こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2014年4月入社「どんちゃん」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!
いろいろな角度からUGを知ってもらいたい
ーー今日はよろしくお願いします!前回のインタビューから4年ぶりの登場ですね。はじめに自己紹介をお願いします。
よろしくお願いします!2014年4月に新卒で入社したどんちゃんです。シェアード社員としてこれまで8社のお客様を担当し、2021年からは人材採用部で中途採用・新卒採用に携わっています。
ーーありがとうございます。採用業務をやることになったのはどんなきっかけがあったのですか?
2020年の終わりに当時の採用メンバーから「採用やってみない?」と誘われたのがきっかけです。僕は人と話すのが得意ではないので、積極的に「採用やってみたい」と思ったことはありませんでした。UGの成長にとって採用はとても重要で、競合がほとんど存在しないシェアード社員サービスとは異なり、競合だらけですし、一緒に組織を作っていくことになる人に想いを伝えられる、そういう難しさのある仕事に携われるのは自分が成長できるチャンスだなと思い、飛び込んでみることにしました!
ーー実際に採用の仕事をしてみて、いかがでしたか?
最初の3年は中途採用をメインに担当しました。僕自身、新卒でUGに入社して転職経験がないので、はじめのうちは過去にお客様先で接した社員の方やUGに中途入社したメンバーに聞いた話をもとに、転職を考えている方の想いや置かれている状況を想像しながら採用面談に臨みました。
自分が経験したことのない景色を見ている人・・・たとえば、数百人規模のプロジェクトマネジャーを経験した方や、大きな部門を統括するような役職経験のある方のお話を聞けるのがおもしろいですね。自分に転職経験がないからこそ、固定観念にとらわれずに応募者の方のお話を聞けているのかもしれません。
難しかったのは会社説明です。普段自分が働いている会社なのに、採用面談という場面で当社をまったく知らない方へ会社のことを伝えるのに苦労しました。1年目は「まず、会社説明をしっかりできるようになろう」と考え、トークを磨いていきました。
最近は応募者の方に見ていただける採用広報のコンテンツが充実してきて助かっています。書籍やマンガ、YouTube、社員インタビュー記事などがあるおかげで、面談だけでは伝えづらかった会社の雰囲気も伝えやすくなったと感じています。
ーーそうなんですね!採用広報担当の私としては、すごくうれしいです!!
たとえば応募者の方から「UGはどんな社風ですか?」と質問があったとき、僕が感じていることだけだと主観的すぎるし、何を答えても手前味噌になってしまう気がしていました。組織の最小単位は「人」で、社員の数だけ感じている社風も違う。会社説明の補足となるコンテンツがあると、僕が感じているUGの社風をお話しつつ、ほかのUGメンバーが出ている動画やインタビュー記事も見せたりして「こんなふうに感じている人もいますよ」といろいろな角度から伝えることができるんですよね。
多様な経験が合わさって組織が強くなっていく
ーーどんちゃんは今年(2024年)から新卒採用も担当していますね。中途採用とはどんな違いがありますか?
選考中の変化です。近年は就職活動が長期化しています。就職活動を始めたばかりで自己分析や企業・業界研究も進んでいない状態の方でも、数ヶ月後にお会いするとまったく印象が変わっています。短期間で企業や業界への理解度が高まって、ご自身の志望度や就職先に求めるものが変化していくので、内定を出すタイミングも難しいと感じています。
ーーなるほど。新卒採用を担当して印象的なできごとはありましたか?
内定を承諾いただいていた学生の方から、入社辞退のご連絡をいただいたことがあります。採用担当者としては大変落ち込みましたが、今後もゆるやかなつながりを持ちたいという考えから、そのときは「直接お話を聞かせてください」とお願いしました。
初めは緊張して申し訳なさそうな様子でした。あらためて人生のビジョンやキャリアを真剣に考え、当社ではなく別の道を選択することにしたということを正直に話してくれました。僕は引き止めたい気持ちもありましたが、話しながら学生がすっきり明るい表情になっていくのを感じて、ポジティブに入社辞退を受け止めることができました。
ーーそんなことがあったんですね。
もしかしたら将来、当社とその学生さんのお勤め先が取引関係になるかもしれない。長い社会人生活を送るなかで、当社を思い出して「やっぱり働いてみたいな」と思ってくれるかもしれない。そういう思いもあり、少しでも当社に興味をもってわざわざお話する機会をつくっていただいた方とのご縁は、新卒・中途問わず大切にしていきたいと思っています。
ーーほかにも、採用担当として大切にしていることはありますか?
新卒・中途どちらもですが、できるだけ対等な関係を意識しています。
就職活動では学生さんは企業側を上に見てしまう傾向があるため、最初の1〜2回目の面談では、丁寧に時にはフランクに話すことを心がけています。お会いする回数が3回、4回・・・と続くと、学生さんのほうも心を開いてオープンに話してくれているな、と感じます。
当社の採用面談は、企業側が応募者の方に対して合否を一方的にジャッジするのではなく、お互いの「ありのまま」を伝えあう相互理解を大切にしています。「ありのまま」と言っても、言葉の解釈は人によって異なりますし、無理に「素を出してよ」とお願いするのではありません。「ビジネスパーソンとしてありたい姿」でお話できたらうれしいですね。
ーー採用担当になって3年。あらためて、今どんなことを感じますか?
UGを選んで入社してくれて、生き生きと働いている姿をみるとうれしいですね。
実は採用をやるまではお客様の方を向きすぎていて、毎月入社してくる新しいメンバーに目を向けられていなかったことに気がつきました。今では社内SNSで新メンバーの受注情報を目にしたり、入社間もないメンバーとオフィスで顔を合わせたとき、「担当するお客様が決まりました。来週から行ってきます!」と報告をもらったりすると、やはりうれしいですね。
ーーそうですよね、うれしいですよね!
僕が以前携わったお客様企業で活躍しているメンバーは、お客様から「会社の状況を理解した上で報告や提案をもらえるし、チャレンジ精神旺盛なので前向きなコミュニケーションがしやすく、いつも助かっています」というお声をいただいたと聞きました。
UGに入社してくるメンバーは多様な経験を持つ人ばかりです。入社後も一人ひとりの多様な経験が合わさることで力強くしなやかな組織になっていくと考えています。そのためには、どんなときもお互いを信頼しあって、チャレンジに対しては称賛を送りあうような組織でありつづけたいと強く思います。
子どもができたことで、日本を良くしていきたい気持ちも芽生えてきました
ーー話は変わりますが・・・どんちゃんはここ一年で大きく変化したことがありますね!
はい、子どもが生まれました!!2023年12月から2ヶ月間、育児休業を取得しました。
ーーおめでとうございます!!育児休業にはスムーズに入ることができましたか?
はい、とてもスムーズでした。例え僕が上手にパスできなくても、人材採用部のメンバーは上手くやってくれる方ばかりで、引き継ぎへの不安はありませんでした。シェアード社員は「人が変わる」「(退職などで)誰かがいなくなる」ことに耐性があるからかもしれませんね。
今年も部内でパパ育休を取得しているメンバーがいますが、誰かが休む分の仕事を引き継ぐことで、自分にはなかった視点でものごとを見る機会になり、学びを得られると感じています。
ーー確かに、UG全体でもパパ育休を取得したメンバーがたくさんいましたね。育休中はどんな様子だったんですか?
最初の1ヶ月は右も左もわからず、戸惑うことばかりでした。ミルクをあげるにも適切な分量や温度がわからないし、首が座っていないからお風呂に入れるのも恐る恐るでした。しばらく経って当時の自分自身の睡眠スコアを振り返ったとき、かなり低かったのを覚えています(苦笑)
2ヶ月目は少し慣れて心に余裕ができ、スキマ時間に読書もできました。育児もしつつ、仕事から離れてリフレッシュすることもできました。
ーー育児休業中にはお子さんと二人だけのお出かけデビューもしたんですよね!
はい。近所の商業施設に出かけたとき、子どもが泣き止まなくて困っていたら、そばにいた外国人の方が翻訳アプリで「お腹が空いてるみたいだよ」と教えてくれました。どうにか泣くのを止めてもらおうと必死でしたが、子どもを連れて外に出る初めての体験で周りの人たちの優しさを感じることができてうれしかったですね。
ーーお子さんがいる生活リズムには慣れましたか?
すっかり子ども中心の生活になり、僕はたまに離乳食をつくったり、お風呂に入れることが多いです。妻はまだ育児休業中のため、子育ても家事も大半をやってもらっています。妻の職場復帰後はまた生活に変化があるかもしれません。
子どもは1歳になったばかりで好奇心が出はじめて、僕も一緒にいろんな遊びを試しています。でも、ツボがよくわからなくて。「いないいないばあ」はちょっとわかるようになってきたけど、「高い高い」をしようとすると怖がる。何をしたら喜んでもらえるのか、試行錯誤するところは仕事と似ています(笑)
ーーお子さんがもっと大きくなったとき、どんなお父さんで居たいですか?
モテたいです(照)
ーーおぉ〜意外!!そしてステキ!!
子どもが行きたいところには、どこへでも一緒に行きたいですね。流行りのスウィーツが食べたいと言ったら行列にも並ぶし、遠方のテーマパークも一日中つきあいます。お金がかからない楽しみ方も提供しつつ、お金に困らない状態でいることも大切にしたい。子どもがしたいことを叶えるために、これからもがんばって働きます!
ーー復帰のときはいかがでしたか?
復帰初日は「数週間かけてゆっくり立ち上がろう」と思っていたところ、朝から「どんちゃん、早速ですが今日面談2件お願いします!」と頼まれました。ちょうど新卒採用も中途採用も繁忙期だったので、ゆっくり始める余裕なんてなかったんですよね。会社説明のセリフがすっかり飛んでしまっていて、かなり焦ったのを覚えています(苦笑)
ーーでは、これからの展望を聞かせてください!
「ずっと働き続けたい」と思える組織づくりをしていきたいです。今の自分や今のUGメンバーが豊かになるのも大事だけど、未来のUGで働く人たちに、「この会社で働いて良かった」と思ってもらうには、何ができるのか。今はまだ”心構え”があるだけの状態ですが、最近はそんなことを考えることが増えました。
子どもができたことで、日本を良くしていきたい気持ちも芽生えてきました。学生時代から続けている和太鼓で伝統芸能の世界に触れていることもあり、「継承していく」「続けていく」ことの大切さを常日頃感じているからかもしれません。
ーーUGへの愛着については私も負けないつもりですが、どんちゃんの考え方、素晴らしいです!
天邪鬼だし恥ずかしいので、「愛着あります」って素直に言えないんですけど(笑)UGメンバーの多くは、未来の話をするとき「ずっとUGにいるかわからないけど」とオープンに言います。自分の将来について会社に忖度することなく話せるカルチャーも大切にしつつ、責任を持って会社の運営に関わっていくことも大切だと感じています。
ーー採用の仕事はこれからも続けますか?
しばらく続けるつもりでいます。でも再来年は何をしているか想像がつかないな、とも思っています。ある日いきなり役割が変わるのも僕自身は大歓迎です。
必要な役割をそのときそのときで担っていけたら社会人としてのスキルが幅広く身につけられるし、社員一人ひとりがそれを実現できたら会社がもっと強くなっていくと考えています。
須田さん(社長)が創業したときに掲げた「コーポレートエンジニア日本一」「コーポレートエンジニアという不人気な職業を輝ける職業にする」という想いに僕自身も今、すごく共感しています。多くの人がやりたがらない仕事をしたらお客様にすごく喜ばれるし、社会人としても成長できる。今は採用の仕事をとおして、コーポレートエンジニアを人気の職業にしていきたいですね。
ーー今日はたくさんのお話ありがとうございました!!