CRAZYでは、2022年2月24日に「WHY CRAZY? #4〜入社直後のわたしたちが見ている景色〜」オンラインイベントを実施しました。
今回は「入社直後のわたしたちが見ている景色」をテーマに、IWAI OMOTESANDO ウエディングプロデューサーの永井 絢 (通称:あーやー)と吉川 梨沙(通称:よっしー)の対談を行いました。「どうしてCRAZYに転職を決めたのか?」「入社した直後に感じたギャップは?」といった、入社直後のふたりが見ている、CRAZYの組織やプロデューサーの仕事についてのエピソードが盛りだくさんの会となりました。
本記事では、IWAI OMOTESANDO ウエディングプロデューサーの永井絢に焦点を当てて、対談内容を振り返っていきます。
※イベント対談内容の書き起こしを、一部編集しております
(モデレーター:永野真梨)
誰かの人生を肯定し、勇気になる瞬間を作りたい
永野:
CRAZYとの一番最初の出会いはなんだったの?
永井:
出会いは大学1年生の頃、Wantedlyという求人サイトで偶然見つけたことがきっかけです。そこからずっと気になる会社でした。
永野:
そんな昔から知っててくれたんだね!
永井:
そうなんです。新卒では電通という広告代理店に入社したのですが、電通に入社を決めた時もCRAZYに転職を決めた時も、私自身のやりたいことはずっと変わっていません。
永野:
そうなんだ。あーやーの入社の経緯は、入社エントリの記事にもなっているよね。
永井:
そうなんです。高校の文化祭をきっかけに感動体験を通して誰かの人生を肯定したり、ずっとその先も続く勇気になる瞬間を作りたいという思いが芽生えました。
その想いをファーストキャリアでは広告という手段で届けていたのですが、もっと色濃くやっていきたいなぁという気持ちが強くなり、人生に直接的に関わることができるCRAZYを選んで、挑戦することにしたのが、転職の経緯です。
「ロックに生きる」
生き様を叫んだライフプレゼンテーション
永野:
素敵だね。あーやーは入社して3ヶ月経って行うライフプレゼンテーション*1で「ロックに生きる」と言うことを叫んでいた記憶が鮮明にあるんだけど、どうやってその想いに行き着いたの?
永井:
私にとって「ロック」は、弱い気持ちとかネガティブな考えをポジティブに転換して、ちょっと心を前向きにしてくれるものなんです。そんな風にロックが私にしてくれたポジティブな転換を、私はコピーライティングや、IWAIで結婚式を届けるという表現方法を通して、届けることで自分なりのロックを奏でられるんじゃないかと思っています。
永野:
なるほど。あーやーにとってロックは、音楽表現を超えて「価値転換」や「勇気」という存在だったんだね。
永井:
そうですね。
永野:
あーやーのライフプレゼンテーション面白かったよね。ちょっとどんな感じだったか、本人の口から教えてもらってもいいですか?
永井:
ライフプレゼンテーション大変でしたねー(笑)プレゼンの日が近づくにつれて、メンバーから大変だから頑張ってねという声かけを多くもらっていたのですが、前の会社でプレゼン自体は比較的やり慣れていたので、なんでそんなに大変なんだろうという疑問が最初は大きかったんですよね。
永野:
そうだったんだ!(笑)
永井:
でも、いざやってみるとその意味がわかりました。
プレゼンにはバディという形で先輩が一人ついてくれて、もっとこうした方がいいよとかフィードバックをくれるんですけど、「上手なんだけど、あーやー自身が全然解放されてない。」というフィードバックを受けて、私はうまく、そつなくやろうとしちゃってるんだということに気づきました。
最終的に、自分らしさを最大限解放するために一番最初にヘッドバンキングをして、今まで見せたことのない自分を全身で表現してからプレゼンを始めるスタイルになりましたね。
永野:
ヘッドバンキングってみなさんご存知なんですかね?
当日「ではプレゼンが始まります!」というアナウンスと同時に、ものすごいロックな音楽と共にものすごい形相のあーやーが登場してきて、めちゃくちゃ頭を振り始めるという衝撃的なシーンだったよね。でも、それを見て一発で見て「これが彼女の生き様なんだな。これからこうやって生きていくんだ。」とすんなり受け入れられましたね。
永井:
嬉しいです(笑)
永野:
そうやって自分自身を解放して、本音をみんなの前で伝えるということが、ライフプレゼンテーションの一番大切なことなんだなと思いました。
永野:
ちなみに、入社までの過程で初めて私があーやーと話した時は、「この人を嫌いな人はいないな」って率直に思いました。すっと懐に入ってくるようなそんなエネルギーがあーやーにはあって、結構初めの方からこの人は間違いなくプロデューサーに向いてるて思わせてくれた人でしたね。
永井:めちゃくちゃ嬉しいです(笑)
「自分はどう思うか?」
常に一人の人間として意志が問われる環境
永野:
あーやーは入社してから約半年が経つけど、入社してみて感じたそもそも抱いていたCRAZYのイメージとのギャップとかってあった?
永井:
イメージと全然違ったということはほとんどなかったです。ただ、「こんなに色濃いんだ」と驚いたことはありました。
永野:
なるほど。それはどういうこと??
永井:
表現するのが難しいのですが、いかなる時も「人間でいること」を常に求められるということに、ああこれがCRAZYなのかと体感しました。
永野:
「人間でいること」ってすごい表現だね(笑)
永井:
そうですね。私生活でも仕事でも、「自分がどう思うか?」が何よりも大事だということをCRAZYに入社して実感しました。「会社員ではなく、人間であれ」と常に言われている気がします。
永野:
確かに、お客様へのご提案や関わり方に対しても、「そこにあなたの意志があるのか」、「深く思考した最善の結果としてその提案に至っているのか」ということが問われるね。
永井:
はい。問い続けてもらえる環境っていうのはなかなかないと思います。
永野:
これらの問いは、一つひとつの行動・言動に人として思いやりがあるかということをベースになっているよね。
永井:
そうですね。あと、前職では大きな企業で働いていましたが、本当に全く違う環境に飛び込んだなという実感があります。
永野:
そうなんだ。何が一番インパクトがあったの?
永井:
いかなる時もフラットに立ち返るということをみんなが自然とできる環境であることは大企業にいた身としては新鮮でしたし、働きやすさにつながっていると思います。
永野:
確かに。人間関係もビジネスをやる上でもこれって本当に必要だっけ?とか本当にこのやり方正しかったっけ?ということを常にフラットにみることは大事にしているよね。
永井:
そうですね。変化を恐れず、むしろ変化をすることが良しとされている組織なので、全体が健全に前に向かっていくエネルギーがありますよね。
永野:
なるほどね〜。
自分を好きになる場所としてIWAIをもっと届けたい
永野:
あーやーがプロデューサーという仕事を通してみるIWAIってどういう場所なの?
永井:
私にとってIWAIは結婚式場ではなくて、これまでの人生を肯定する場所であると思っています。結婚式というのはその一つの口実ですね。
だから本当は結婚という人生フェーズだけにとどまらずにあらゆる人に自分を好きになる場所としてIWAIを利用して欲しいという気持ちが強いです。
永井:
IWAIには「自分の人生を好きになるための要素が、当日だけじゃなくて当日を迎えるまでのプロセスの中にも散りばめられています。プロデューサーとして自分が紡いだ言葉の力で目の前の大切なおふたりの心が動く瞬間が見れることが大きな喜びのひとつです。まさに人生に触れられている実感があるので、最高の仕事をしているなと思います。
永野:
いいね。そんなIWAIで、あーやーがこの先目指したいことはある?
永井:
IWAIで勝ちたいという思いが強いです。CRAZYという会社は知っているけど、IWAI OMOTESANDOは知らないという方もまだ正直多いんです。
でも私はIWAIが人生を肯定する場所として価値があることを信じているので、世界のAppleやGoogleのように、みんなが知っているブランドにしたいと思っています。
吉川:
いいね。結婚式じゃなくても、人と人が繋がったり、人生を肯定できる機会を私たちが増やしていったり、今は表参道にしかないIWAIですが、東京以外にも拠点が増えていって欲しいと心から思うので、そういうことにも尽力していきたいですね。
*1 ライフプレゼンテーション・・・・CRAZYの組織文化である、自分の人生についてのプレゼンテーション。中途メンバーは入社3ヶ月後に行う。
「人生を肯定して勇気を届けたい。」高校時代から変わらぬ想いの次なる表現方法として、プロデューサーというキャリアを選んだ永井。大切なことはとてもシンプルで、人間としてフラットに自分の意思を持つこと。ロックに生きる彼女の純粋なエネルギーに期待溢れる対談となりました。