「ワーキング・グループ」で、社員が主役となって成長環境を進化 | ユニークビジョン
「ワーキング・グループ」とは、メンバーが自分の興味・関心がある技術や、社内の改善点について提案すると、日々の業務時間内でその研究・議論を行うプロジェクトチームをつくることができる、「OPEN & FLAT」を掲げるユニークビジョンで大事にしている取り組みの一つです。 ...
https://www.uniquevision.co.jp/documents/working-group
「ワーキング・グループ」とは、メンバーが自分の興味・関心がある技術や、社内の改善点について提案すると、日々の業務時間内でその研究・議論を行うプロジェクトチームをつくることができる、「OPEN & FLAT」を掲げるユニークビジョンで大事にしている取り組みの一つです。
事業企画や採用・広報など、普通の会社だったらそれぞれの部署がありますが、ワーキング・グループとしてチームができることで、「部署が無い=固定した役職者を作る必要が無い」ため、組織がフラットになり、”偉い人”が生まれない仕組みになっています。
”偉い人”がいない、良いことを言う人の意見がフラットに取り上げられる環境を作ることで、メンバー全員がオープンに課題にフォーカスした発言をできるようになり、ボトムアップで会社全体のパフォーマンスが最大化されると考えています。
今回は、わたくしベルーガがユニークビジョンのワーキング・グループの1つ、広報チームについてご紹介します!
今回インタビューする広報チームは、ユニークビジョンの取り組みを社内外の人々に知ってもらうために活動している、ユニークビジョンで最もメンバーの多いワーキンググループです。
高橋:広報チームの始まりは、僕が広報業務をやってみたい、と言い出したところですね。プレスリリースを書いたり魅力を発信したり、広報のイメージは漠然とではありましたが、そういった活動に興味を持っていました。2017年の夏頃に中途入社しましたが、入社前の面接から広報への興味は伝えていたと思います。とはいっても当時は僕自身としてもユニークビジョンとしてもきちんと広報活動に取り組んだことがなかったので、完全に0からのスタートでしたね。ユニークビジョンには、会社として前例がなくてもやりたいことを伝えていけばどんどん取り組んでいける社風があります。今でこそワーキンググループという枠組みで様々な活動を行うチームが多数存在していますが、当時はその仕組みもまだ明確にはなかったので、ワーキンググループの走りでもあったと思います。
入社して2ヶ月ほど経った時、会社としても数年ぶりだったイベント出展にサポートとして入り、その流れで広報チームとしての活動が始まりました。通常のディレクター業務の延長とはまた違った活動でしたが、新しいことができる機会をもらえたと感じていました。当時は社員数が今の半分ほどしかおらず、他の人たちも個々で色々な業務を行っていたので、自分にも早速その"色々"が増えたんだと思いましたね。
発足当初の広報チームは自分のみで、最初はユニークビジョンとお客さんとでパネルディスカッションを行うような形式のイベント出展を何度か行ったり、広告を回すために各サービスのページを作ろうとしていました。
その後は2019年前半に採用チームが発足したことで、集客のための広報に加えて採用のための広報という視点で矢内を含む採用チームの2名が合流し、2019年後半には担当プロジェクトのプレスリリースを書いていた渡邉がより深く広報活動に関わるため加入しました。2020年にはユニークビジョンで初めてデザイナーを採用したことから2名のデザインチームが発足し、こちらも広報チームに合流して外部に発信する際のデザインやwebサイトの制作を担ってもらっています。 同じ「広報」でも様々な視点から人が集まり、今ではワーキンググループの中でも一番の大所帯になっていますね。
渡邉:まず一番は、ユニークビジョンがどんなことをしているのか、ということを社外に向けてアピールする取り組みですね。新機能のプレスリリースを出したり、案件をケーススタディに掲載したり、お客様とイベントに出展したり、新しいサービスのサイトを制作したり、記事をたくさん読んでもらえるようにSEO改善をしたり......など、活動は多岐に渡っています。しかし目的はどれも共通で、日本国内でユニークビジョン、そしてサービスであるBelugaシリーズの認知を高めることに重きを置いて活動しています。最近では海外のお客さんも増えてきており、認知拡大のステージはどんどん広がっていると思います。
あとは今現在、ユニークビジョンがどんな仕事をしているのかということを社内で共有するための社内広報にも力を入れ始めています。まだまだ小さい会社ではありますが、実施している案件はスピード感があって数も多いため、プロジェクトからの共有があっても全てを把握できている社員はほとんどいない状況です。そのため、今動いている案件や開発中の仕組みなどを逐次共有することで、他のメンバーが今どんなことに取り組んでいて自分の仕事がどれほどの影響を生んでいるのかなどを社員に知ってもらい、コミュニケーションやモチベーションが向上することを目指しています。
矢内:社内でいろんな人のインタビューを実施したり、勉強会にて広報活動につながる情報の公開をお願いしていたり、案件をケーススタディに載せるため担当ディレクターに許可を取ってもらったりなど、広義の広報としては会社全体で行っています。私たち広報チームは、そういった会社全体を巻き込んだ広報活動を主導する役割も大きいですね。
高橋:僕はお客様と接することが多く広報のほとんどの活動と関わりが深いため、チームのリーダーとして活動しています。発足当初から見てきて、最初は人数が少なかったところに色んなメンバーが入ってきてくれて嬉しいですね。メンバーそれぞれで得意なことが違うので、人数が多い分、分担してそれぞれの分野で活躍できるのが強みだと思っています。僕自身は分析などの領域にはあまり自信がないのですが、文章を作っていくことは得意です。プレスリリースやケーススタディ、自社ポータルサイトの記事など、広報活動の中で活かせる場面は多いと感じています。
中でも今一番力を入れているのはケーススタディですね。自分も含め、周りのディレクターにも事例を集めてもらって高頻度で掲載できるように頑張っています。良い事例を掲載できると、お問い合わせなどで「あのケーススタディみたいな施策がやりたい!」というような反応がいただけるので、新たなお客様との繋がりにダイレクトに影響を感じ、重要さを毎回改めて実感しています。
矢内:私は社内で唯一採用業務をメインとして働いているので、お客様だけでなく採用活動のターゲットとなる転職者・就活生の皆様にも会社の情報を届けられるよう、「採用広報」としての広報活動に取り組んでいます。お客様の中でもいずれは転職活動をするかもしれませんし、今就職活動をされている方々も就職後に私たちのお客様となるかもしれませんので、今だけでなく、後々にも良い印象を持っていただけるように心がけて活動しているつもりです。
取り組みとしては会社のリクルートページに記事を増やしていったり、多くの方に会社の適切な情報が届けられるように既存の記事のSEO対策をしたりなどですね。加えて、数字的なところの管理は比較的得意なので、チームで追っているwebサイトや各記事のPV周りを集計してデータ作成なども行なっています。
渡邉:私は、ディレクター業務ではBelugaの開発チームを持っていて技術寄りのポジションなので、システムや機能面が関わってくるプレスリリースを主に担当しています。社内広報も、私の提案で始まったことなので率先して動いていますね。
社内で他のチームの取り組みをあまり知らないという声が聞こえていたので、まずはいろんなチームの実績や取り組み内容をスライドにまとめて、社員みんなが見えるところで流しています。当初はオフィスの入り口に設置している大きなモニターに表示させるつもりだったのですが、コロナ禍に入りモニターを実際に目にする機会も減ってしまったので、今は毎日実施しているオンライン全社朝会にて流してもらっています。モニターよりも見てもらえているので、結果的には良かったですね。(笑)
あとは自社ポータルサイトで記事を書いたり、矢内と共にSEO対策に取り組んだりもしています。プレスリリースでもポータルサイトでも、ネタがないと何もできないので、広報につながるものを日々探したり作り出したりしています。
高橋:対外的に色んな施策を打つことで、お客様からの新しい案件のお問い合わせをかなりいただけるようになっていますね。会社の売り上げに直結する部分ではあるので、影響は大きいと感じています。
特にケーススタディやイベント出展は、掲載やトークセッションの後にすぐ反応をいただけることが多いので効果を実感しやすいです。イベントはコロナ禍に入りリアルでの実施が難しくなってしまったのが痛いところですが、社内でも質の高い配信設備を整えている最中なので、オンラインでも続けていきたいと思っています。MarkeZineの担当者さんと仲良くさせていただいているご縁もあり、新機能のプレスリリースをいつも記事として出していただけているのも多くのマーケターの目に届けられるので本当にありがたいですね。
渡邉:社内広報では、どんな機能の・どんな案件を・どんなお客様に使っていただけているのかを周知することで、サービスや会社への理解はより深まっていると思います。
実は社内広報は社員の中でも特に、直接お客様と接する機会のないエンジニアをターゲットとしている側面が大きいんです。サービスの先にいるお客様の解像度を上げられたらエンジニア業務にもメリットばかりなので、そこは気にしていますね。
最近では新機能のリリースを社内でアナウンスする際、担当したエンジニアの名前をより分かりやすく明記するように心がけてくれるチームも増えていますが、それは貢献が埋もれずきちんと伝わるというメリットもありますし、「あの人/あのチームはこんな面白い仕組みを作っていたんだ!」という刺激にも繋がっているんじゃないでしょうか。
矢内:採用のための広報という点では、社員インタビューや社内制度の記事を増やすことでユニークビジョンについて知っていただけるコンテンツが続々と増えています。候補者の方々には面談前に社内の雰囲気や実際の業務内容について知っていただくことができるため、選考に入ってからのミスマッチは減っていると思いますね。面談前にユニークビジョンにご興味をお持ちいただけている方ですと、インタビューからケーススタディまで様々な記事を読んでから面談に参加していただける場合も多いです。前提が共有できているので面談がスムーズに運んだり、以前よりも深いお話をすることができたりと、とても良い影響を感じてます。
高橋:チームみんなで注力していきたいのは、自社ポータルサイトのBelugaポータルですね。実は結構前からあったものなのですが、更新頻度がかなり低く、存在してるかしてないか分からないような状態がしばらく続いていました。それを復活させようという話の中で昨年デザインチームが綺麗にリニューアルしてくれたので、今はとても見やすくなっていますし、僕たちの更新に対するモチベーションもかなり上がっています。自社サービスの機能も活用しながら幅広く記事を書いて、たくさんの方に楽しんでもらえるポータルサイトにしていきたいですね。
Belugaポータルだけでなく社内のサービスサイトもデザインチームがどんどんリニューアルを進めていってくれています。いろんな情報が受け取りやすくなっているので、それを必要とする方へきちんとお届けできるような施策を考えて、案件に繋げていけたらと思います。
渡邉:ユニークビジョンのサービスはありがたいことに様々なジャンルの企業さんに使っていただけているので、社員の趣味に関係していることも多いんです。自分の携わった機能が好きなジャンルの案件で使われているようなことがあればモチベーションに繋がると思うので、せっかくなら知ってもらえるようにどんどん伝えていきたいと思っています。
会社全体での広報活動を引っ張る立場としても、社内広報の取り組みとしても、社員みんなには色々なことに興味を持ってもらいたいですね。仕組みづくりやきっかけづくりは広報チーム主導でやっていきますが、社内の様々なことにみんなをどんどん巻き込んで、お互いにもっと知っていったり、良さを生かしていったりできる施策を考えていきたいです。
あとは今の延長だけでなく、もっと派手に何かやりたいなと考えています。事業に生かしていくサポートができるマーケター同士のコミュニティを作りたいなとか、企業の方々とお客様との繋がりをもっと強固に作っていきたいなとか、構想段階ではありますが色々と模索しているところです。
矢内:会社を知っていただいて魅力を感じてもらう、という点で採用活動と広報活動は切り離せるものではないので、どちらも並行して拡大していきたいですね。知っていただけるチャンスはたくさんあると思っています。
ユニークビジョンの仕組みを使っていただいた案件の中には参加者数がかなり集まった有名なキャンペーンも多く、面接の中で過去の事例をご紹介すると「あれもユニークビジョンだったんだ!」と驚かれることがほとんどです。もちろん事例としてケーススタディは出していますがまだまだ一部ではありますし、拡散力も強くはないので、そこで驚かれないくらい広く知ってもらえるようにしていきたいですね。(笑)
今はまだ知られていないだけで誰かのやりたい仕事ではあると思うので、その誰かの目にお届けし、一緒に働いていけたら嬉しいです。
ユニークビジョンでは、広報チームを中心として社内外に魅力を発信し続けています。ユニークビジョンや広報チームの活動に興味を持たれた方は是非ご応募ください!