こんにちは!ウォンテッドリー コーポレート担当執行役員の兼平(プロフィールはこちら)です。
今回は先日正式版をローンチしたEngagement Suiteについてコーポレートとしてどのように関わって来たか、大変だった部分やその面白さについてまとめてみたいと思います。法務・PR・経理財務・HRメンバーへのインタビュー形式でお届けします。
Engagement Suite とは
ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションの元、2011年2月の Wantedly リリースから一貫して「共感」軸の人と会社の出会いを創出してきました。「Engagement Suite」は、出会い、採用した後もシゴトに夢中で居続けられる支援をしたいという想いの元、従業員エンゲージメントに課題を感じるという人事・採用担当者の声を受け開発されました。
また、採用サービスと合わせてご利用いただくことで、採用から入社後のエンゲージメント向上まで一気通貫して組織づくりを支援していきます。
- Story:メンバー間で目的意識と一体感を共有するオンラインの「社内報」
- Pulse:チームメンバーの現状把握と改善を支援「チームの状態」
- Perk:仕事環境を整える話題のサービスを提供する「福利厚生」
それでは早速メンバーへのインタビューを見てきましょう!
法務 植田の場合
担当業務を教えて下さい
法務目線でプロダクト開発や契約オペレーションの設計をしています。
Engagement Suiteへの関わり方を教えて下さい
開発シーンでは、主にデータの取扱いに関するアドバイスや、利用開始フローのチェックなどを行っています。Engagement Suiteは、プライバシーにかかわる機能も多いので、ユーザーが不利益を被らないよう慎重に設計を進めています。
また、多くのクライアント様からお申込みをいただけることを期待して、今後のスケールに耐えられるような社内オペレーションの設計を行っています。
大変だった部分・面白い部分を教えて下さい
新しいプロダクトを開発する際は、毎回、自分の携わった機能のユーザーからの反応を、ドキドキしながら見守っています。また、新規事業は、開発チームや営業チームと一体となり、試行錯誤しながら事業を作っていけるところが、やはり醍醐味といえます。
一方で、新規事業は、短い期間で一定の成果を出すことも求められるので、小さな取捨選択をたくさん行う必要があります。高速でリスク評価を行い、意思決定を重ねていく作業は、やりがいもありますが大きなプレッシャーも感じています。
PR 奈良の場合
担当業務を教えて下さい
PR・マーケティングコミュニケーション・ブランディング周りを幅広く行っております。
Engagement Suiteへの関わり方を教えて下さい
ウォンテッドリーのミッション実現をドライブさせる新規事業。PRの力でその認知を広め、理解を高めることを目指しています。プレスリリースを書いてメディアさんに紹介してもらえるようにアプローチしたり、CMを打つとなればそのCMを紹介してもらえるようにしたりと。
大変だった部分・面白い部分を教えて下さい
新プロダクトのリリースが3本立て続けにドドドッときて、それもCOVID-19で急にリモートになった環境できて、台風三兄弟が来たような感じでした。環境の変化に加えて、急に就活生向けにコミュニケーションプロジェクトを始めようとしてしまったり、半分自分のせいなのですが、働き方の変化や、物量の多さに圧倒されたりしていました。元々ハードな環境で働いていたのですこぶるメンタルは健康だったのですが、在宅のシゴト環境が整備できていなかったので背中をやられたのは大変でした。
新規事業って今までのブランドのミッションや提供価値から離れてしまうと、なかなか説明しづらいものです。これは自分がウォンテッドリーに入った理由の一つでも有るのですが、ミッションとプロダクトの提供価値の整合性が高いので、「なぜこのプロダクトを世に?」という部分がすっと入ってくる。伝える者として、共感してきたミッションからブレないあり方は魅力的だなと改めて感じました。
今でこそCOVID-19影響で働き方が多様化し、エンゲージメントの重要性について語られ、サービスも多くローンチされていますが、エンゲージメント事業自体の最初の最初のキックオフは2019/12月と、実はCOVID-19前だったりします。
毎週金曜にDEMODAYというこんなアップデートをしたよ!ということをお披露目する会があるのですが、どんどんアップデートがされていくのでワクワクします。
経理財務 仁位の場合
担当業務を教えて下さい
主に経理として会計数値の取りまとめや財務諸表の作成を行っています。
Engagement Suiteへの関わり方を教えて下さい
会計面での新規事業への関わり方は大きく2つあると思います。1つが事業評価のための実績の集計、そしてもう1つが集計をスムーズに行うための仕組みづくりです。
新しい事業を開始する場合は売上の計上タイミングがどうなるか等会計上の論点となる部分も多いので、プロダクトの開発段階からゴールの会計数値にどうつながるかを見据えて関与しています。
大変だった部分・面白い部分を教えて下さい
プロダクトが生まれていく過程を近くで見れるのはすごく面白いし、開発や営業チームと一緒になって何かを進めていけることは楽しいです。
新規事業の開発においてはスピードが求められる一方で、経理としては正確な情報を集めることも重要です。そのため、どれだけスピードを落とさずに必要な会計情報を収集できる体制や仕組みをつくっていくかが、大変でもあり、やりがいがある部分でもあります。
HR 大谷の場合
担当業務を教えて下さい
人事全体(採用・教育・制度・労務)とオフィス環境整備などメンバーの生産性に関わることを担当しています。
Engagement Suiteへの関わり方を教えて下さい
ウォンテッドリーで実際に行っているエンゲージメント施策からの初期仮説インプットという形で携わってきました。また、β版を使っていく中でのバグや使い勝手へのフィードバックを通じてサービスの質の向上に貢献しています。
大変だった部分・面白い部分を教えて下さい
面白い部分は、人事が事業に関わることができる・サービスを前に進めることができることです。本質的に求められているものは何なのかを議論したりするのはすごく楽しいです。
また、業務を行う中で感じた欲しい機能が、他の企業のニーズとも一致していて実装が決まると、プロダクトチームが短い時間で形にしてくれるのは素晴らしいと思います。
Wantedly Visitが人と会社の出会いまでしか関われなかったことにもどかしさを感じている部分もありましたが、Engagement Suiteを加えることで入社後もよいマッチングが続く環境を作れるようになるのは面白いし、引き続き頑張りたいと思います。
大変な部分は、どんどん進んでいく開発に合わせて、人事がプロダクトのポテンシャルを引き出すために対応していくことです。
最後に
ウォンテッドリーではコーポレート部門であっても、タイムリーに様々な形で新規事業に関わり、サービス・事業を伸ばしていくことに取り組んでいます。今回は新規事業について触れましたが、Wantedly Visitなど既存の事業においても、同様に様々な形で事業に関わっています。受け身になるのではなく、積極的にサービス・事業を良くしていくマインドを今後も磨いていきたいと思います。
もっとEngagement Suiteのことが知りたい!、もっと詳しく関わり方教えて!という方、ぜひお話しましょう!
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