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「学生時代からの夢である『新しい当たり前』を作るために」着実な仕事で信頼を積み重ねる新卒1年目営業担当

ツクルバでは事業成長に伴い、新卒採用を強化しています。そこで、この記事ではツクルバで活躍する若手メンバーを紹介していきます!第7回は、2024年に新卒入社した三枝をご紹介します。

三枝洸稀(みえだこうき)/ Koki Mieda
カウカモ事業部エージェントサービス営業3部育成第2チーム
東京都出身。2024年に成蹊大学経済学部経済経営学科を卒業。
大学時代は塾講師のアルバイトとアイルランドへの留学に注力。
2024年4月よりツクルバへ新卒入社し、カウカモ事業部にてエージェントサービス業務に従事。

塾講師として子ども達と接する中で感じた、「新しい当たり前を届けたい」という想い。

ーはじめに、大学時代に打ち込んだことについて教えてください。

 大学1年生から卒業までの4年間、個別指導塾で講師をしていました。私自身人から言われたことを作業的にこなすことが得意ではなく、自分で考えて最善のアウトプットをしたいと思っていたので、ただテキストを読んで問題を解くだけにならないように工夫していました。本来勉強は自分自身のために行うことだと思うのですが、その塾に通っていた生徒さんの多くは、親御さんや学校の先生から「勉強しないと良い学校に行けないよ」と言われ、受動的な形で勉強に取り組んでいる印象でした。そんな子ども達に勉強の本質的な楽しさを伝えたかったので、勉強に関する豆知識をまとめた資料を配布したり、将来の夢とそれを実現するための道のりを一緒に考えてモチベーションを高めたりするなど、楽しんで勉強に取り組んでもらえるように工夫をしていました。業務時間外に資料や授業の準備をすることもありましたが、準備を通じて私自身が学べることもあるし、生徒さんの勉強時間が楽しくなることを考えると全く苦ではありませんでした。


ーその後、どのような就職活動を経てツクルバに入社したのですか? 

 ツクルバへの入社には、先に述べた塾講師の経験が大きく関係していると考えています。当時の私は、子ども達に「勉強=退屈なもの」という先入観に縛られてほしくないという想いで働いていましたが、次第に「自分自身も気づかないうちに既存の当たり前に囚われているのではないか」と考えるようになりました。この考えが就活への糸口になったと思います。

 就活を始めた当時は「就活=大手企業への入社を目指すこと」だと思っていました。一方、大企業の多くは既存の当たり前を運営しており、新しい当たり前を作る仕事をしたいと思っていた私にはどこか物足りなさを感じたので、新しいことができるチャレンジングな環境を求めてベンチャー企業を中心に就活を進めていました。特に業種や職種は絞っておらず、フィーリングを大事に様々な会社の情報に触れる中で、たまたまツクルバに出会いました。
 ツクルバについて調べた際に心に残った言葉が「場の発明」でした。この言葉には「『場』という概念を柔軟に捉え、人々が幸せに暮らすことができるような『場』を生み出す」という想いが込められています。今のツクルバは現実に存在している「場(不動産)」を取り扱っていますが、オンラインコミュニティなどの現実に存在しない空間も「場」の一つだと捉えており、将来的に社会に提供する「場」の可能性は無限大です。この想いが「既存の当たり前に囚われたくない」という私の想いと合致していました。
 また、旧態依然とした不動産領域を本気で変えようとしている社員の熱量にも驚かされました。不動産領域はステレオタイプが根強いイメージがあったので、就活を始めた当初は全く視野に入れていませんでした。しかし、ツクルバは私のイメージする不動産会社とは全く異なりました。一般的に住宅購入は「一生に一度の買い物」だと考えられがちですが、ツクルバは住まいはライフスタイルやライフステージが変わった時に気軽に変えられるべきだと考えています。日本の住宅購入に対する価値観を本気で変革しようと取り組んでいる社員の姿を見て、ここでなら本当の意味で「新しい当たり前」を作ることができると確信したので、入社することを決意しました。

入社式での写真

”論理”と”感情”で人生に寄り添い、住まい探しの半歩先を行くパートナーへ

ー入社してから現在までの業務の流れを教えてください。

 入社してから1か月間は、ビジネスマナーやドキュメンテーション方法について学んだり、業界や事業理解を深める研修を行ったりと、所属部署に関わらず必要とされる汎用的な学びを得ました。その後、カウカモ事業部エージェントサービス部に正式配属となり、今に至ります。エージェントサービス部では、ツクルバ独自のプラットフォームである「カウカモ」からお申し込みいただいたお客様に対し、住宅探しにおけるオフラインの体験を一貫してサポートしています。7月までの3か月間は現場で動いているエージェントのサポートや接客の同行を行い、7月の最終週からは実際に担当のお客様を持って営業担当として動いています。
 実際にお客様に会ってお話をする中で、「住宅購入はリスクだ」「不動産の営業マンは怖い」など、本来人生を充実させるための手段である住宅購入に対してネガティブな感情を抱いている方が多いことを知りました。不動産は人生における購入機会が少ないので、食べ物や服などの生活必需品と比べるとお客様の数が少ないことが特徴です。その結果、一般的な不動産の営業マンは、看板を持って街行く人に声をかけたりチラシを配ったりと、集客に大きな力を割いています。対して、私達カウカモエージェントは、住まい購入を検討されている多くの方から「カウカモ」を通じてお申し込みをいただいているので、営業担当が街に出る必要がありません。だからこそ一人ひとりのお客様にしっかりと寄り添うことが出来ます。そもそも家を買うべきかどうか、思い描いている理想の人生を歩むためにはどんな住まいに住むべきなのかを一緒に考え、プロの目線からサポートする、いわば住まいのコンサルティングを行っているのです。
 カウカモエージェントは「住まい探しの半歩先を行くパートナー」だと考えています。お客様の御用聞きになるのではなく、自分自身がしっかりと知識を身に付けた上でお客様にとっての最善の道へと先導する必要があります。担当のお客様を持ってから日は浅いですが、いち早くそのようなエージェントになりたいですね。


ー実際に入社して働く中で、成長した点や業務や自分に対する気付きはありますか?

 元々「営業」は、お客様から共感や信頼を得て購入してもらうというような「感情的」な側面が大きいものだと思っていました。しかし実際にやってみると、お客様の課題を的確に捉えて解決策を考える「論理的」な思考が非常に重要であることに気付きました。カウカモエージェントはお客様の「叶えたい暮らし」を実現するために、営業に関する数字を細かく管理し、自らに課せられた目標を達成するために必要なアクションを論理的に導き出しています。お客様を幸せにすることを最大の目的としつつ、そこまでの道のりをしっかりと科学しているので、効率的に取り組むことができています。これらをストイックに、かつ着実に実行している社員の姿がとてもかっこいいんですよね。選考過程では知り得なかった側面なので、入社後に感じた良いギャップでした。


ー実際に働く中で感じたツクルバの魅力を教えてください。

  実際に働いてみて、改めて一緒に頑張りたいと思える素敵な仲間がいて、もっと大きくしたいと思える良い事業を行っていると実感しています。
 ツクルバの社員の方々は、高校の時のサッカー部のメンバーに似ているんです。部員が200人くらい所属している大規模な部活だったのですが、そんな数多くのメンバーに共通していたのが楽しむの基準の高さでした。「楽しむ=気楽な方が良い」と考える人もいると思うのですが、自分が所属していた部活には、目指すべき目標を定めて、そこに向かって皆で試行錯誤しながら練習に励み、その先に真の楽しみがあると考えている人たちが集まっていました。ツクルバの社員も似ていて、「住まいの『もつ』を自由に。『かえる』を何度でも。」という会社のビジョンを実現するために本気で仕事をしており、新しい当たり前を作るという大変な道のりをも楽しんでいる人が多いです。
 部署やチーム、年齢関係なく社員同士の仲がいいことも魅力だと思います。ツクルバは部署間に壁がなく、会社全体が1つのチームとなって仕事をしています。エージェントは複数のチームに分かれているのですが、休みの日にはチームの垣根を超えて旅行したり、自宅を購入したメンバーの家に集まってホームパーティーをしたりしています(笑)。

同期との写真

まずは目の前の仕事にしっかりと向き合い続け、”信用”を超えて”信頼”される人になる。

ー今後のキャリアビジョンを教えてください

 まずは「とにかく信頼される若手になる」ことを目標にしています。自分の中の解釈ですが、「信用」は過去の行動に対しての評価、「信頼」は未来の行動に対する期待であり、「信用」を積み重ねた先に「信頼」があると思っています。「信用」されるためには、まずは手元にある業務から着実にコツコツと行っていく必要があります。それをじっくりと継続的に行っていくことで、徐々に「信頼」されるようになると思います。「信頼」されるようになれば、安心して仕事を任せてもらえるようになり、その仕事を通じてさらなる成長を遂げることができる。この成長サイクルを繰り返すことで「新しい当たり前」の実現を引っ張るような存在になっていけるのだと思います。

年齢なんて関係ない。いい意味で上下関係に囚われず、全力でぶつかってきてほしい!

ーどんな人と一緒に働きたいですか?

 「配慮」はするけど「遠慮」はせず、いい意味で上下関係に囚われない人と一緒に働きたいです。
 私がツクルバの内定者インターン生時代に先輩や上司に意見を言う場面があったのですが、どの先輩方も未熟な私の意見に真摯に向き合ってくれました。ツクルバを知り始めたばかりの私にとってはこれが一番印象的でしたね。
 ツクルバの社員にはスポンジのように360度全方向から吸収する方が多く、私自身もそんな人になりたいと思っています。来年には後輩が20〜30名ほど入社しますが、後輩全員から色んなことを吸収したいです。だからこそ、これから入社する方々も「先輩だから」と遠慮するのではなく、臆せずぶつかってきてほしいです!


ー就活生に向けてアドバイスをお願いします。

 シンプルに「自分が楽しんで働ける場所はどんなところなのか」を起点に考えるのがおすすめです。働くようになったら仕事をしている時間が人生の多くを占めることになります。そう考えると、自分が心から共感できないような事業内容であったり、自分にとってストレスのかかる環境だったりすると、絶対に続かないし楽しくないですよね。もちろん自分のやりたいことだけやればいいわけではありませんが、人生1回きりなので「ここでなら頑張れそうだな」と思うところと一緒に頑張っていくくらいの気持ちで良いんじゃないかなと思います。
 それを見つけるためには、自分がどういった状況で心地よくなれるのか、何をしている瞬間が楽しいのかなど、過去の原体験から考えることがおすすめです。私自身が高校のサッカー部の経験や塾講師アルバイトの経験からツクルバに惹かれていったように、過去の経験を道しるべに現在や未来が構成されていると思います。自分自身の人生を振り返ってちゃんと自分のことを知り、自分が好きな自分でいることができる環境を見つけることが大切だと思います。


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