株式会社vivianeでは、今後の事業拡大に向け、3人目となる正社員のフルスタックエンジニアを積極採用しています。既存サービスのエンタメ情報メディアciatr[シアター]だけでなく、新規事業として新しいサービスも開発中。
前編に続く今回は、CTO渡邉さんのバックグラウンドや、今後のサービス展開の方向性が決まるまでの裏話についてに話してもらいました。
\前編はこちら/
viviane史上最大のピンチを救った元インターン生
田辺:渡邉さんがvivianeにジョインしたきっかけは、インターンでしたね。
渡邉:そうですね。インターンとして2年半働いていました。大学卒業後、一度は別の会社に就職しましたが、vivianeに戻ってきました。2019年の4月に戻ってきたので、正社員としては現在1年半くらい。
田辺:2年半大きく貢献してもらったので、盛大に送り出しましたね。そのあとも関係性は続いていたので、ちょこちょこご飯にいって近況報告しあっていた。
そのうち、vivianeでエンジニアの責任者がごそっといなくなる緊急事態が発生。渡邉さんに助けを求めました。
渡邉:初期からいたCTOが抜け、副業でやっていたベテランも抜ける。ふたつの柱が一気になくなるときでしたね。
田辺:意気投合してまた一緒にやろうか、ではなかった。エンジニア不在で、数百万人が利用するサービスが動いている!という状態。とにかく来てくれ、と。
渡邉:私も、新卒で入った会社を辞めようかちょうど迷っているときでした。
そのタイミングで、vivianeの開発責任者が退職し、それまでの開発経緯をわかっている人が誰もいない状態に。私はインターンで関わっていたときの下地があったので、幾分かピンチを助けられたと思っています。背景を知らない新しい人が加わると、そもそも状況把握に苦戦したはず。
田辺:まさに必然でしたね。渡邉さんが加わるか、会社が立ち行かなくなるかの瀬戸際でした。
渡邉:戻ってくる当時、25、6歳で、世間的には新米エンジニア。CTOを任せるにはまだ経験が足りない。それに、1年で会社を辞めようとしているなんて大丈夫なのかと普通は思われそうですが、そこはお互いの信頼関係があったし、そういうことを気にする会社ではないので、年齢や経験は不問でした。
新規事業の方向性が固まるまで紆余曲折
田辺:当時は次のサービス構想を練っている最中でしたね。
渡邉:あのころのサービス検討時期を経て、いよいよ新しいサービスが具体的に動き出すと思うと、感慨深いですね。
田辺:ここ数年は次の大きな柱をつくるため、とにかくアイデアを思いつき、検証しては捨てて、を繰り返していました。
メディアプラットフォーム構想もあった。ゴルフなど他の余暇産業のメディアを立ち上げる計画とか、エンタメ領域で映画館のチケット予約代行サイトとか。
渡邉:プライベートジムの口コミサイトも検討しましたね。
田辺:そうそう。プライベートジムは、マンションの一室などクローズドな場でレッスンが行われるので、より口コミの価値が高いだろうと。
渡邉:アドテクを目指す方向性もありました。ユーザーの登録情報でターゲティングして広告の最適化を図るとか。
田辺:アイデアを検証する際に軸にしたのは、既存サービスのciatrを超える収益を目指せるかどうかと、自分たちが挑戦して勝てる領域かどうか。一方で、ciatrに縛られすぎないことも意識していました。バイアスがかかってしまって、シナジーがありそう、ということで安易に流されてしまう可能性を防ぎたかった。
当たり前だけど、いい事業はすぐにはみつからなかったですね。
渡邉:そんな中で、ようやく方向性が固まり、具体的なサービスに落とし込まれる段階になりましたね。
田辺:ビデオストリーミング市場の伸びは著しい。この市場だとciatrの延長線上にもあるし、本気で目指せる企業も限られてくる。
ビデオストリーミングの領域で、具体的にどんなサービスがいいのか検討を重ねました。それこそこの領域でのアドネットワークや、誰でもビデオストリーミングサービスを立ち上げられるサービスとか。そうやって議論を重ねていくうちに、アグリゲーションサービスに舵をきることになりました。
常にその時点の最善を考えているので、少し前だともっと頻繁にいろんなことが変わっていた。いまは方向性が固まって向かうべきところが見えているので、あとはやるしかない、というフェーズ。
とはいえベンチャーで、時代にあわせて変化し続けていかなければならないことは変わりません。
その変化の波を一緒にのりこなしてくれるエンジニアの方に、ぜひvivianeで活躍してほしいですね。
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