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werollで働くとは? Case 05. 藤井大志 セールスディレクター

「日本のビジネスを変えて、日本のカルチャーをどうにか良くしようとしている。その想いがひしひしと伝わってきたんです。werollの志に心を打たれて、大企業の“安定”よりも、werollというチームで社会を変えていく光景を望みたくなりました」
ーーー大手ITベンダーを経て、werollに転職した藤井大志さん。外資系ソフトウェアメーカーのコンテンツ制作やマネジメント支援、国内大手通信会社でのリソース管理支援など、川上から川下まで豊富な経験をした後、werollへのジョインを決めたのは、唯一無二の存在感を放つwerollに将来性を感じたから。
過去には大企業然とした組織の“変わらなさ”に歯がゆい想いを抱きながらも、社員エンゲージメント向上に従事して、人の成長をサポートすることに尽力してきたからこそ、werollのビジネス領域の広さ、先見性、個性豊かなメンバーの伸長を感じて「労務も契約も営業も、オールラウンドに自分の経験や知見を出し尽くしたくなるんです(笑)」と穏やかな笑顔で語ります。長い業界経験から見えるwerollの魅力を聞きました。

藤井大志
weroll Inc. セールスディレクター
1976年、東京都中央区出身。パソコン教室講師からキャリアスタート。その後は、印刷会社のクライアント向け講師兼DTPオペレーター、B2B検索サービスの担当や大手SIerのSES事業セールスマネージャー、従業員エンゲージメント向上施策担当など、さまざまな業種・職域を経験。江戸っ子らしからぬ忍耐強さと細やかさに定評のあるwerollのマルチマネージャー兼リズム隊担当。ハードロック好き。

日本のカルチャーに革新を生み出そうとするwerollの志に心を打たれて、大企業の“安定”よりも、werollというチームで社会を変えていく光景を望みたくなりました

ーーー藤井さんがwerollへ転職したきっかけを教えてください。

werollへ転職したのが2021年ですが、実は、前職の大手ITベンダーで、浅野さんとはすでに知り合っていて。仕事ぶりを見てきて「この人の才覚は、他の人とは圧倒的に違う」と、その実力は折り紙付きでした。一応、自分と浅野さんは上司・部下という間柄でしたが、そんなことは関係なく、いろんなことを教えてもらいましたし、プライベートでもよく飲みに行って、業界の動向やデジタルマーケティングのこと、趣味の話なんかもして、もうかれこれ、数年来の親しい間柄です。私はバイクが好きでドラムもやるし、浅野さんは自転車が好きでギターもやる、みたいな(笑)。
2019年に浅野さんがwerollをスタートした時にも、「日本のビジネスがどう変わっていくべきか」とか「Amazonのプロデューサーを経て、日本のデジタルマーケティングがいかに遅れているか痛感した」なんて話をよく聞いていて。かたや私は大手ITベンダーで、大企業然とした“組織の変わらなさ”に限界といいますか、歯がゆい想いを抱いていたんです。
一概に悪いと批判はできなくて、仕方のないことですが、多くの人の意見で上塗りされていくので、どんなに画期的なアイディアでも最後には穏健な起案になる。どうしたって保守的なものにならざるを得ないわけです。何かを変えようとするほどに、変わることを拒む逆流が押し寄せてきたり、当然スピードも遅くなりますよね。結果的に海外に先を越されていく。
そんな中、一番尊敬していた上司が同じ葛藤を抱えて、いよいよ退職することになって......。「あぁ、これだけ力のある人が限界を感じるなら、大きな組織を変える道のりはまだまだ険しい」と痛感。いよいよ私も本気で転職活動を始めました。普通にいくつかの会社を候補に転職を検討して、そのうちのひとつがwerollでした。

ーーー大手企業からの転職。迷いはなかったですか?

迷いがなかったかといえば、多少はありましたね。だけど転職活動をしていく中で、werollチームと話せる機会があって、その時に「werollなら大丈夫だ」と踏み切る覚悟を持てたんです。
あの時のことは今でも鮮明に覚えています。浅野さん、北原さん、恒松さんと渋谷でお会いして。趣味のことも、仕事の考え方も、話せば話すほど、とにかく楽しくて。日本のビジネスを変えて、日本のカルチャーをどうにか良くしようとしている。その想いがひしひしと伝わってきたんです。
帰り道に北原さんが「werollはバンドを組むみたいに、感性が合う人たちとやっていきたいんですよね」とつぶやいた言葉に心を掴まれました。あの時のあの感覚は、忘れられませんね。日本のカルチャーに革新を生み出そうとするwerollの志に心を打たれて、大企業の“安定”よりも、werollというチームで社会を変えていく光景を望みたくなったんです。

ーーーwerollにジョインして、ギャップはありませんでしたか?

ギャップという意味では、アイデアを形にするまでが、前職よりも圧倒的にスムーズで。日々、得難い結果につながっていく過程に立ち合えて、胸が熱くなりますね。
市場のニーズを捉えて、むしろ、まだ世の中が気づいていないニーズを提示して、具体的に事業化まで仕立てていくこともあります。「待遇や条件ではなく、ベースの価値観やライフスタイルが合って、仕事を選べたらいいですよね」なんて話から、仕事や遊び方の提案をしていくサービス〈Poolside〉を立ち上げたり、子会社を立ち上げて、面倒なタグマネジメントを一元管理するサービスを事業化したり。
風通しのいい定例ミーティングの会話からアイディアが生まれて、緻密な計画を立てて、次のアクションにしていく。それこそ、ギャップではありませんが「お互いの仕事の仕方や強みをよくわかっていると、こんなにストレスなく働けるんだ」と再認識した感じです(笑)。

「社会がまだ気づいてもいない未来の課題」にソリューションを提供していくweroll

ーーー大手ITベンダーを経て転職した藤井さんにとって、werollはどう映っていますか?

国内大手通信会社のコンサルティングやデジタルマーケティング支援から、映画の広告宣伝、weroll productionsでの誌面編集やプロダクトまで、手堅さと柔軟さを併せ持っているところがwerollの特異性だと思います。そのうえ、先見性もある。映画のデジタル広告はニッチな分野で、誰も真似できないやり方でいち早く成果をあげています。
なおかつ、メンバーの個性を引き出してワークさせていくことを大切にしていますね。属人化されがちな部分もナレッジ化して、チームの力を引き出す組織運営の感覚も優れていると感じました。
これまでに私も、多い時には60名ほどのメンバーをマネジメントして案件を回していたことがあり、仕事の悩みから心のケア、人生相談、クライアントの評価もヒアリングして、いかに人のモチベーションを上げるか、必要に迫られて考えるポジションにいた期間がわりと長いんです。でも、好きなんですよね、そうやってチームメンバーが健全に働ける環境をつくることが(笑)。もとを辿れば、もう20年くらい前ですけど、業務でMicrosoftの日本本社に常駐した経験は濃かったですね。

ーーーたとえば、どんな経験が糧になっていますか?

数年後には多くの日本企業でも導入されていましたが、1on1をやって、人となりや成長も鑑みながら、全体のリソースを管理したり、新しいアイディアがスムーズに形になったり。Microsoftの先鋭的な仕事の仕方、もちろんテクニカルな部分も勉強になりました。
Microsoftでの常駐を経験してからは、SES事業でマネジメントをやり、次第に社員エンゲージメントといって、従業員が健全に働ける制度整備も任されるようになりました。在宅勤務制度や副業の見直し、申請や承認のフロー改善など、「どうしたら健全な組織に変えていけるか」日々、向き合っていましたね。同時に、日本とグローバル企業のスピード感や変化への柔軟性が、いかにかけ離れているか、よくわかりました。
一方、werollは小さい企業体でありながら、グローバルに視野を広げているので、海外企業で導入しているようなことも同時代的に仕組み化できる組織体質といいますか、優れた嗅覚みたいなものがあります。仕事の取り回しも然り。「社会がまだ気づいてもいない未来の課題」にソリューションを提供していく思考が、werollには脈々と流れていますよね。
だから、北原さん・浅野さん・恒松さんや、マネージャーが集まって話す営業会議の場で、話が盛り上がって起案されて、事業レベルまで具体化していく。何気ない会話だけど、市場のニーズも的確に捉えていて、そのスピード感はとても面白いですね(笑)。「他者の靴を履く」ではないですが、他者の意見や価値観もそのまま受け入れつつ、自分の意見をブラッシュアップしていくからこそ、多角的な意見が飛び交いながらも、アイディアが結実していく。

ーーービジネスのレンジも広くて、日本のカルチャー醸成をグローバルな視点で見ていて、動きも早い。「ベースの価値観が、チームに浸透していること」がいかに大切か、よくわかりますね。それこそバンドっぽいといいますか。

そこが、さらなるwerollの力になっていくと思います。いち企業としても着実に成長していますし、対応する仕事のレベルも高度になっています。案件レベルからではなく、事業レベルからクライアントの課題に関わる機会も多いですから。あと、クリエイティブも高いレベルでアウトプットできるから、自社事業もさらに大きな強みになっていくでしょう。
会社が成長して、メンバーもどんどん成長している。そういう姿を毎日実感できるのは、werollで働く魅力です。自分にできることをオールラウンドにやりながら、チームの成長を見守る毎日に、心底うれしいものがあります。大切なのはやっぱり、人ですから。

労務も契約も営業も、オールラウンドに自分の経験や知見を出し尽くして、全部やりたくなるんです

ーーーwerollを下支えするような存在の藤井さん。実際には、日々どんな業務をしていますか?

weroll内で手が足りていないところを、横断的にサポートしている感じですね。国内大手通信会社のマーケティング案件をはじめ、さまざまな案件のリソース管理支援やマネジメント支援、基本契約や雇用関係の事務作業、もちろんセールスとしてのクライアントフェイシングもしっかりやります。労務も契約も営業も、オールラウンドに自分の経験や知見を出し尽くして、全部やりたくなるんです(笑)。

ーーーこれまでに「人のつながり、自分の興味に従って人生選択をしてきた」とプロフィールにも書かれている藤井さん。werollの可能性やwerollでの展望など、何かありますか?

今は、次の展望というよりは、とにかくwerollをサポートし続けたいという気持ちが強いです。やっていることが楽しいので、事業の成長も、メンバーの成長もいい流れになるように力を尽くしたい。メンバーそれぞれのビジョン、時には悩みを聞いたり、クライアントからwerollの課題をヒアリングしたりすることも大切にしています。事業も人も、ボトルネックになっていたり、流れが悪くなっていたりするところがあれば、丁寧に対応する。経験値から推察することができても、当事者にしかわからないことや解決できないことが多いですから、全方位的なメンバーサポートをしっかり続けていきたいです。
また、可能性というところで話すと、マーケティングエージェンシー的なwerollのポジションを確立しながら、映画やアート、ファッションや音楽などのカルチャー面におけるクリエイティブのアウトプットにも特異な力を発揮できると思うので、そこに大きな可能性があります。〈A BATHING APE〉を経て活躍するハイロックさんをアートディレクターに迎えて、自社事業を展開しているなんて、ほかにないですからね。
会社の事業とかキャリアプランとは違う話でいえば、家族との時間が前職とは比べものにならないくらい増えました(笑)。朝と夜のお迎えはきっちり私が行くようになりましたし、休日も子どもと過ごす時間をしっかりとれています。かつての働き方とは、縁遠い暮らしをしていますね。
その分、着実に結果を出すことを自分に課していますが、結果に至るまでのプロセスは、一人ひとりが工夫していますし、助け合っています。実際、浅野さんも北原さんも、恒松さんも相当忙しい人ですけど、メンバーのこと、すごいフォローしてますからね(笑)。何かあっても絶対に見捨てない。そういう懐の深さも、人として信頼してます。

ーーー最後に、werollへのジョインを考えている人へメッセージを。

何事も、意外となんとかなります! 大きな組織からwerollへ転職した私だから、あえて言いますけど(笑)。どこでどんな仕事をしていても、自律的に仕事を進めていくことに変わりはないですからね。だからこそ、やっている仕事に将来性を見い出せなくなって転職した私にとっては、やりたいこと、信頼できるメンバー、若い世代の成長を見守りながら汗をかく毎日は、何ものにも代えがたい。
ジャストアイディアから始まった企画が、数週間で事業レベルまで具体化していくのも見てきていますし、エンパシー的な共感をベースにしているから、スピードも早いし、クオリティも高い。
少しでも面白そうな会社だと感じたら、ぜひ一度お声がけください! 旧態依然とした考え方や社会を少しでも良くしたいと思っているのがwerollです。何かやりたいことがあれば、一緒にやりましょう。メンバーの中には、werollの仕事のほかに、会社をつくって事業化している人もいます。映画館、クライミングジム、音楽フェス、ビールブランドなど、weroll周辺のアクションも多種多彩。常に疾走しながらも、困った時にはフォローし合う人たちですから、安心してください。最高のチームです。

interview & text:editor Takashi Miduki(LEFT WRITE)

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