線をさらに極めていこうとしてるので、その事業戦略にタイムリーに対応できる人事でないといけないと感じています。

それにどんな仕事もそうですが、人事業務も、外注をした方が安いとかレベルが高いとなったら社内に人事って正直いらないと思ってて。
だからこそ、価値を出すために社内にいるからこそできることをしたいです。

そのためには、あらゆる意見や質問を、一つ一つを大事に受けとめて取り組むことだと思っています。
エイジェックスで何かをする時、その目的が一回で決まることはほぼなくて。また、「目的に対して有効手段はどんなものがあるか」「その手段を行うとしたらどんなことが課題になるか」「その課題への対応策は？」という感じで四段階くらいは深堀りされます。

それらに対して調べたり構築する時間を確保して、ちゃんとそれに向き合える自分自身の余裕も作って、戦略的に考えていける人事になりたい。

エイジェックスカンパニーズだからこそ叶えられることだとも思っているので、もし同じように仕事への価値観や戸惑いに悩んでいる方がいたら、私たちを知ってほしいなって思います。