こんにちは。2020年5月からWASSHAでインターンとしてお世話になりました小林杏実(こばやしあみ)です。約10ヶ月間のWASSHAでのインターンを通じた学びをシェアさせて頂きたいと思います。
なぜWASSHAでインターンを始めたか
インターンを始めたきっかけ私はWASSHAでインターンを始める前から途上国の開発に関心を抱いていました。将来のキャリアを考える中で、自分はどのような側面で途上国に関わっていきたいのかということを迷っていました。 このような迷いの中で、大学二年次にアフリカのルワンダに滞在する機会がありました。現地でビジネスに触れる機会があったのですが、日本とは全く異なる環境でビジネスを拡大していくことの難しさや自分自身が与えられる影響力の小ささを痛感しました。この経験をきっかけに、企業としてビジネスを通じた社会課題の解決を担う組織で途上国ビジネスについて勉強したい!と思っていました。 そしてルワンダから帰国した後に偶然見つけたWASSHAのミートアップに参加させて頂きました。当時の現役インターンの方々や社員さんのお話を伺った際に、WASSHAが目指す「アフリカらしい最先端」という言葉を聞いて共感したことがきっかけでインターンをさせて頂くことを決めました。
仕事内容
LEDランタン貸出事業の改善を担うGrowth Hackチームに所属し、主に売上管理を担当していました。また、施策が円滑に実行されるよう現地メンバーと連携しながらオペレーションを構築し定着させるような業務を行なっていました。私は大学に通いながら基本的にはリモートでインターンをさせて頂いていたのですが、ただ一方的に仕事をアサインしてもらうだけではなく「今の自分に何が足りなくて、インターンを通じてどのようなスキルを得たいのか」ということを相談した上で担当する仕事を決めて頂いていました。
【写真】タンザニアメンバーとのミーティングの様子
インターンでの学び
WASSHAのインターンを通して学べたことは大きく3つあります。
① 遠隔から現場を想像して業務を行うこと
これが一番大切だと感じたと同時に難しかった部分だと思っています。自分自身とは生活様式が大きく異なるエンドユーザーが何を求めているのか、WASSHAが提供するプロダクトがどのような影響を与えるのかということを具体的に想像し把握する事が難しかったなと感じています。コロナ禍で現地に足を運ぶことが難しい状況の中、コミュニケーションを欠かさず現地の状況を把握するために試行錯誤した経験は日本からのインターンならではの経験だったと思っています。
② 遠隔でチームとして働くということ
お会いした事がないタンザニアメンバーとリモート環境でチームとして働く事ができた経験は大きな学びになりました。①にも関連するのですが、現地メンバーが抱える他の業務の状況などを含めた相手の環境を想像しながら、プロジェクトを進めていく事を意識するようにしました。タンザニアメンバーに頼って頂けるように、積極的にメンバーを頼ってチームとしてプロジェクトを行なっていく事の大切さを学びました。インターンとしての立場からどのようにチームをマネジメントしていくべきなのか悩むこともありましたが、言語や物理的な壁などがある中でチームとして仕事をすることはとても勉強になった経験でした。
③ 仕事や人への向き合い方
WASSHAでインターンをする前と後で一番大きく変わったのは、自分のキャリアに対する考え方です。日々の業務を通じた学びはもちろん沢山ありましたが、社員さんやインターン生の方々の仕事への向き合い方は本当に勉強になることばかりでした。私自身毎日の業務を行なっていると一番最初にあるべき「目的」を意識することがおろそかになってしまう事があり、これに悩んでいました。そのような中で「そもそも自分たちが日々行う業務は何に繋がっているのか?」「これが達成されたら、エンドユーザーにはどういう影響があるんだろう?」と熱く語り合う社員さんの姿をみて、思考がタスクベースになってしまっていた自分の仕事への向き合い方を反省しましたし、会社の方向性や仕事について活発に意見交換ができる場があるのは理想的だなと思いました。インターンに様々な仕事を任せて頂けることも含め、立場に関わらず意見を言える、耳を傾ける風土が根付いていることも素敵だなと思っています。そしてWASSHAの社員さんのように熱量を持って仕事に取り組める環境で働きたいと思うようになりました。
また、社員さんには私自身の課題や成長について親身になって考えていただきました。業務を通じて自分ができたこと/できなかったことは何か?それは何故なのか?ということを繰り返し一緒に考えていただいたり、今後のキャリアについても沢山相談に乗っていただきました。**「自分も数年後、数十年後にこんな社会人になっていたい!」と感じることが多く、このような大人が身近にいる環境に身を置かせていただけていた事が本当に有り難かったです。**自分が理想とする組織像の明度が上がり、仕事や人に対する姿勢の面で沢山勉強させて頂くことができたと思っています。
最後に
就職活動と並行してインターンをさせて頂いていたこともあり、WASSHAでのインターン経験は自分の将来についての考え方が変わるきっかけになりましたし、これまでの人生の中でも大きなターニングポイントになったなと感じます。社員の方や周りのインターン生から多くのことを学ばせていただいたと同時に、WASSHAでインターンをしていなかったら気づくことのなかった自分の課題を沢山認識する機会を頂けたことにとても感謝しています。インターンを通じて感じた課題を持ち帰って、これからの人生に活かしていきたいと思っています。
ありがとうございました!