ウォンテッドリーの人事責任者 大谷昌継 初の著書、『すごい採用―考え方を変えれば採用はうまくいく』を本日10月26日(水)より発売開始しました。採用にマーケティング思考を取り入れるリクルートメント・マーケティングを元にした新しい採用の考え方について。

出版背景

採用市場は売り手市場へと転換しており、いま、多くの会社が採用に苦戦しています。著者の大谷自身も採用活動が上手くいかずに途方に暮れた時期もありました。しかしそんな中、知名度がなくとも採用がうまくいっている会社があるというのもまた事実でした。

著者自身も独自の戦い方を編み出していく中で、ウォンテッドリーが無名で資金力も乏しかった頃においても、考えられないくらい優秀なメンバーとの出会いの数々を経験してきました。そのような出会いを実現した採用戦略のエッセンスが今回の書籍のテーマである、採用活動にマーケティング思考を取り入れる「リクルートメント・マーケティング」という考え方でした。

こういった「新しい採用の考え方」はスタートアップなど、変化に対応できる企業の間では常識になりつつある一方、 著者が人事責任者として様々な地域・業界の方と話をする中で、この考え方はまだまだ普及していないことを課題に感じたことが本書籍出版に至るきっかけです。

今回の書籍は、2019年3月に弊社が公開した「リクルートメント・マーケティング入門」の内容を踏まえつつ、ウォンテッドリー自身の事例や4万社を超える登録企業の事例を中心に構成しています。

この本を手にとってくださった読者の皆さまが、採用活動に関して何かしら気付きを得、採用したかったひとが採用でき、シゴトでココロオドルひとがまた一人ふえていく。そんな未来を本書籍出版を通じて実現していければと考えております。

丸善 丸の内本店にてポスターを掲出

『すごい採用』の発売を記念し、丸善 丸の内本店 1階ミュージアムゾーンにて販売告知ポスターを10月26日(水)より2週間掲出開始いたします。本ポスターを通じて、『すごい採用』読者の皆さまの企業にとっての最高の人材と出会って欲しいというシンプルなメッセージを訴求します。

書籍概要

目次

• 1章：採用の考え方を変える
• • 採用を阻む「壁」の正体
  • 採用市場のパラダイム・シフト
  • 新しい採用プロセスーリクルートメント・マーケティング
• 2章：採用のスタートラインはどこか
• • 候補者はいつ・どこで求人情報に触れているか
  • 独自の魅力は条件比較に勝る
• 3章：ファンづくりからはじめよう
• • 採用のプロセスの変化
  • 候補者との接触を「ソフトな選考」に
  • インターンでわかりあう
  • 意向度を高めるための継続接触
• 4章：新しい選考のプロセスを知る
• • 候補者の視点に立った選考フロー
  • 内定辞退を回避するために
  • 採って終わりではない採用活動
• 5章：採用の好循環をつくり出す
• • 採用にも、正確な効果検証を
  • これからの人事の役割

著者コメント

「少子化による構造的な人手不足が進んだことにより、新卒採用も中途採用もパラダイムシフトが起こっています。私自身の失敗から得た経験や Wantedly を使っている各社の事例などを知って頂くことで、企業と働く人のより良いマッチングに役立てるとうれしいです。」

著者プロフィール

大谷 昌継（おおたに・あきつぐ）
1974年生まれ 東京都出身
東京大学経済学部経営学科卒業。
新卒でソフトバンク株式会社に入社後、2001年オイシックス株式会社に物流責任者として物流の基礎を作ったのち、2005年から人事を担当。2014年8月からウォンテッドリー株式会社に人事責任者として入社。オイシックス、ウォンテッドリーにおける二度の東証マザーズ上場（現：東証グロース市場）を行い、現在採用から労務、人事制度など人事全般を業務としている。

刊行概要

• 『すごい採用―考え方を変えれば採用はうまくいく』
• • 著：大谷 昌継
  • 発売日：2022年10月26日（水）
  • 定価：2,200円+税
  • 発行：技術評論社
  • https://amazon.jp/dp/4297131404

『すごい採用』はこちらから