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Wantedly, Inc.に入る前
個人的な話です。 生まれた時は病気もなく元気な赤ちゃんだったんだそうです。でもミルクを全然飲まないしずっと泣いているしで、両親曰く「生まれてきたのを後悔しているような」子供だったそうです。 思い起こすと人生は「やりたくないこと」が多い人生でした。服とか傘とかもなんで世界に自分の気に入ったものは無いんだろうって感じで、いやな子供でした。親が服を買っても気に入らないと絶対に着ない、みたいな。
中学校の時に、家のガラクタ置き場にPCがあるのを発見しました。「NEC PC-8001MK2」ってやつでした。コードを繋いで黒いスイッチを押したら画面が光りました。なんだろうと思いながら1人でキーを押して。一緒に置いてあった雑誌にある文字を打ったら何かが動きました。自分で世界を記述して、それが動く楽しさを知ったのはこのときでした。数ヶ月でPCと友達になった感覚ができ、人生の少ない「やりたいこと」になりました。その後数ヶ月したら親にPCを捨てられました。かなしい。
18歳から30歳まで(!)ずっと大学にいました。友達に誘われた大学院のオープンキャンパスで、音楽とコンピュータの研究をしている人と出会い「やりたいこと」を大学で続けていました。修了してもポスドクっていう身分があるんですよ。 大学って基本「やりたくないこと」をやらなくていい場所だと思ってます。社会性のない自分がいるのはいい場所だと思ってました。研究では発表したり賞をとったりして面白かったんですが、いつか出て行くんだろうなと思ってました。
現在
特に事件があったわけではないですが、全然別なことをしようと思いました。 社会性のない自分が社会に出て行ったらどうなるんだろうという好奇心がありました。人生のミッションみたいなものはありませんでした。「やりたくないこと」は実は自分の気持ちと努力で「やりたいこと」に変えられることに気付いていました。 その頃、Wantedlyと出会いました。面白そうな人が面白そうに働いているなと思いました。若干リア充さが気になりましたが、変な良い予感がありました。
今後どういうことをしていきたいか
年を経るにつれて「やりたいこと」が増えてきました。エンジニアとしては最強のチームを作ってみたいです。 でも10年後にはブリューパブ(ビールを店のなかで醸造して、その場で飲ませる形態のパブ)とかやってるかもね。 一緒にやりたいひとWanted!