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この絶景をマラソン大会にしたかったんです。

採用のコンサル、映像製作、講演会など、業務内容は多岐にわたっているウィルフォワード。

そのウィルフォワードが、今年の夏「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」に、「星峠雲海マラソン」を芸術祭の作品の一つとして出品します。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地である越後妻有(新潟県十日町市および津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。

そこに初めてマラソン大会を作品として出品することになったきっかけは、ウィルフォワードに所属している、元マラソン日本代表の加納由理が、2015年12月に「十日町ビジネスコンテスト」でプレゼンテーションをしたことから始まりました。

新潟県十日町市で「地域の特色を活かしたマラソン大会をやりたい」という思いからでした。

新潟県十日町市の松代地区の星峠の棚田は、早朝には雲海が見える絶景ポイントなので、海外からも観光客が多く訪れる場所です。

先日メンバーで、地元の方々への説明会を行うために訪れた際にも、運良くこんなに綺麗な景色が見えました。



テレビや雑誌で取り上げられ、人が集まるようになる一方、観光客にとっては絶景ポイントでも、地元の方にとっては生活の場が荒らされるという心が痛む影響も出てしまったことも事実です。

畑を踏み荒らしてそこに三脚を置き、撮影するカメラマンや、棚田や畑をトイレとして使ってしまうマナーの悪い人が増え、農家の方が使う農道が車で埋まってしまったため、観光客用のトイレや駐車スペースが作られました。

地元の方々が機械のない頃から一本一本手で稲を植え、生活と共に整備し、守ってきた日々が、今の星峠の棚田を作っています。

ただマラソン大会を開催するだけでは、人は集まっても打ち上げ花火では意味がない。

これを今後も続けていき、松代の星峠の棚田の尊さ、日本の風景の素晴らしさを伝えられる第一歩としていきたいと考えています。

企画した加納由理は、最初は「『魅力的なマラソン大会が増えて、地域のファンが増えたら良いな』程度の思いでスタートしたが、マラソン大会一つ創りあげるということは生易しいものではなかった」と話しています。

二年半前に構想してから、これまでの期間、様々な方の支えのおかげで少しずつ形になっていき、ついに2018年8月19日(日)に「星峠雲海マラソン」の開催が決まりました。

地元のことは、地元の方が一番よく分かっていらっしゃいますし、やはり、大会を開かせていただく松代地域の方が楽しんでくれないと、この大会をやる意味はないと思っています。

先日地元の方との懇親会の時に、「こりゃ、やるしかねぇなぁ!!おい、みんなやろうや!!」と地元の方が豪快に言ってくださった姿に、メンバーの心は熱くなりました。


住民の皆様にとっても、主催者にとっても、スポンサー企業様にとっても、ボランティアスタッフにとっても、価値が十分に得られたと言える持続可能な取り組みになるよう、力を合わせて取り組んでいます。

その一つとして、「星峠雲海マラソン公式サイト( https://hoshitoge.run/)」のディレクション、そのための記事作り、撮影などもウィルフォワードのクリエイター総出で行いました。

メンバーの元には、さっそく個人的に「大会申し込みましたよ!」、「この絶景が見たいので楽しみ!」と、連絡が多数寄せられました。

こんな貴重な経験ができるのも、ウィルフォワードは個人のやりたいこと(Will)を軸にしているからこそ。ウィルフォワードはただの制作会社でも、コンサル会社でも、運営会社でもありません。

メンバーの今後やりたいこと、実現したいことを形にしているからこそ、様々な事業に繋がっています。まだまだやること、課題は多いですがメンバーや地元の方々と共に頑張っていきたいと思っています。

当日はドローンや、写真、動画クリエイターによる撮影を予定しています。

皆で絶景を目指して走りながら、クリエイティブを存分に発揮しませんか?終わった後には日本一美味しいおにぎりが待っています。

是非、ボランティア、ランナーとしてエントリーお待ちしております!!

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