私たちは軽井沢発の別荘のベンチャー企業です。採用担当の私が感じている軽井沢町の「採用」について少し書きます。

軽井沢ってこんなところ

16,000棟を超える別荘。

8,400,000人を超える年間観光客。

9,500世帯の住民。（人口は20,000人）

上記の通り、住民の世帯数を別荘の棟数が大きく上回っています。会社を訪問してくださる方へ「軽井沢に別荘って何棟くらいあると思いますか？」と伺うと「1,000くらいでしょうか？」おっしゃる方が多いのですが、驚愕の16,000棟です。これは日本国内における「1軒家の別荘」の数としては他の追随を許さない圧倒的にNo.1の数字です。

また観光客年間8,400,000人という数字、これは実はハワイや沖縄よりも多いのです。（2014年時点で軽井沢は837万人、沖縄は705万人、ハワイは814万人）

それに対して軽井沢町の住民は約20,000人。沖縄とハワイはともに約1,400,000人の人口ですので、私がこの記事のテーマである「採用」について何を語りたいのかお察しいただけることと思います。

三面性を色濃く持つ町

「別荘地」「観光地」「居住地」の三面性を色濃く持つ軽井沢町。言い換えれば「別荘族」「観光客」「住民」の三者の町です。やはりそれぞれの意見は三者三様です。

たとえば「軽井沢駅前に大きなアミューズメント施設ができます！」という計画が立ち上がったとすると、別荘族は「静かな軽井沢が崩れてしまう」、観光客は「それは楽しみ！」、住民は「また道路が混む…」という様に意見が分かれます。（私の主観が大いに入っているので必ずしもこの限りではありません。）

それでも「別荘族」と「住民」の双方で定住意向が強く、別荘族は9割以上が、住民は9割近くが「今後も軽井沢へ住みたい」と考え、緑豊かな軽井沢を愛し、誇りに思われている土地でもあります。（出典：「第5次軽井沢町長期振興計画」より）

▶︎軽井沢で愛される名所（私もよくランニングをします）

そんな軽井沢の採用で困ること2つ

1.働く人が足りない

年間8,400,000人もの観光客を住民20,000人でおもてなしするのは、やはりどうしても無理が生じます。実際に当社のパート・アルバイトのスタッフも約半数が軽井沢の外（隣町）から通ってくれています。

軽井沢には大きなショッピングプラザがあるため、必然的に販売やサービスの職業の求人が増えます。2016年7月の軽井沢町の求人倍率は商品販売の職業で20.9倍、接客・給仕の職業で25.8倍という数値。どこも人が欲しいのにも関わらず、応募がないといった状況です。（出典：「ハローワーク」より）訪れる人々に対して、働く人々が圧倒的に不足しています。

2.軽井沢は「ゆっくりするところ」というイメージ

軽井沢を訪れる多くのみなさんにとって軽井沢はゆっくりする土地。このイメージにより「勢いのあるベンチャーで働きたい」「キャリアアップを考えている」という方々の候補からは、どうしても外れてしまいがちです。そもそも軽井沢に私たちのような「別荘」のベンチャー企業があること自体があまり知られていません。（私の努力不足ですが。）軽井沢の緑豊かな自然環境にありながら、さも東京にいるかのようなスピード感で働くことができると私は考えています。

▶︎私たちのオフィス

軽井沢のベンチャーを選択することの意義2つ

1.情報鮮度の高さ

名だたる企業の代表者や財界人、文化人が「Tシャツ短パン」でゴルフをする土地。著名人にとって自宅以上にリラックスできる環境が軽井沢です。軽井沢の良質なネットワークやコミュニティから流れ出る情報は、鮮度が高く重要なものばかりです。幸いなことに、私たちはこのような著名な方々と直接コンタクトをとることができ、様々な情報を敏感にキャッチできる環境にあります。数字に基づく根拠は出せませんが、「東京24区」といっても過言ではないほど、軽井沢の情報スピードは早いといえます。

2.ハイクラスな顧客層に応え続ける

前述した通り、軽井沢には16,000棟を超える別荘があります。私たちはこの「別荘」に関わる事業を展開するベンチャー企業です。そのため新卒であっても中途であっても、入社1年目で接するお客様は企業の代表者をはじめとする著名人ばかりです。お客様は日本中や世界中で「良いサービス」を受けていらっしゃいますので、私たちが提供するサービスも質の高いものでなければなりません。だからこそ、これからもお客様にご満足いただくためにサービスの質の向上や対応サービスを拡大し続けていかなければなりません。事実、展開している事業の多くはお客様の「あったらいいな」を実現してきたものです。（ケータリング、ホテル運営など）

▶︎ケータリングサービスの一場面

百聞は一見に如かず

私がどうこう語るよりも一度見ていただいた方が早いので、とりあえずまずは軽井沢まで足を運んでみてください。私が全力で軽井沢ツアーをさせていただきます！

これまで会社訪問をしてくださった方からは「常識が覆りました！」や「軽井沢ってやっぱりすごいところなんですね」という声をいただいています。「自宅以上のリラックス具合」でぜひお気軽にお越しください！

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■ケータリング部門ではInstagramもやってます！