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元営業職のエンジニアが語る、ウィルゲートの開発室の魅力とは

大学を卒業後、不動産会社に入社し、営業担当として勤務。その後、エンジニアに転身し、生命保険会社のシステム開発や携帯ショップの受付システムの開発などを経験。2022年9月にウィルゲートに入社し、現在はコンテンツ開発ユニットで取材記事制作支援システムの新規機能開発を担当。

今回は、営業職から一変して「エンジニア」という道を選び、ウィルゲートのシステム開発担当者として活躍する清水のインタビューをお届けします!


不動産営業から始まった社会人人生

ーー清水さんは、異業種・異職種からの転職経験があるということで、まずはこれまでの経歴を教えてください。

はい!まず大学を卒業してからは、不動産会社で営業をしていました。当時はまだまだ法律が厳しかったということもありますが、お客様にハンコをもらいに行くのに往復3時間をかけて電車に乗るなど、非常に効率が悪い仕事をする毎日でした。そのようなアナログな文化に悶々とし、自分の手で課題を解決できるシステムを作ってお客様に価値を届けられるようになりたいと思ったのがきっかけで、エンジニアに転身しました。

その後、生命保険会社の保険料金シミュレーションシステムの開発や、携帯ショップの受付発券システムのフロントエンド開発などを経験。これからはフロントエンドだけではなくてバックエンドの開発経験を積みたい、上流工程に携わりたいという気持ちが強くなり、転職することを決めました。


ーー清水さんのなかで、転職活動の軸はありましたか?

転職活動の軸としては、小さすぎず大きすぎない、具体的には社員数が50人以上かつ300人未満の規模感の会社を探していました。
50人よりも人数が少ないような会社だと、エンジニアとして入社しても開発以外の業務もやらなければならないのではないか、また300人を超えるような会社だと分業制が確立されて、幅広い業務を経験できないのではないかと考えました。個人的には開発に集中できる環境で、フロントエンドだけでなく、バックエンドの業務にも携わりたいと思っていたので、そういう規模感の会社を探していましたね。


ーーでは、ウィルゲートへ入社を決めた理由を教えてください。

軸である規模感が自分の理想に近かったというのもありますが、ウィルゲートへ入社を決めた理由は大きく2つあります。

1つ目は、経営危機を乗り越えながらも大きく成長している会社だという点です。最終面接の前に、創立当時からの歴史について書かれている「ウィルゲート 逆境から生まれたチーム」という本を読み、困難を乗り越えてきた歴史を持つウィルゲートという会社に大きな興味を持ちました。

2つ目は、攻めと守り両方の開発に携われそうだと感じた点です。ウィルゲートはさまざまな事業を手がけており、安定的にお金を生み出すような守りのシステム開発だけでなく、新規事業をどんどん開発するような攻めの開発も両方行っている点に大きな魅力を感じました。

また正直にお話しすると、最初はウィルゲートの志望度はそこまで高くはありませんでした。しかし選考を受けるなかで、私の将来のキャリアを真剣に考えてくれたこと、そして社員の方々の仕事に対する姿勢に惹かれたこともあり、ウィルゲートに入社することを決めました。


経験の少なかった上流工程の開発に悪戦苦闘した日々

ーー清水さんの業務内容を教えてください。

わたしは取材記事の制作支援システム「アシカ」というサービスの開発担当を務めています。現在ちょうど大きな開発を進めているところで、より幅広く取材に対応できるようシステムの改修を行っています。

また、入社してから今まで大きく2つの機能開発に携わりました。

1つ目はアサイン状況をモニタリングするためのダッシュボードの開発です。「アシカ」を運営しているチームでは、取材の依頼がくると、ライターやフォトグラファーなどのクリエイターをアサインしていきます。通常であれば1〜2日でアサインが完了するのですが、繁忙期などになるとアサインに時間がかかってしまうこともあり、業務フローの改善が必要でした。クリエイターに募集を出すタイミングから、アサインされるまでの時間を一覧で見られるようなダッシュボードを開発し、効率的にアサインができるようにするためのシステムを作りました。

2つ目は、案件の評価機能です。取材が完了する度に案件内容を評価するためのアンケートを実施するのですが、その評価機能を大幅に改良しました。従来、取材はインタビューと写真撮影のみだったのですが、取材方法が多様になり、動画撮影をする案件も登場。こういった案件にも対応できるシステムにしました。


ーーさまざまな開発に携わっているんですね!では、清水さんが入社してから一番苦労したことは何ですか?

一番苦労したことは、入社3ヶ月目で「アシカ」のシステム開発のメイン担当になり、今まで経験の少なかった上流工程の要件定義や設計の部分を担当したことです。開発は要件定義から始まり、設計、実装、そしてリリースという流れで行うのですが、前職では要件定義や設計の経験もそれほど多くはありませんでした。そのため、メイン担当になったばかりの頃は不安が大きかったことを覚えています。

それでも先輩方に色々とサポートしてもらいながら、なんとか要件定義と設計を進めていきました。しかし、開発内容の難しさなどから不備なども発生してしまい、リリースが当初の予定から1ヶ月半ほど遅延してしまいました。当時はリリースすることで精一杯だったので、なかなか軌道修正をするのが難しかったですね。

ですが、案件が落ち着いたタイミングでチーム内で振り返りを行ったり、マネージャーと1on1をしたりするなかで、その時に想定が甘かった部分を見つめ直すことができ、次からの開発に活かすことができました。それ以降は大きな遅延などを発生させることは少なくなり、私個人としても非常に大きな経験になったと思っています。


前職では習得できなかったバックエンドやデータベースの知見が身に付いた

ーーこれまでにさまざまな経験を積んできたと思いますが、ウィルゲートに入社してから身に付いたスキルはありますか?

身に付いたスキルとしては技術的な部分ソフトスキル的な部分に分けられます。

技術的な部分ですと、バックエンドやデータベースの知見はかなり身に付いたと感じています。前職ではフロントエンドの開発をメインで行っていたこともあり、あまりバックエンドやデータベースの知見がありませんでした。「アシカ」のシステムはどちらかと言うとバックエンドやデータベース寄りの知識が求められるので、システムの機能開発を通じて、その部分の知見がついてきたと感じています。

ソフトスキル的な部分だと、大きく分けて2つあります。

1つ目は上流工程の要件定義から設計の部分の知見が身に付いたと思っています。前職では、要件がある程度固まった段階で開発をしていたのですが、現在は事業部からの要求の段階から、プロダクトの責任者と一緒に要件を作る機会が多いので、その辺りの知見が身に付きました。特に不確実性を考慮しながら進めていくことが重要だとわかってきましたね。

2つ目は生産性改善の知見が身に付きました。これは開発室内全体で取り組んでいることではあるのですが、開発の生産性を改善するために開発室内ではさまざまな取り組みをしています。例えば、開発室では「輪読会」というイベントを行っており、1冊の本をみんなで回し読みをしながらお互いに意見を出し合っています。本だけでなく、カンファレンスなどで集めた情報をメンバーで共有するようなこともしていますね。


明るい雰囲気で、コミュニケーションが活発なウィルゲートの開発室

ーー清水さんが考える、ウィルゲートで働くことの魅力を教えてください。

ウィルゲートの社員は、会社や一緒に働くメンバーのことが好きな人が多いので、気持ちよくコミュニケーションをとれるのが魅力です。ただ単純に仲が良いというよりは、お互いにリスペクトし合っていて、何かを求められたら期待値以上のものを返そうとする姿勢がある人が多い印象です。

また、出戻りの社員が多いことはウィルゲートに入って良い意味でびっくりしましたね。開発室だけに限りませんが、ウィルゲートを退職してから業務委託や社員としてまた戻ってくる人も多いです。そうやって戻ってくる人を温かく向かい入れる風土があるのは良いなと感じています。


ーーでは、開発室の魅力についても教えてください。

開発室の魅力は2つあります。

1つ目は、さまざまなチャンスがあることです。先ほどもお話ししましたが、安定的に売り上げに貢献するような守りのシステムに携わることもできれば、新規事業などの攻めの開発に携わることもできます。また、使用している開発言語もさまざまで、PHP、JavaScript、Reactなど、さまざまな言語にもチャレンジできますね。

2つ目は、常に顧客視点でシステムを作れることです。「こういうシステムを作ってください」という風にトップダウンで物事が決められるのではなく、事業部と一緒にゼロからシステムを作っていける環境があるのは、ウィルゲートの開発室の魅力です。


ーー多くのチャンスがある環境というのは良いですね!次に開発室の雰囲気について教えてください。

開発室には、とても明るい人が多いので、雰囲気も明るいですね!もちろん仕事に対しては真面目に取り組む人ばかりですが、出社したらミーティングルームに集まってワイワイと仕事をすることも多いですし、リモートワークでもバーチャルオフィスを活用して積極的にコミュニケーションを取りながら仕事をしています。

わたしは不器用な方なので話しながら仕事ができるタイプではなく、どちらかと言うと仕事をする時は黙々とやることが多いですが(笑)、喋りたいなと思った時は輪の中に入れてもらってコミュニケーションをとっていますね。


ーーどんな人がウィルゲートのエンジニアに向いていると思いますか?

自分から発信するのが苦にはならない人であれば誰でもフィットする環境だと思います。もちろん最初から発信するのが得意である必要はないのですが。

というのも、開発室の考え方として、コミュニティにタダ乗りせずに、自分からもコンテンツを提供していきましょうという考え方があります。社内に限らず、他社さんとの交流会やカンファレンスなどに登壇して話をする人も多いです。発信する内容に関しては、決して技術的なものである必要はありません。ゲームや謎解きなどの趣味に関する情報発信をする人もいますね。


「お客様が心から欲しいと思うプロダクトを届けられるエンジニアになる」

ーー最後に、あなたの『will』を教えてください!

お客様が心から欲しいと思うプロダクトを届けられるエンジニアになる」ことです。

今までは、ある程度形ができているシステムにおける機能開発をやっていますが、これからはゼロから作り上げるという経験をしてみたいと考えています。

現在、わたしはCREチームにも所属しています。CRE(Customer Reliability Engineering)とは「顧客信頼性エンジニアリング」を意味し、ウィルゲートでは、お客様がサービスへの不安や不満を抱く前にそれらを解消している状態を目指し、そのためにプロダクト横断での調査や提案などを行っていくことを意識しています。

このような考えを持ったチームに所属していることで、自然とどういった部分がお客様に刺さるのか学ぶことができ、それを通じて今後はプロダクトをゼロから作れるようなエンジニアになりたいと思っています。

ーー貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

(取材・文/小町 編集/渡邉 撮影/金)

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