株式会社vivianeでは、今後の事業拡大に向け、3人目となる正社員のフルスタックエンジニアを積極採用しています。既存サービスのエンタメ情報メディアciatr[シアター]だけでなく、新規事業として新しいサービスも開発中。現在のviviane社にエンジニアとして関わることで何が得られるのか、CEOの田辺さんとCTOの渡邉さんにお話を聞きました。
海外展開を見据えた新サービス開発の真っ只中
ーーviviane社の現在の立ち位置と、直近で目指しているところについて教えてください。
田辺:現在、月間1,000万UUを突破したエンタメ情報メディアciatrが事業の中心です。今後はビデオストリーミングのアグリゲーション関連サービスのローンチを予定しており、この新規事業を2つ目の柱としていく予定です。上場を視野に、事業と組織を拡大させています。
渡邉:新サービスについてはβ版を近日中に公開する予定で、まさに今、開発を急ピッチで進めているところです。
田辺:新型コロナの影響もあり、ビデオストリーミングの需要が急激に伸びています。観たい作品にたどり着きやすくするアグリゲーションサービスも、ビデオストリーミングサービス市場の拡大とともに求められるサービスになるはず。
渡邉:β版の公開後ユーザーの反応を受けてサービスを改善し、なるべく早く本格的なサービス提供を開始したいと思っています。
ーー新サービスについては国内での展開のみ予定しているのでしょうか。
田辺:まずは国内1位を目指しますが、ゆくゆくは世界で使われるサービスに育てていくことを視野にいれています。足がかりとしてどの国から展開していくか、検討している段階。早いうちからテストマーケティングをしていきたいです。
渡邉:展開国の方向性について、すでに考えているところはありますか?
田辺:スピードを重視すると、UI・UXを大幅に変更せず、データベースと言語を変えるだけでも対応しやすい国がいい。そう考えると、アジアの中でも文化圏や経済水準が比較的近い中国・韓国・台湾が優先的になってきます。
渡邉:日本とほぼ同じ仕様でも結果が見えてきそうな商圏から攻めていくんですね。
既存サービスを礎に次なる挑戦へ向かう、稀有なタイミング
ーー現在の開発組織について教えてください。
渡邉:正社員のエンジニアが2名在籍していて、現在、開発組織の中心として活躍する3人目の正社員となってくれる方を募集しています。インターンや業務委託で携わっている方々もいますが、より組織にコミットする立場の方を探しています。
ーー今のvivianeにエンジニアとしてジョインするメリットはなんですか?
渡邉:新しいサービスに積極的に関われるのは魅力だと思います。すでにある盤石なサービスだと、途中でジョインしても大きな変化は感じられません。まだまだこれから、みんなで作っていくぞ!という段階で関わることは貴重な経験になると思います。
田辺:何百人もエンジニアがいるような組織だと、サービスの大枠に携わるのは難しい。既存サービスのとあるひとつの機能を作るなど、構成するパーツを作っていく役割がメインになることもあると思います。
一方、vivianeはゼロイチのベンチャー。3人のうちのひとりだと、責任感や任される領域も大きい。エンジニアとしての専門性だけなく、事業全体を俯瞰して見ることも求められます。組織に対する発言権も大きい。
かつ、本当のゼロからでもありません。すでに月間1,000万人が利用するciatrというサービスがあり、プラスでプロダクトを作っていく段階。上場企業のファンコミュニケーションズと資本業務提携契約を締結したのも、事業拡大を見据えてですね。
渡邉:この段階で携われる機会はあまりないと思います。まだ成功の可能性のみえない、未知数な構想しかない会社とは違い、守りと攻めのバランスがとれたタイミングですね。
田辺:野心的な人には、ぴったりだと思います。
渡邉:開発組織としても、会社の急成長にあわせたチームビルディングが必要になってくる。ポジションありきで入ってくるのはvivianeのカルチャーからは少しそれる気もしますが、CTOやマネージャーを目指すような人にもぜひ検討してもらいたいです。自ら課題をみつけフルスタックに開発しつつ、組織としても中心となるような人が向いていますね。
経営と開発のシームレスな連携でリーンスタートアップを実現
ーー開発者にも経営者としての視点が求められるのでしょうか
田辺:まだ小さな組織なので、開発に関わらず全員に求められることですね。
渡邉:エンジニアとして経営に積極的に関われることは、開発だけやればいい、と思っている人は合わないかもしれません。経営の開発者視点でいうと、CEOの田辺さんが自分で一からプロダクトをつくった経験があり、開発の知識があることは組織としても大きいと思います。
田辺:経営者が開発に関して一切知識がないと、開発について考えるのは開発者、ビジネスを考えるのは経営、と組織が分断されてしまいます。プロダクトが高度になると、どちらも理解していないといけない。リーンスタートアップの考え方を実現するためにも、相互の対話で最適解を見つけていく必要がある。共通言語がないと対話になりませんよね。
渡邉:あらためて考えてみても、同じエンジニアとして自信をもってvivianeに誘えるタイミングですね。魅力的な会社はviviane以外にもたくさんありますが、それでも今のvivianeに関われるのは、エンジニアとして価値のあることだと思います。
少し前までは、すでにあるサービスの保守にまわる部分も多かったし、使っている技術自体が古くなってきていることもあった。そこに今、新サービスが加わり攻めの開発もできて、技術的にも新しいものに挑戦できる段階です。開発組織としてもチームワークが求められ、次のフェーズにきています。
田辺:いままではciatrをどう成熟させていくかに注力してきましたが、同時並行で次の事業の柱を探していました。その方向性が見えてきたいま、ようやく船が出航するところ。沖に出る前に、ぜひ船に乗り込んでほしいです。
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