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個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。 今回は、ユニークビジョンのエンジニアとして活躍し、2021年の年間MVPにも選ばれた山本 一将に話を聞きました。 ...
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個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、ユニークビジョンのエンジニアとして活躍している中村 遥に話を聞きました。
ユニークビジョンに入社する前は、新卒で入社した500名ほどの規模のSIerで働いていました。下請けの仕事が多い会社ではありましたが、僕は3,4人で構成された社内ベンチャーのチームにアサインされて、自社のBtoBパッケージ製品の開発をしていました。携わっていたのは工場の生産ラインに部品を供給していくためのフォークリフトの動きを可視化する仕組みで、実際にお客様先に足を運んでヒアリングもしましたし、設計、開発、テスト、またお客様先に行って見てもらう...という風に、全部やっていましたね。
もともとは生物系の大学で修士まで行っていたのですが、博士課程に進んだり研究職についたりという道ではなく、モノづくりに関わりたいと思って就職を選びました。生物に興味を持ち始めて大学の専攻を決める前からコンピューターは好きだったので、特段経験はありませんでしたがこれを仕事にできたらと思っていたんです。
研修が長くてしっかりしているという観点で最初の会社を選び、半年間の座学や仕事の中でも沢山学んで来れました。この会社ではエンジニアもしつつお客様先にも行くという働き方でしたが、使っている人の声を聞くと実際に必要とされていると感じられるのでうれしかったですね。
求められた機能を作って喜んでもらえると、漠然と「モノづくりがしたい」と思っていた自分はこういった仕事をやりたかったんだなと実感できました。
ただ自社サービスの開発というのは自分に合っていたものの、この会社で自社サービスを作っていたのは僕たちのチームだけだったため、何を始めるにもノウハウが無かったんです。もちろんその分やりがいはありますが、それが本当に正しいのかもわからない状態で続けていくのは難しく、とても大変でした。
そんな時、広い世界の中で何でもできてエネルギーの高いWeb業界に興味を持ち始めていたので、思い切ってWebの自社サービスを開発する会社への転職に踏み切りました。Web業界への転職にあたっては、解いたプログラミング問題がそのまま転職活動のアピールになるサービスを使って勉強していましたね。数問解いたところですぐに何社かスカウトが来たので、Web業界の情報収集や、実際にその現場で働く人と話してみたいという目的でカジュアル面談をいくつか受けていました。
その時のユニークビジョンはまだ今の半分以下の20名弱しかいなかったのですが、面接で代表の白圡と話した中で、この先会社をどうしていきたいといったビジョンがとてもしっかりしている印象を受けました。当時のユニークビジョンは受託開発の割合もそれなりにありましたが、そこから自社サービスのみに切り替えていこうとしているところで、自分の考えていたことと繋がるものを感じて入社を決めました。
あとは、その時から既にTwitter事業での強みを持っていたことも魅力的でしたね。Webの業界は差別化が難しいので、会社全体として技術的に強みとなるものを持っているのは純粋にすごいなと思いましたし、500人規模から20人規模への転職でもユニークビジョンにはそこまで不安はなかったです。
ユニークビジョンに入社して最初は、SNS総合管理ツールBelugaのリニューアルプロジェクトで最初の設計段階から収束まで足掛け3年携わり、その後はBelugaの新機能開発をしていました。
社内でコードレビューの制度が整ってきた段階で各チームにレビュアーを置こうとなった時には、長くBelugaにいて一番仕様を把握していたこともあり、Belugaチームのレビュアーになりました。その後のプロジェクトでもレビュアーを続けています。プロジェクト立ち上げ・設計の段階から入ることが多いので、コーディングだけでなく仕様的なレビューを行うことも多いですね。
去年からはLINE上でキャンペーンを行う仕組みのBelugaキャンペーンfor LINEにて、キャンペーン結果を閲覧できるダッシュボード部分の立ち上げと開発に入りました。その後は現在に至るまで、本体部分の機能追加や実際のキャンペーン対応などを行っています。
去年の後半からはそれに並行して、「ユニークビジョンで複数回案件を実施する」ということに付加価値を生み出すCRM(顧客関係管理)や、「案件ごとの運用コストを抑える」というメリットをユニークビジョン・お客様の双方にもたらすCMS(コンテンツ管理システム)サービスの立ち上げにも関わっています。
最初のBelugaで設計段階から最後まで関わらせてもらえたのはタイミング的なことも大きいですが、その中でいろいろな経験をしたのでそれを他のサービスにも生かしていきたいという思いがあり、ユニークビジョンのエンジニアの中ではかなり早い段階からプロジェクトに関わる存在になっていますね。 一口にエンジニアといっても色々な働き方があるかと思いますが、僕は自分が関わって決めた仕様が形になって、それを使ってもらうところを見ることができて...というところにやりがいを感じるので、ひたすらコーディングをしているよりも今の働き方が好きなんです。
設計は難しいですがコーディングよりも広い範囲の仕事ができますし、よりそのサービスを深く知っていけるのが魅力的ですね。Belugaでは設計が上手くいかず、その後の開発も含めて長く時間がかかってしまったという背景がありました。当然ですが設計の善し悪しはそのままプロジェクトの進行に影響を与えるので、それだけやりがいも大きいですし、学ぶことが多いです。
この働き方をしていると、サービスで何を実現するかというところからPMやディレクターと議論したり、時には実際に必要としているお客様と会話する機会を設けてもらったり、他のプロジェクトでも関係する人たちと話してみたりと、沢山の人と関わります。 設計はコーディングよりも周りの人たちとのコミュニケーションが必要になってくるフェーズですが、それが自分に合っていると感じますし、常に全体像を明確に持ちながら進められる仕事は楽しいです。前職でもお客様とよく話しながら進めていましたが、モノづくりというのはそういう仕事かなと思っています。
1エンジニアとして開発するにあたっては、なんでこれが必要なのか、何のための機能なのか、ということはとても考えますね。エンジニアがサービスに関わる上で決めないといけないことは、画面の見た目、データの持ち方など様々ありますが、そういったものは各々の好みで決めるものではありません。どういう人がどういう業務、どういう思考の流れで使うものなのかというのは出来る限り考えるように意識しています。
キャンペーンであれば、作ったものを提供するユニークビジョンのディレクター、使ってもらうお客様、そして参加してくれる一般の方々と、いろんな人たちのやり取りのを繋ぐものなので、いろんな立場に立って考えることが大事だと思っています。
現在はキャンペーンの案件対応業務にあたっていますが、今までユニークビジョンでやってきた仕事とはかなり異なっています。どちらかといえば、前職での経験に近いですね。
お客様と会議やslackでやり取りを重ね、お客様が何をしたくてユニークビジョンは何ができるのかというところを常に判断しながら進めていきます。安心して進めてもらえるベストなキャンペーンを実現するためにはこちらから曖昧な部分は残せないですし、ディレクターを挟む挟まないに関わらずお客様と対面するからこその緊張感があります。
Belugaのようにすべてユニークビジョンの中で考えながら作っていく開発色の強いものと、Belugaキャンペーンのようにどんどん変わる状況の中で対応していく運用に手を動かし続けるものと、どちらもできるのはユニークビジョンの面白いところですね。 ユニークビジョンで作っているものは現在すべて自社サービスなので、いろんなサービスをその時々で作っていけるのは働き方としてとてもいいなと思います。
ユニークビジョンは技術でお客様の要望を解決していくので、お客様がより良いキャンペーンにしていくために実現したいということは極力叶えられるよう動きますし、それが開発などの途中段階であっても随時対応していけるのはユニークビジョンの強みです。本当にすごいお客様ばかりですし案件も錚々たるものばかりなので、上手くいけばかなり面白くて影響力も高いキャンペーンになるだろうなという案件が多く、とても身が引き締まる思いです。
ユニークビジョンはTwitter社のTwitter Marketing Partnerに選定していただいていますが、Twitterに関わる技術的な部分で困ることはそうそう無いですね。入社前にも感じていましたが、これはとても大きな強みだと感じています。 今僕がメインで担当しているのはLINE側で、こちらはまだまだ大変なところもありますが、案件をたくさんいただいていくにつれてTwitter側と同じくらいまでの強みに持っていける感覚は十分にあります。
何か困ったときはいろんな人に聞いて最善策を探すことが多いですが、みんな自分が持っている技術をもったいぶらずオープンに教えてくれます。
去年、社内の有志によってプロジェクト横断で使用できるコマンド群が開発されたのですが、通常業務をこなしつつそのように各々の活動も進めていくのは、これまで経験してきた環境と比べてもかなり顕著に感じています。前職の時はみんな余力がなかったのかそういうことが全くなかったので、今の環境には技術的な活発さを感じますね。
ただ、ユニークビジョンは業界をリードしているからこそ、新しいものをリリースすればするほど難しくなっていく立場にあります。この状態でうまく生き続けるには、会社の中で何人かだけが特別仕組みに詳しくある状態ではなく、バランスを保たないといけません。 実は技術的に属人化してしまっている部分も現状では存在していて、そこは今後を考える上で解決しないといけない課題だと感じています。
ユニークビジョン特有の取り組みとして、部署がない代わりにプロジェクト以外の仕事をそれぞれが担う「ワーキンググループ」という働き方があり、その中で僕はコミュニケーションチームに参加しています。 最初は別のメンバーが社内の連絡ツール導入を推進するために作っていたチームを引き継いで、社内のコミュニケーション改善に取り組んでいます。
コミュニケーションという言葉の意味は広いですが、会社としてコミュニケーションに求められることは、会社という大きな人の集まりの中で一人ひとりの力を真に発揮できる状態にもっていくことだと思っています。何人かの人が集まった時、1+1は2に満たないこともあれば、相乗効果で大きな力になることもあります。2にならなくても、一人では見えなかった景色が見えてくることもあります。コミュニケーションチームとしては、この1+1でできることを理想の状態に近づけていけるように動いています。
現在は毎月アンケートを実施して心理的安全性を調査したり、ソーシャルキャピタル、つまり社内の関係性の可視化を進めたりといったことを軸にして、それぞれの数値を改善するため、その時々で必要な施策を考えて取り組んでいます。 こういった要素は会社を進める中で置いて行かれてしまいがちですがとても大事なことなので、ただ施策を打つだけでなく考えていることもみんなに伝えて、コミュニケーションの重要性の啓蒙にも重きを置いています。
ユニークビジョンにはOPEN&FLATという指針があり、何においても決断が早く、それにより動きがとても早いです。何か新しくやりたいということだったり、プロジェクトの再編成だったり、人員配置も一週間前に告知されたものから変わっていたりします(笑) それは、その時々で最善が変わり、柔軟に対応していっているということなのだと思います。無駄にだらだらと同じことをするのではなく、その時必要なことに集中することができるのでとてもいいですね。
部署という概念もないので、会社全体で適材適所の配置ができるのは会社・個人双方に良い環境だと思います。ワーキンググループも強制ではなく、声をかけられたり希望者が手を上げたりして進めるチームですし、会社をこうしていきたいんだ!という気持ちがある人には実現しやすくて向いている環境です。
OPEN&FLATかつ50名ほどの今の規模感というのは、誰にでも話しかけやすくてプロジェクトを円滑に進めやすいですね。Belugaの開発をしていた時はリニューアル前の仕組みもあって完全な0からのスタートではなかったのですが、Belugaキャンペーンfor LINE以降では新しいことを決めないといけないことが増えつつも、やはり自分一人で完全に決められないことも沢山あります。上下関係や部署がなく、エンジニアとディレクターの隔たりもないユニークビジョンの環境では、いろんな人とざっくばらんに会話ができるのがありがたいです。
この状況をいかに維持していくかも、コミュニケーションチームの頑張りどころだなと感じています。今年からオフィスが移転して2倍の広さになり、コミュニケーションに良くも悪くも変化が生じています。会社規模自体の拡大も見越してのオフィス拡張なので、このタイミングはコミュニケーションの観点で転換期なのかもしれないと感じています。
コミュニケーション改善の一環...というわけではないですが(笑)、個人的に登山が趣味で、会社のメンバーを募って時々山登りに行っています。
同じ体験を共有すると自然と仲良くなりますし、普段の仕事では見られないメンバーの一面が見られたり、プロジェクトではあまり関わり合いのないメンバーと交流出来たりして、とても有意義だと感じています。回を重ねるごとにメンバーが増えてきているので、もっといろんな人に参加してもらえたら嬉しいですね!
ユニークビジョンに入社した時から、アサインされたプロジェクトではそれぞれ最初から最後まで関わらせてもらっていますが、安心して0から100まで任せられて、このプロジェクトといえば中村遥が頑張っていたよね、と認識されるくらいの存在になりたいなと思っています。
一人でできることは限られているのでうまく周りを巻き込みながら、関わるメンバーにとって新しいことができて、サービスとしても今までにないものが作れたら最高ですね!
会社もますます大きくなっていく段階ですが、チームメンバーだけでなく社内のいろんな人としっかり繋がりを持っていられる人でありたいです。社内の誰にでもすぐに相談に行けて、自分にも気軽に来てもらえる状態でいたいです。
気が付いたら僕ももう古株の方になっていて、OPEN&FLATを掲げる会社ではあるものの先輩と言われる立ち位置ではあるので、若手エンジニアに与えうる影響も考えるようになってきています。
見られる側の立場として、自然と模範になれたらと思って意識して仕事を進めているところはありますね。困っているときに、技術のことでも仕事のことでもなくても、相談相手になれる人でありたいと思っています。
ユニークビジョンで大事にしているOPEN&FLATという考えにおいて、FLATな会社でいられる最大は100人ほどだと聞いています。なのでそれくらいの規模感にはすぐに達していくのだと思いますが、その規模になってもみんなの気持ちにムラがなく、同じくらいの熱量を共有していける会社を目指したいですね。
動きが早くてどんどんサービスを作っていくベンチャーらしさは保ちつつも、業界をリードする存在であり続けたいと思っています。
短期的には、今関わっているBelugaキャンペーンfor LINEをBelugaキャンペーンと同じくらいにまで成長させたいです!CRMやCMSもそこに寄与できるサービスだと思うので、どちらも全力で推し進めていきます。
ユニークビジョンの環境にマッチする人は、会社の指針にもある通り、リーダーシップを持っている人です。個人的には、リーダーシップを個々が発揮するからこそ、OPEN&FLATな環境が成立すると思っています。
何かこうしていきたいという信念があって、それを周りに伝播したり共有したりして進めていける人と一緒に仕事をしていきたいです。想いがないのも困りますが、自分の信念だけでコミュニケーションなく突き進まれてしまっても、それは会社として1+1=2にならないと思っています。
個人個人ではなく、会社だからこそできることに取り組んでいきたいです。
一緒に話すことでお互いに気づきを得られたり、各々が持つ良い者が組み合わさることもあると思います。これはディレクターでもエンジニアでも変わらず共通して大事だと思っています。
ユニークビジョンには個性的なメンバーも多いですが、そういう意味では個性や特色の強い人と働けたら、刺激的で面白いですね!