8月21日(水)〜8月26日(金)、8月28日(水)〜8月29日(金)の2日間、計2回でツクルバの事業立案インターンシップを開催しました。
このインターンシップでは、ツクルバのビジョンである『住まいの「もつ」を自由に、「かえる」を何度でも』の実現に繋がる、新規サービスの立案体験を目的として、30名以上の学生の皆さんが参加しました。またサマーインターンシップ全体では、計100名弱の方が参加者が集まりました。
今回のレポートでは、インターンシップの内容や、参加者の皆さんの感想をお届けします!
目次
インターンシップの内容
Day1:暮らしの課題に関する理解と考察
Day1:現役社員とのフィードバックセッション
Day2:課題解決のための方法を考える
Day2:役員陣からの熱いフィードバック
Day2:チームメンバーとの振り返り
参加者の声
インターンシップでの学びを教えてください
インターンシップの内容
ツクルバでは25卒よりサマーインターンシップを実施しています。
26卒では、ツクルバのIT×不動産のアセットを生かして「新規事業・新規サービス」の企画立案からプレゼンテーションまでの流れをグループワークで行っていただく、新規事業立案インターンシップと「ビジョン・ミッション・バリュー(経営理念)」を起点に、就職活動を通じてどのようなことを大事にしていきたいかを知る自己分析ワークショップの2種類のテーマで行いました。
新規事業立案インターンシップでは、「住まいを購入した人が、購入後も幸せに生活し続けられるような事業を立ち上げる」をミッションに、現役社員や役員陣のフィードバックを通じて、事業企画・立案力を磨けるインターンシップになっています。
実在している事業を扱うことで、ビジネスを考えることの難しさや面白さだけに限らず、住まいや暮らしの新しいあり方を生み出している、ツクルバの現場を体感できます。
直近では10月以降に短期のオータムインターンシップを予定しています。
Day1:暮らしの課題に関する理解と考察
参加者は自己紹介を通じてチームメンバーと距離を縮めたあとに、「セルフリーダーシップ」をテーマに2日間の個人・チームの目標を設定していただき、今回のインターンシップで取り組むワークテーマが発表されました。
※ツクルバでは自分の内面からはじまる「セルフリーダーシップ」の考えを大切にしています。自ら目標を設定し、主体的に行動する力が、個人やチームの成長に不可欠であると考えています。
ワークテーマは、
「ツクルバのアセットを活かし、『住まいの「もつ」を自由に、「かえる」を何度でも』の実現を牽引する居住中領域における新規サービスを立案せよ」
今回のインターンシップでは実際の事業立案の際のリアルさをそのままに、社外秘の情報を取り扱いながら、ツクルバのビジョン実現に向けて今後課題とされるフィールドにフォーカスして設計させていただきました。提案を考えるうえで求められる思考の広さや構造整理の難しさを感じ取り、参加者は戸惑いの表情を見せる場面も見受けられました。
Day1:現役社員とのフィードバックセッション
当日は、各チームに専任のメンターがつき、ワークの進行や内容に関するフィードバックを提供します。現状のアイデアに対して、より良いアウトプットを目指すための具体的なアドバイスが行われます。
メンターは、マーケプロダクトチームや企画開発部のマネージャーなど活躍している若手社員を中心に担当します。
※各チームには1名のメンターが担当として配置され、骨子の設計からサポートします。
※ワークの進め方に関するサポートだけでなく、グループワークで求められるポイントやチームとしての取り組み方に関するアドバイスも多く交わされました。
※1日目に行われた中間発表では、執行役員が担当し、より良いアウトプットにつながるためのフィードバックが行われました。
Day2:課題解決のための方法を考える
1日目のグループワークとメンターとのフィードバックを通じて、各チームは取り組むべき課題を明確にします。2日目では多くのチームが具体的な解決策の検討に入っていきます。数多くのアイデアが出る中で、「なぜツクルバが取り組むべきか」や「ツクルバが提供する本質的な価値」に対して深く考える場面が多く見られ、参加者はその点に頭を悩ませていました。
※どんなに素晴らしいアイデアがあっても、そこに強い意思がなければ事業は成立しません。2日目では、特にチームの意思や思いに焦点を当てた議論が多く交わされており、メンバー同士がビジョンの共有と意識の統一を図る姿が印象的でした。
Day2:役員陣からの熱いフィードバック
最終プレゼンでは役員2名が登壇し、参加者という立場に留まらず、Good/Moreをビジネスな視点でしっかりフィードバックをさせていただきます。主に以下の4つの観点からフィードバックをさせていただきました。
- 自分たちの想いがのったサービスか(チームの意志)
- 事業ビジョンを実現できるか
- 課題設定と提供価値が明確か
- 実際のサービス内容を具体的に考え抜けているか
発表は参加学生、役員、そして社員の前で行われ、参加者は緊張感に包まれながらも、2日間の集大成となる成果を披露しました。
※最終発表のフィードバッカーを務める執行役員 ボックス事業部長 野村(左)と執行役員CFO 財務本部長 門真(右)
※最後には優勝チームの発表も行われ、今回の優勝賞品として、CEOとの豪華ディナーが用意されていました。
Day2:チームメンバーとの振り返り
2日目の最終日には、当初に立てた目標の振り返りをKPT(Keep・Problem・Try)のフレームワークで振り返ります。
その後に共に切磋琢磨したチームメンバーとお互いのGoodや感謝を伝えあいます。感謝とともに良いところをしっかり伝えあうことで、お互いの成長を応援しあいます。
「最後のメッセージ交換は間違いなくよかったです。嬉しさを得られるのはもちろん、自分が他者からどう思われているかが分かるという点が自己分析に役立つと感じました!」との声もありました。
参加者の声
- 実際にインターンを通して新規事業立案の難しさや、面白さを感じることが出来たため。また、しっかりフィードバックも頂けたのでとても身になったインターンシップでした。ありがとうございました。
- とても充実したグループワークにすることができたからです。特に、定期的な壁打ちの時間を頂けたことで、チームメンバーだけでは気づけない課題やそもそも知らない情報について、たくさん学ばせて頂くことができました。
- グループワークのメンバーが非常に印象が良く楽しく話し合いを進めることができたから。また、与えられた課題が実際のツクルバさんでも必要とされている問題を解決するような内容であったため、非常に実践的な内容でワークが出来たから。
- 社員さんやチームメンバーの雰囲気が柔らかくとても取り組みやすかったから。2daysの対面開催に参加させてもらえて、他チームの温度感を知りやすかったこと・質問しやすかったこと・発表中の反応を感じやすかったことがよかった。ツクルバのインターンでなければこのような新規事業を考える機会もなかったと思うから。
インターンシップでの学びを教えてください
- 少人数でのワークの難しさと考え方、自分の感じている課題感から遠い部分のお題に対するアプローチ、課題の本質を追求することの大切さ
- 一言で言うと、分かりやすい「リーダー」がいない時に自分はどう立ち回るべきかを非常に考えるきっかけになったインターンシップでした。議論が停滞したときや、選択肢の中でどれか1つを選ばないといけなくなったときに、勇気を持って自分で意思決定する経験をつめたのがとても良かったと思っています。
- 一番は「価値を届けられるターゲットを設定すること」
- ツクルバのアセットとして、届けられるターゲットを設定するという観点と、自分たちが考えやすく、調査しやすい対象でないとアイデアが難しいということを学べました。
- 不動産業界について未知だったが業界の構造や物件購入時の手続きなどを知ることができた。ツクルバの事業についてもみんなで調べたり社員さんに直接質問したりしたことで深く理解できた。他の班についても 途中経過を見たりフィードバックを当事者意識を持って聞いたりすることがとても重要なんだと改めて学ぶことができた。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
事業立案サマーインターンレポート、いかがだったでしょうか?今回のインターンシップに参加した方・しなかった方、これから就活を控える年次の方にも、インターンシップの空気感が少しでも伝われば嬉しく思います。
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