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皆さんに伝えたい!私たちの志。VISIT東北の代表が語る『VISIT東北 創業ストーリー vol.1』

この度、VISIT東北創業者の「齊藤さん」に協力いただき、設立7期目にしてようやく、VISIT東北の設立に至った全貌を皆さんにお伝えできることとなりました。複数回に分けて、お届けしたいと思います!

VISIT東北 代表取締役グループCEO プロフィール▼

齊藤 良太のプロフィール - Wantedly
自己紹介などの詳しいプロフィールは、つながりをリクエストして承認されると表示できます。 この先やってみたいこと 地方発で、志を持つ人と人でハッピーな未来をソウゾウしたい!事業を沢山創出して、経済合理性をもった活動を行う。 VISIT東北グループ 6年間 代表取締役グループCEO現在 日本マイクロソフト/ Microsoft Japan 8年間 マーケティングマネージャー
https://www.wantedly.com/id/ryota_saito
齊藤 良太(さいとう りょうた)                      
1982年、宮城県仙台市生まれ。2005年San Francisco State University社会科学部 国際関係学科卒業後、富士通株式会社に入社。3年後に日本マイクロソフトに転職し、2015年退職。2011年3月11日の東日本大震災がターニングポイントとなり、2016年、地元宮城県にてVISIT東北を設立。


「志を持つ人と人でハッピーな未来を創る」こちらは、VISIT東北グループ(=VTG)のパーパスです。 このパーパスを胸に、私たちの事業全ての根幹である「社会課題解決」という“神輿(みこし)”を、ワクワクしながら仲間たちと「わっしょい」と担いで前進していくことが、VISIT東北グループを創った私の願いです。

あらゆることの根底にあるのは「人と人」。

一個人、一企業の枠を超え、全ての人の未来を価値あるものにするために、私は仲間たちと「わっしょい」し続ける『ベストわっしょいカンパニー』を創りたい。

そう語るグループ代表の齊藤良太氏に、2016年の創業から6年間の軌跡、創業までの私の道のり、パーパスに込めた思い、未来への決意と覚悟について、お話を伺いました。

-創業当時のことを聞かせてください。

2つの想いに突き動かされて創業

2016年1月、「地方を元気にする」ことを目的に「かっこいい、東北」をテーマに掲げ、私は一人で株式会社VISIT東北を設立しました。

前職で外資系企業に勤めていた際、たまたま故郷(宮城県)に出張した2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。すさまじい被災状況に衝撃を受けました。

その後、ずっと「故郷のために、東北のために、自分ができることはないか」と考え続けた結果の起業です。 また、大企業の社員として10年以上働くうちに、ビジネスの世界でもっとチャレンジしてみたくなりました。「まだまだやれる、さらに高みを目指したい」――その気持ちを抑えることができなかったのです。


-「VISIT東北」創業以前のお仕事は?

やりがいに満ちた会社員時代

大学時代をアメリカで過ごし、帰国後は世界で戦う日本メーカーの商社での営業職を探し、国内の大手IT企業に入社しました。希望通り教育部門に配属され、大学など教育機関にコンピュータシステムを納入するような仕事です。

3年間勤めたのち、さらに大きな世界で力を試してみたいと、当時、時価総額が世界一だった外資系企業に転職。 最先端技術の開発や企業戦略・戦術、人材育成や人事制度の仕組みなど、全てにおいて世界最高峰の設計がされている「世界一の会社」。私は、最先端技術を駆使した新商品のマーケティングに携わりました。 扱う金額も対等にお付き合いしながら同じ価値観で物事を推進しなくてはならないお客さまの地位もスケールが大きくハイレベル。上司や同僚も優秀な人ばかり。高校時代と同じように、与えられたツールを使い独創性を発揮してチャレンジングな提案を実現させるなど、やりがいに満ちた仕事をするうちに自身の視座が格段に上がりました。 プライベートでは結婚し東京でマンションを購入、子どもも授かりました。公私共に何の不満もない幸せな生活でした。

-東京での不満のない幸せな生活から、なぜ東北で創業を?

「3・11」で実感した「利他」の心

2011年3月11日、私は大きな取引の契約書を交わすため、宮城県の石巻市に日帰り出張していました。本来の業務ではない仕事でしたので、東日本大震災に遭ったのは本当に偶然です。

あの日、目の前で見た光景は今も軽々しく語ることはできません。私の中でパラダイムシフトが起こり、「利他」という概念を自分事として実感できたことは確かです。 故郷でもありますから、できる限りのことをしようとパソコンを取り寄せてボランティアセンターに配布し、使い方をお教えたり、被災地の泥かきや避難所でのお手伝いをしたりなど、仕事の合間をぬってボランティア活動を続けました。

しかし、時間が経つにつれてボランティアの作業は減り、被災地に赴くことも少なくなっていきます。震災前と変わりなく東京で忙しい生活を送っていましたが、常に頭には被災した故郷の光景がありました

故郷で地方創生のための会社を立ち上げよう

故郷に想いを馳せながら、東京で仕事を続けていた私は、次第に自らの今後のキャリアについて悩むようになりました。

『世界有数の会社に入って成果を上げ望み通りの生活を手に入れた。しかしずっとこのまま、同じことをしていて自分は満足できるのか。一度しかない人生で次にやるべきことが、まだあるのではないか』

自分と向き合う日々の中で、ふと「今まで成し遂げられなかったものはなにか?」と考えてみました。そして「被災地に自分は何もできていない」と気付いたんです。 私がしたボランティアは微々たるもので、結局ほとんど被災地の役に立っていない。被災地が豊かさを取り戻すためのチャンレンジを、自分はしていない。 そのチャレンジを「人生の宿題」と定め、次のキャリアとしてやっていこう。簡単ではないことは分かっていました。だからこそやる価値があり、人として大きな力をつけることができるはずだ 。

ーー故郷で地方創生のための会社を立ち上げよう。

2015年の始めにそう決意し、6月に前職を退社。7月から東京の大企業が主催するアントレプレナープログラムで起業家としての修業を積み、2016年1月、宮城県仙台市で「株式会社VISIT東北」を設立しました。

ここまでお読みいただきありがとうございます!以上が『VISIT東北 創業ストーリー vol.1』となります。

・・・次回は『VISIT東北 創業ストーリー vol.2』。VISIT東北が、いよいよ始動します!

東北の各地域でどんな事業に取り組んできたのか?どんな苦難を乗り越えてきたのか?       「自分たちが、東北を盛り上げていく!」そのために、たくさんチャレンジを重ねノウハウを貯めてきた怒涛のストーリーをお届けしたいと思います!乞うご期待(*^^*)

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